クロスビーの特徴

コンパクトな印象のクロスビーですが、室内空間は思ったより広く、車体サイズとのギャップがあります。後席は足回りのスペースがあり、運転席とは拳1つ程度のスペースがあります。ヘッドクリアランスもゆとりがあり、車体サイズに似合わず、良い意味で広いので、快適性も十分と言えるでしょう。
リクライニングのスライドは165mmとかなり広いので、かなりゆったりしています。ただし後席のヘッドレストは2名分しかないので、この点はデメリットと言えるでしょう。

乗り心地の良さは申し分ないので、長時間のドライブも快適に過ごすことが可能です。

クロスビーの運転席は視界が良い分、着座位置とハンドルの距離が遠目に設計されているため、運転のしにくさを感じる人もいるかもしれません。

クロスビーは前方の見晴らしがよく、ボンネットの先まで見れるので、運転がしやすい車と言われています。
また小回りも良好。最小回転半径は4.7mと軽自動車レベルの数値なので、駐車や狭い路地の取り回しもしやすくなっています。運転が苦手な人でも乗り回しがしやすくなっています。初めて自動車を買う人にも運転しやすい車と言えます。

足回りは重さを感じるかもしれませんが、高速道路での走行は安定感があります。軽自動車みたいな乗り心地なので、女性でも運転しやすいのではないでしょうか。
アクセルを踏むとスイスイと加速するので、街乗りや高速での走行は問題ありません。

クロスビーはシートアレンジが柔軟なので、荷室の容量を拡大することができます。アウトドアはもちろん、普段遣いにも十分なスペースがあります。後部座席を倒さない状態でもゴルフバックやベビーカーを収納が可能です。HYBRID MZは防汚タイプのラゲッジフロアなのも良いポイントです。
2WD車には81Ｌ、4WD車には37Ｌのラゲッジアンダーボックスがあるので、収納力は十分担保されています。

クロスビーはスズキの安全性能が十分備わっています。衝突予防のためのデュアルカメラブレーキサポートや誤発進抑制機能、車線逸脱警報といった最先端の機能が装備されています。
衝突時の衝撃を抑えるために、軽量衝撃吸収ボディーTECT（テクト）が採用されているので、車体構造もしっかりとしています。

クロスビーは丸みのあるシルエットが印象的。オーバーフェンダーはマットで、2トーンカーラもクロスビーの特徴に。
可愛らしさに加え、オフロードでも対応できるエクステリアデザインに仕上げています。

ヘッドライトは丸いシルエットで、LEDライトが装備。ホイールは16インチのアルミホイールとなります。

室内はブラックで統一されていて、シートにはハニカムパターンの素材を採用。防水性にも優れています。お手入れも非常に楽なので、アウトドアで自動車を使う機会が多い人にオススメです。
またシートにはカラフルなパイピングが施されています。

クルカでリースしているHYBRID MZグレードは燃費が22.0/km/L（JC08モード）となります。燃費とパワーを両立させたK10型ブースタージェットエンジンが搭載されているので、力強い走り心地を実現することができています。ライバル車と比べても、比較的燃費は良好と言えるでしょう。

運転席のハンドルには運転支援機能システムが搭載。簡単の運転モードを切り替えることができます。サイドミラーの下にドアミラーが設置されていて、死角を減らすこともできています。

後部座席には165mmと広範囲のスライド機構が搭載。収納スペースも充実しています。
ただし、ライバル車と比べると装備は充実していないので、装備を気にしない人や最低限の装備があればよいという人におすすめと言えるでしょう。