ルーミーカスタムGの特徴
トヨタのルーミーは、コンパクトで扱いやすいサイズながら広々とした室内スペースを持ち、価格も手ごろなことから、特にファミリー層から人気を高いトールワゴンです。
ルーミーには標準ボディと、エアロ仕様のカスタムという二つのタイプが設定されていますが、その中でも注目度が高いのがエアロ仕様の「カスタムG」グレードです。そんなルーミー「カスタムG」についてその特徴や、装備の詳細。さらになぜ人気なのかなどについて詳しく解説します。
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ルーミー
カスタムGの概要
トヨタのルーミーは2016年11月に発売されたトヨタドのトールワゴンです。しかし製造しているのはトヨタではなくダイハツで、同社のトールのOEM車です。
かつてはタンクという兄弟車もラインナップされていましたがトヨタの販売店統合に伴ってこの2車は統合。しかし、ルーミーの一部グレードとして、廃止となったタンク顔の仕様が採用され継続販売されています。
ルーミーのボディサイズは全長3,700mm×全幅1,670mm×全高1,735mmと非常にコンパクトです。しかしながら大人5人が余裕をもって過ごせる広々とした室内空間を持ち、さらに低床スライドドアを採用することで小さなお子さんから年配の方まで乗り降りしやすい車作りがなされています。
加えて価格は1,556,500円~2,090,000円と、軽自動車のスーパーハイトワゴンとそん色のない低価格を実現しており、幅広い層、特にファミリードライバーから支持を集めています。
ルーミーは登場からすでに6年近くたちますが、販売は現在も絶好調で、昨年2022年上半期(1~6月)の販売台数ランキングでは見事3位を獲得しています。
そんなルーミーの「カスタムG」は専用のエアロバンパーや大型のメッキグリル、14インチのアルミホイールなどが装着された個性的なスタイリングが特徴です。
そして、優れた実用性と、スタイリッシュなエクステリアを持つ上、価格的にも2WDなら1,914,000円と200万円を切ることからお買い得度も高く、多くのユーザーから人気を集めています。
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エクステリアの特徴
ルーミー「カスタムG」グレードのエクステリアの特徴は、なんといっても大型のメッキグリルでしょう。このフロントグリルに、メッキフロントフードガーニッシュやメッキバックドアガーニッシュをあわせて、標準仕様とは違った押し出しの強いエクステリアを作り出しています。
またフロントバンパーも標準仕様とは違ったエアロ一体のカラードバンパーとなっています。ボリューム感があって、ルーミーを実際のサイズ以上に大きく見せてくれます。
ヘッドライトも標準仕様とは差別化されていて、オートレベリング機能付きのLEDヘッドランプに専用デザインのLEDフロントフォグランプ+LEDイルミネーションランプ。そして専用のLEDリアランプが装備されています。これだLEDランプがエクステリアのアクセントにもなっています。
さらに「カスタムG」の足回りには14インチのアルミホイールが装着されていますが、標準仕様はスチールホイールにホイールキャップが標準となっています。
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インテリアの特徴
インテリアには高級感のある本革インパネセンターシフトに本革巻きステアリングホイールが装着されます。さらにメッキ加飾やシルバー加飾なども施され、センタークラスターパネルはピアノブラック塗装となっています
シート表皮はファブリックでカラーはシックなブラック。見た目に高級感があるだけでなく、このシートには撥水機能付きのファブリックが使用されているので車内を汚しがちなお子さんのいる方にはとてもありがたいはずです。更には多機能デッキボード(防汚シート付)もあり、室内を汚すことなく自転車の積載も可能です。
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ルーミー カスタムGの標準装備
ルーミーは、「カスタムG」を含めて全車後席スライドドアで、助手席側に加えて運転席側にもパワースライドドアが標準装備となっています。このパワースライドドアにはワンタッチオープン機能や予約ロック機能、そして挟み込み防止機能も搭載されているのでお子さんの乗り降りの際にも安心です。
他には「カスタムG」ではメーターがシルバー加飾付きの2眼オプティトロンメーターになるなどティテールも凝っており、TFTカラーのマルチインフォメーションディスプレイも標準装備(エントリーグレードを除き全グレード)されています。
予防安全機能の「スマートアシスト」も全グレードに標準装備です。トヨタ車なのに「トヨタセーフティセンス」ではないのは、ルーミーがダイハツのOEM車だからですね。
「カスタムG」と「カスタムG-T」グレードは、全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)も標準装備となっているという点も標準仕様との大きな違いです。
他には、ピアノブラックパネルが使用されたプッシュ式のオートエアコンも標準仕様との差別化ポイントとなっています。
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エンジン性能について
「カスタムG」の搭載エンジンは1Lの3気筒NAガソリンエンジンのみです。パワーは51kW(59PS)で最大トルクは92N・m(9.4kgf・m)です。車重は1tとさほど重くはありませんが、タントなど軽スーパーハイトワゴンのターボモデルよりわずか5psパワーが上回るだけ。
さすがにこれでは余裕がある走りが味わえるとは言えません。普通に使用する分には問題ないでしょうがフル乗車で長距離ドライブとなると少しストレスを感じるかもしれません。
ただ、「カスタムG」には全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)が標準装備されているので、高速道路を使ったロングドライブならアクセルワークに気を使う必要もなく、おそらく不満も少ないでしょう。
ちなみにトヨタ車ですが、ダイハツのOEMということもあってTHS2などのハイブリッドは設定されていません。「カスタムG」よりも上級グレードとなる「カスタムG-T」にはターボが装着されますがこちらはパワーが72kW(98PS)で最大トルクは140N・m(14.3kgf・m)となっています。
「カスタムG」WLTCモード燃費は18.4㎞/Lです。コンパクトトールワゴンとしては決して悪くない数値です。おそらく比較対象となる軽のスーパーハイトワゴンのターボモデルと、だいたい同じくらいの燃費だと考えるとよいでしょう。
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まとめ
トールワゴン型のコンパクトカーとして圧倒的な人気を誇るトヨタルーミー。マイナーチェンジでタンクが統合され、グレードが整理され選びやすくなったせいでしょうかその人気はますます高まっています。
ルーミーのX、G、G-Tなどの標準グレードも、コンパクトワゴンとしての実用性が高く、コスパに優れておりとても魅力的です。でも、それよりも見た目がいかつく、車体サイズ以上の存在感放つエアロ仕様の「カスタムG」と「カスタムG-T」といったカスタム系グレードはそれ以上に魅力的です。
特に専用デザインのエアロバンパーやLEDランプ、アルミホイールなどとった専用アイテムを備えながら、価格も200万円を切る「カスタムG」は、お買い得度も高く、ルーミーの中でも一番人気のグレードとなっています。
見た目だけでなく、全車速追従機能付きACCや、両側パワースライドドア、撥水機能付きのシート表皮など、ファミリードライバーにはうれしい機能も標準で装備されているなど実用性にも優れています。
もし次期愛車としてルーミーを検討中で、どのグレードにするか迷っているのであればまずはこの「カスタムG」グレードは真っ先に注目してみるべきでしょう。
ルーミーグレードの特徴
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- Q
- タンクは取り扱っていますか?
- A
- タンクはメーカーの生産がなくルーミーと統合されております。
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- Q
- ターボ車とターボ無し車の走りの違いを教えて下さい
- A
- ターボ車の方が加速がよくなるなどパワフルな走りができますが、ターボ無車と比べると若干燃費は落ちます。
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