ランドクルーザープラドTX“Lパッケージ”の特徴
トヨタの本格SUVランドクルーザー。フラッグシップの300系ランドクルーザーに対して、少しボディの小さめ(といっても相当大きいですが)ランドクルーザーが150系のランドクルーザープラドです。
プラドの現行モデルは2009年に登場し、マイナーチェンジを幾度も重ねてきましたが、ロングセラーモデルということもあって現在グレードはかなり整理されたものとなっています。
そんなランドクルーザープラドのグレードの中でも、インテリアなどの装備がベースグレードよりも豪華になった、主力グレードともいうべきものが「TX“Lパッケージ”」です。
プラドの中からコスパに優れたグレードを選ぶとなると、このTX“Lパッケージ”がベストともいわれていますが、いったいどのような特徴があるのでしょう。詳しく紹介します。
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ランドクルーザープラド
TX“Lパッケージ”の概要
ランドクルーザープラドのグレード構成はとてもシンプルです。パワーユニットはガソリンエンジンとクリーンディーゼルがありますが、それぞれのパワーユニットごとに「TX」、「TX“Lパッケージ”」の2種類のグレードがあり、さらにクリーンディーゼル車にのみ「TZ-G」という最上級グレードがラインナップされています。
そして、2021年6月に加わったのがランドクルーザーの生誕70周年を記念した特別仕様車「TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”」です。こちらはTX“Lパッケージ”をベースにブラックを基調とした外装と、高級感を高めた内装を加えたものですが、ようするにTX“Lパッケージ”の限定仕様です。つまり大きくは3タイプと考えればいいでしょう。
「TX“Lパッケージ”」はプラドの中ではミドルグレードという位置づけで、ベースグレードの「TX」よりも豪華な内装と装備を持ちながら、最上級グレードの「TZ-G」よりも手ごろな価格設定というコストと装備のバランスのとれたお買い得なグレードと理解すればいいでしょう。
TX“Lパッケージ”の価格は2.7Lガソリンエンジン(5人乗り)の4,169,000円~2.8Lクリーンディーゼル(7人乗り)の4,997,000円までとなっています。さすがにランクルですので立派な価格ですが、最も高額なタイプでもギリギリ500万円を切っているのは嬉しいところでしょう。
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エクステリアの特徴
ランドクルーザープラドは、兄貴分であるランドクルーザー300よりは一回りコンパクトですが、全長4825mm×全幅1885mm×全高1850mmで車重2トンオーバー。堂々としたサイズを誇ります。
見た目もランクルらしいワイルドなものでオフロードテイストも感じさせるたくましさがあります。また、迫力満点のメッキグリルには高級感もあって、都会的な今どきのクロスオーバーSUVとは一味違った、本格派の魅力を醸し出しています。
TX“Lパッケージ”のエクステリアは他のグレードと大きくは変わりませんが、ドアベルトモールディング(2.8Lディーゼルはクローム仕様)やカバー付きサイドステップなどディテールで高級感を演出しています。
オプション(27,500円)ですが、ブラック塗装のルーフレールを装着することも可能で、積載性とオフロード車っぽいイメージをグレードアップすることも可能です。
タイヤサイズは265/65R17でホイールは17インチのシルバーメタリック塗装。こちらはTXグレードと同じです。オプションでTZ-Gと同じ19インチタイヤ&アルミホイールにグレードアップ可能ですが、TXグレードでは選べません。
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インテリアの特徴
インテリアでは、まずシート表皮がファブリックではなく高級感のある本革となっています。こちらは最上級グレードのTZ-G同じです。
さらにステアリングホイールも本革巻きとなり、シートノブとパーキングブレーキレバーも本革巻に。さらにオーナメントパネルも木目調に金属調加飾があしらわれたものになっています。
他にもセンタークラスターサイドニーパッドも本革巻きですし、インサイドドアハンドルにもシルバー加飾が施されます。そしてレジスターの金属加飾やドアスカッフプレートなどのディテールも凝った仕上げに。インテリアの質感はベースモデルのTZと比べると格段にグレードアップしています。
そして、シートはフロントシートが8ウェイのパワーシートになり快適温熱シート+シートベンチレーション機能も搭載。加えて電動ランバーサポート(運転席)やアクティブヘッドレスト(運転席、助手席)まで装備されています。
7人乗りのサードシートはスイッチを押すだけで自動的に格納される電動格納シート(TZは手動式)となっているのも大きな魅力でしょう。
足元照明付きのイルミネーテッドエントリーシステムが装備されているというのもいかにも高級車らしいおもてなしでTX“Lパッケージ”の大きな魅力といえるでしょう。
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TX“Lパッケージ”グレードの標準装備
今や必須の先進安全装備ですが、プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)やレーンディパーチャーアラート(ヨーアシスト機能付)、オートマチックハイビームとレーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)、ロードサインアシストなどがセットになったToyota Safety Sense標準装備となっています。こちらはプラド全グレード共通。
他には走行性能を高めてくれるVSC&TRC(トラクションコントロール)+ヒルスタートアシストコントロール+電動センターデフロックが2.7Lガソリン車に搭載されています。
さらに2.8Lディーゼル車にはVSC+アクティブトラクションコントロール&ダウンヒルアシストコントロール制御&ヒルスタートアシストコントロール+ハイドロブレーキブースター+電動センターデフロックといった、オフロードの走破性を高めてくれるメカニズムを搭載。
カーナビとオーディオですがこちらはオプションとなっていて、TX“Lパッケージ”の場合は9型液晶搭載のディスプレイオーディオ+T-Connectナビキット&プラド・スーパーライブサウンドシステムが446,600円で追加することが可能となっています。
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エンジン性能について
TX“Lパッケージ”に設定されているパワーユニットは2.7Lガソリンエンジンの「2TR-FE」と、2.8Lクリーンディーゼルエンジンの「1GD-FTV」です。
ガソリンエンジンのスペックはパワーが120kW(163PS)で、トルクが246 N・m(25.1 kgf・m)。ディーゼルエンジンはターボ付きでパワーが150kW(204PS)でトルクが500 N・m(51 kgf・m)です。本格オフロード車ということで特にディーゼルエンジンのトルクが強力です。
わずか1,600~2,800回転で、51 kgf・mという5LのNAガソリンエンジン並みのトルクが味わえるのですから、どんな悪路でも走破できそうです。本気でオフロード走行をしてみたいならディーゼルエンジンがおすすめです。
燃費に関してはガソリンエンジンのWLTCモード燃費が8.3㎞/L でディーゼルエンジンのWLTCモード燃費が11.2㎞/Lです。2tを超える車重にパワフルなエンジンを搭載しているので仕方がありませんが、少しでも燃費の良いほうがいいならやはりディーゼルを選ぶべきでしょう。
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まとめ
世界中のオフロードファンから絶大な人気を誇るランドクルーザープラド。現行モデルはロングセラーであり、モデル末期とは言われていますがその魅力は全く衰えていません。
そして、そんなプラドの中でも装備内容が充実しておりなおかつ高級SUVらしさも味わえるグレードとして人気の高いのがミドルグレードのTX“Lパッケージ”です。
高価ではありますが、ギリギリ400万円を切る絶妙な価格設定のTX“Lパッケージ”なら、最上級グレードと同様の本革シートなど高級車らしさも味わえます。なんといっても本格派の高級SUVが、この値段で買えるというのはとても魅力的ではないでしょうか。
ランドクルーザープラドグレードの特徴
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- Q
- ガソリン車は扱っていますか?
- A
- ガソリン、ディーゼル共にお取り扱いをしております。 お客様にお求めいただきやすいリース料を提供するためグレードは限られておりますのでご了承ください。
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- Q
- ディーゼル車のアイドリング音はガソリン車よりうるさいですか?
- A
- 窓を開けているとガソリン車と比べて多少気になるかもしれませんが、実際にご納車をさせていただいたお客様からは特に気にならないというお声をいただいております。
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