ランドクルーザーの特徴

運転席・助手席は室内空間が広く設計されていて、足回りと頭上のスペースにはゆとりがあります。頭上空間は拳2〜3個分のゆとりがあります。

シートは厚みがあり、座った時に体がホールドされる感じなので、座り心地も良好。長時間の運転も問題ないでしょう。

カップホルダーや大型のセンターコンソールが装備。運転席と助手席は利便性が考慮されています。

後部座席はシートアレンジが柔軟にできますが、
ホイールベースが大きいため、リアシートのスペースはやや窮屈に。
セカンドシート、サードシートは座面高が低く、太腿とシートが浮く感じの座り心地に。足回りのスペースも狭いため、体育座りのような体勢で座ることも出てきます。

ヘッドクリアランスも運転席ほどの余裕はありません。特にサードシートのヘッドクリアランスはゆとりがなく、成人男性だと、天井に当たる可能性もあるため、人を多く乗せる利用シーンには向いていないでしょう。

なんと言ってもオフロードの走行性能が高いランドクルーザー。コンセプトは「どこへでも行き、生きて帰って来られる」。マルチテイレンセレクトと呼ばれる走行支援システムが搭載されており、走行シーンに応じて切り替えが可能。
どんな道でも走れるため、街乗り・アウトドアどちらも対応できる点は最大の魅力です。

ランドクルーザーは全長4,985mm、全幅1,980mm、全高1,925mmと大型サイズなので、小回りは決して良いとは言えないので、狭い路地や駐車場などでは、煩しさを感じることがあるでしょう。

一方、車高が高いため視界の良いのも特徴に。ランドクルーザー300では、ボンネットに工夫が施されていて、運転席から自動車の先端が見えるため、車体が大きいにもかかわらず、車体の感覚が掴みやすいのが特徴に。ドアミラーとAピラーには隙間があり、視認性も優れています。

ランドクルーザーはラダーフレームと呼ばれるフレームが使われており、アクセルを踏んだときにプルプルする感覚があるとも言われています。
ロールが高く、カーブを曲がる際は車体が浮くような感じがするので、コーナリングの安定感が気になるかもしれません。

ラゲッジは3列目を倒して使用。シートの折り畳みは電動なので、操作は非常に簡単です。
セカンドシートまで折りたためば、9.5インチのゴルフバックを最大で5つまで積むことが可能です。

ラゲッジの容量はかなりありますが、シートを畳むことになるため、大人数で大容量の荷物を乗せる場合には向いていないでしょう。
逆に少ない人数でのドライブ・アクティビティには向いています。

ランドクルーザーでは、Toyota Safety Senseが標準搭載。プリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラートといった運転支援性能は充実。
夜間の運転を支援するアダプティブハイビームシステムやオートマッチックハイビームも搭載されています。

また駐車をサポートするパーキングサポートブレーキやパノラミックビューモニターも装備されているので、駐車がしづらいと言われるランドクルーザーでも安心の機能です。

ランドクルーザーといえば、筋肉隆々を連想させる大型のフロントグリルが特徴。
メタリック塗装の20インチホイールが存在感をより強めています。

サイドミラーやドア、リアのロゴにはメッキが施されていて、高級感も。

LEDシーケンシャルウィンカーがZXでは標準搭載。流れるようなウィンカーが無骨なランドクルーザーをスタイリッシュな印象を感じさせます。

リアもフロントと同様に存在感のあるデザインに。テールランプは大型のものを装備。機能性も考えられたデザインとなります。

ランドクルーザーのインテリアは機能と質感を両立させた仕上がりとなります。

ドアノブや操作スイッチ、ハンドルなどパーツの随所にはメタルパーツやウッド調を使用しており、安っぽさを感じさせない印象に。

フロントは視認性を考慮し、水平基調のシルエットを採用。また様々な走行シーンで使えるように7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイと2眼オプティトロンメーターが採用されています。

タコメーターや操作ボタンはアナログタイプなのはランドクルーザーのこだわりを感じられるでしょう。

ZXグレードの内装色はブラックとベージュを選択することができるので、お好きなカラーを選択できます。

ランドクルーザーの燃費は7.9km/Lと他のSUV車と比べると、燃費は悪いため、燃費重視の人には向いていません。
走行性能を重視していて、燃費は気にしないという人にはランドクルーザーはおすすめです。

機能面を考慮した装備が充実しているランドクルーザー。
ランドクルーザーの十八番とも言える悪路の走行を支援するマルチテイレンセレクトが搭載されているので、いろいろな道の走行をサポートすることができます。

ディスプレイは12.3インチと大型。前に紹介した7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイと2眼オプティトロンメーターと併せて、視認性が高く、運転のしやすさを担保することができています。

収納も充実。運転席のセンターコンソールは深く、カップホルダーの下にも小物を収納することができます。

セカンドシートにはアームレストとカップホルダーも搭載されています。

ZXには、フロントシート・セカンドシートにシートベンチレーションが標準装備なので、シートの快適性も十分です。また、GXを除く全グレードには前後左右独立温度コントロールフルオートエアコンが標準装備となっているので、女性にも優しい空間を作ることができます。

メーカーオプションのサンルーフや後部座席で映像を楽しめるリヤエンターテイメントシステムを付けるとよりランドクルーザーのドライブを楽しむことができるでしょう。