ハスラーハイブリッドXの特徴

軽クロスオーバーの先駆け的なスズキ「ハスラー」は、個性あふれるデザインと扱いやすいサイズ感で人気の高い車です。 なかでも上級グレードのハイブリッドXは、快適装備や安全性能が充実しており、日常使いにもレジャーにもぴったりな一台。
今回の記事では、ハスラーハイブリッドXの特徴からエクステリア・インテリア、装備や性能について紹介します。 次の車にハスラーハイブリッドXを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ハスラー ハイブリッドX
の概要
軽ワゴンとSUVを融合させたスズキのハスラーは、2014年の初代モデルの登場以降、根強い人気を誇っています。2020年にモデルチェンジが実施され2代目の現行型モデルを販売、2025年末には新しいモデルがデビューすると予想されています。
ハスラーのグレードには「ハイブリッドG」「ハイブリッドX」と、特別仕様車の「タフワイルド」が設定されています。ハイブリッドXは、ハイブリッドGよりも質感の高い内外装や先進の予防安全装備が魅力です。どちらもマイルドハイブリッドシステムを採用しており、燃費性能と軽快な走行性能を両立しています。
また、自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類のタイプが用意されており、駆動方式やターボ・カラー仕様により価格が異なります。(2025年6月時点)
グレード名 | 駆動方式 | 車両本体価格 |
---|---|---|
HYBRID Xターボ | 2WD | 1,750,100円 |
4WD | 1,884,300円 | |
HYBRID Xターボ (2トーンカラー仕様車) |
2WD | 1,799,600円 |
4WD | 1,933,800円 | |
HYBRID X | 2WD | 1,672,000円 |
4WD | 1,806,200円 |
(出典:価格・グレード|SUZUKI)
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エクステリアの特徴

現行のハスラーは、初代モデルのデザインを受け継ぎながら、可愛らしさとアウトドア感を融合させたエクステリアが魅力です。
丸型ヘッドライトやスクエアなボディ、力強いフロントフェイスが印象的で、元気のよさを感じさせるスタイルに仕上がっています。サイドビューは全体的に四角く、より本格的なSUVらしさが強調されています。
フロントピラーは旧型モデルよりも立ち気味に設計されており、後部座席の後ろの小窓もアウトドアツールのような雰囲気を演出しています。ボディサイズは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,680mmで、旧型モデルより少し高くなっています。
ボディカラーは豊富な全11色で、モノトーンと2トーンの2パターンから乗る方の好みに合わせて選べます。タイヤは165/60R15インチのアルミホイールを採用しており、軽自動車としてはやや大きめですが、しっかり足元を引き締めています。
なお、ハイブリッドXの見た目は比較的可愛らしいイメージのため、より無骨でアウトドア感を重視したい方には、タフワイルドのほうが好みに合うかもしれません。
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インテリアの特徴

ハスラーハイブリッドXのインテリアは、アウトドア感のある機能的なデザインと上質さを兼ね備えています。
内装にはボディカラーに合わせたアクセントカラーのパネルがあしらわれており、車内全体に遊び心が感じられる設計となっています。上位グレードであるハイブリッドXには、本革巻きのステアリングホイールやシフトノブが標準装備されており、手に触れる部分の質も高められています。
室内空間の広さもハスラーの魅力の一つです。とくに荷室まわりはアレンジ性が高く、リアシートにはスライド機能と分割可倒式の背もたれが装備されています。シートの背面にあるストラップを引くと前方にスライドし、背もたれを倒せば最大で奥行1,360mmのラゲッジスペースが出現。荷物の量に応じて使い分けられます。
助手席を倒せばフルフラット状態になり、足を伸ばして横になることができるため、車中泊にも対応可能。アウトドアを存分に楽しみたい方や、遠距離を移動中の休憩スペースとしても活用したい方にもおすすめの仕様となっています。
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ハスラー ハイブリッドX
の標準装備

ハスラーハイブリッドXは、運転をサポートする安全機能から、快適かつ実用的に活用できる装備が充実しています。 安全面では、スズキの先進安全技術パッケージ「スズキ セーフティ サポート」を標準装備。 以下の機能が搭載されており、日々の運転をサポートしてくれます。
- ● 衝突被害軽減ブレーキ
- ● 誤発進抑制機能
- ● 車線逸脱警報、ふらつき警報、先行車発進お知らせ機能
- ● 標識認識機能
夜間の走行をサポートするLEDヘッドランプや、ポジションランプも標準装備で、視認性と安心感を確保しています。快適装備としては、フルオートエアコンやシートヒーターが標準装備されており、寒い季節でも暖かく快適に過ごせます。
また、助手席と運転席の間にはフロアコンソールトレーが備え付けられており、ドリンクホルダーや小物の収納に便利です。収納力に優れている点もアウトドアに強いハスラーらしく、助手席下にはシートアンダーボックスを配置。ラゲッジスペース内には、汚れた靴やキャンプ用品などが収納できる床下収納スペースが用意されています。
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ハスラー ハイブリッドX
の性能について
ハスラーは、全車共通のR06D型エンジンとマイルドハイブリッドを搭載しています。
マイルドハイブリッドは、エンジンを補助する形でモーターが作動して発進時や加速時の負担を軽減。さらに、ブレーキ時の減速エネルギーを回収して発電し、再びその電力を活かすシステムです。
このハイブリッドシステムと、燃費性能・パワフルな走りを両立するR06D型エンジンを組み合わせることで、軽自動車トップレベルの燃費性能を実現しています。
ハイブリッドXを含む各グレード(2WD)の燃費性能を以下の表にまとめました。
グレード名 | エンジン種別 | 燃費(WLTCモード) |
---|---|---|
HYBRID X | NA(自然吸気) | 25.0km/L |
HYBRID G | NA(自然吸気) | 25.0km/L |
タフワイルド | NA(自然吸気) | 25.0km/L |
HYBRID Xターボ | ターボ | 22.6km/L |
HYBRID Gターボ | ターボ | 22.6km/L |
タフワイルドターボ | ターボ | 22.6km/L |
(出典:走行・環境性能|SUZUKI)
ハスラーは、ハイブリッドXを含む全グレードで、自然吸気エンジン(NA)とターボエンジンの2種類から選択可能です。 街乗り中心ならNAでも十分ですが、よりパワフルな走りを求めるならターボモデルもおすすめです。
なお、ターボモデルにはパドルシフトとパワーモードが搭載されており、登り坂や高速道路、カーブが連続する山道でも快適な走りが楽しめます。
さらに、最小回転半径4.6mという取り回しのよさもあり、狭い路地や駐車場でも扱いやすいのがポイント。アイポイントが高く設定されているため見晴らしが良く、運転が苦手な方や初心者でも安心して乗れる一台となっています。
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まとめ

ハスラー ハイブリッドXは、デザイン性の高さと使い勝手のよさ、走行性能をバランスよく兼ね備えた軽SUVです。日常使いから休日のアウトドアまで幅広いシーンに対応でき、軽自動車でありながらしっかりとした走りを楽しめます。
とくに上位グレードのハイブリッドXは、上質なエクステリアとインテリア、快適性能の搭載により、軽自動車ながら満足度の高いカーライフを送りたい方にピッタリな仕様となっています。
力強い走りのターボモデルも選択できるため、好みに合わせたお気に入りの一台を見つけることができるでしょう。
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