カーオーディオの選び方とは|新車のカーリースはクルカ
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更新日 2023.12.12(公開日 2023.12.12)

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カーオーディオの選び方とは

カーオーディオの選び方とは

運転中の車内では、おそらく多くの方が心地の良い音楽や好きなラジオなどを楽しんでいると思います。そして、車内で音楽やラジオを楽しむために、欠かせないものといえばもちろんカーオーディオです。

皆さんはマイカーでどのようなカーオーディオを使っているでしょうか、カーオーディオといっても、純正品に市販カーオーディオメーカー製もありますし、音楽ソースもカセットからCDやMD、さらにBluetoothでスマホの音楽を楽しむ方や、ネット配信でしか音楽を聞かないなどという方もいるでしょう。また、カーオーディオを構成するユニットやサイズにも種類があり、その機能やデザインにも様々なものがあります。

そんなカーオーディオについて、そもそもカーオーディオとはどんなものなのか、選ぶ際に気を付けるポイントはあるのか、さらにカーリース車の場合、カーオーディオはどう選べばいいのか交換しても構わないのか、など気になるポイントについて、詳しく解説します。

カーオーディオとは

カーオーディオとは

カーオーディオとは文字通り車用のオーディオ機器のことを指します。車内で音楽を楽しむための音響機器であり、さまざまなオーディオソースを再生することができます。ラジオは基本ですが、そのほかにカセットテープやCDにMD、MP3や配信サイトなどの音楽を楽しむことが可能です。

カセットテープやCDなどはすでに過去のメディアといったイメージもありますがいまだに根強い人気があり、再生可能なカーオーディオ機器も(MDデッキはさすがにもう無いようですが)未だに販売されています。

そして、カーオーディオを構成する基本コンポーネントは以下の3つです。

  • メインユニット(ヘッドユニット)
  • アンプ
  • スピーカー

メインユニットはラジオやさまざまな音楽ソース(CDや楽データ)を再生する装置(プレイヤー)で、アンプはメインユニットからの提供されたオーディソースの信号を、スピーカーが駆動できるレベルまでに増幅する機器(アンプリファイア/amplifier)です。そしてスピーカーはアンプからの信号を人の耳に聞こえるように空気の振動に変換する音の出口です。

この3つがセットになってはじめて音楽ソースの信号が人の耳に聞こえる音楽として楽しめるようになります。一般的なメインユニットにはアンプも内蔵されているので別途アンプを用意しなくても構いませんが、高級オーディオの場合はアンプが別体となったものもあります。またアンプ内蔵のメインユニットの場合も別途ハイパワーなアンプを接続することでよりパワフルで高音質なサウンドが楽しめるようになります。

カーオーディオの種類と特徴

カーオーディオの種類と特徴

カーオーディオ(メインユニット)の種類

一般的にカーオーディオといわれるものは車のオーディオスペースにインストール(設置)された、インターフェースや表示部、CDスロットやUSB端子などが装備されたメインユニットを指します。メインユニットには「プレーヤー」と、モニター一体型の「ディスプレイオーディオ」の2種類のタイプがあり、またオーディオとカーナビが一体となったAV一体型ナビなどもあります。

プレーヤーは主に音楽ソースを再生する機器で、ソース(再生媒体)はラジオやCD、数は少ないですがカセットテープやMD、USB機器やBluetoothなどに対応しています。

モニター一体型はDVDやスマホの動画再生などに対応しているうえ、Apple CarPlayやAndroid Autoなどに対応し、スマホのアプリをディスプレイで操作できるインターフェースが提供され、カーナビアプリや音楽再生アプリなど運転中に役立つアプリなどが利用できます。

純正オーディオと市販オーディオ

カーオーディオには、車を購入した時に標準装備として付いてくる純正のオーディオと、アルパインやケンウッドなどカーオーディオブランドが発売している市販品のカーオーディオがあります。標準装備のカーオーディオなら特に追加費用などが不要です。また、操作性にも優れインテリアとのデザインのマッチングにも優れておりコスパに優れています。

しかし、サウンドセッティングなどの機能性やサウンドクオリティ、パワーなどは、純正よりも市販カーオーディオのほうが高く、また拡張性(アンプやスピーカーなどのカスタマイズ性)も市販カーオーディオのほうが優れています。

そのためカーオーディオとしてのクオリティを追求していくなら市販のカーオーディオのほうが適しており、予算をかけてプロショップなどにインストールを依頼すればカーオーディオとは思えないほどの高音質なHi-Fi(ハイファイ)サウンドを楽しむことも可能です。

そういった高性能なものだけでなく、機能を絞った数千円レベルで購入できるエントリーモデルなども市販されており、カーオーディオが装着されていない車であれば、純正オーディオを選ぶよりも市販のエントリーモデルを別途購入、装着したほうが安く済む場合もあります。

他には純正カーオーディオは車ごとの専用設計となっていることがほとんどで他車に流用したり、市販カ―オーディオに交換したりするのが困難(インパネ部分と一体化していて取り外しができないなど)なケースも少なくありません。

しかし、市販カーオーディオは汎用品のためその車種に合ったマウントキットやケーブルなどを用意すれば幅広い車種に取り付けることが可能です。また車を乗り換えた際もマウントキットやケーブルなどを用意するだけで新しい車に乗せ換えることも難しくありません。

取り付けサイズ

カーオーディオの取り付けスペースはDINという工業規格で統一されています。一般的なのは、1DINサイズと呼ばれる横180mm×高さ50mmというタイプと、大型液晶を搭載したディスプレイオーディオやAV一体型ナビの装着に適した、1DINの2倍、横180mm×高さ100mm呼ばれる2DINサイズです。

近年は液晶モニターを装備したディスプレイオーディオやAV一体型ナビが主流で、1DINサイズで大型ディスプレイをもたないオーディオのみのメインユニットは少数派となっています。また、取り付けサイズは1DINながら、メインユニットからディスプレイが飛び出しているフローティングタイプのディスプレイを持つAV一体型ナビやディスプレイオーディオなどもあります。

市販カーオーディオのほとんどがこのDINのサイズに合わせてメインユニットを設計しているので、規格にあっていれば様々なメインユニットのインストール(装着)が可能となっています。

ただし、一部自動車メーカーでは、自社のオプションオーディオを売るためあえてこのDINサイズよりも大きなスペースをオーディオ用スペースとして設定している場合もあります。その場合は必然的にメーカー純正のオプションオーディオユニットを選ばざるを得ませんが、車種によってはレスオプション(標準装着のオーディオを外すというオプション)が設定されている場合もあり、市販のアダプターを使用することでオーディオメーカー製のカーオーディオをインストールすることが可能です。

人気の高いオーディオメーカー

人気の高いオーディオメーカー

カーオーディオメーカー(ブランド)には、多くの方におなじみのカロッツェリアやケンウッドなどといった様々なメーカーがあります。そういったメーカーがラインナップしている市販モデルは純正品カーオーディオよりもデザイン性が高く、またサウンドセッティング機能も豊富で拡張性なども優れているものなど魅力的な機種が幅広くそろっています。

以前に比べると国産カーオーディオメーカー自体は減って(クラリオンやパナソニックなどは撤退しています。)きていますが、今も根強い人気がありメインユニットやアンプ、スピーカー、ウーハーなど自分好みのオーディオメイクを楽しんでいるという方も少なくありません。現在も人気の高い国産オーディオメーカーとして以下のようなブランドがあります。

パイオニア

老舗のカーAVメーカーです。カロッツェリアサイバーナビ、楽ナビなどAV一体型カーナビがおなじみですが、オーディオメインユニットのラインナップも幅広く、ディスプレイオーディオやシンプルな1DINメインユニットなども用意されています。スピーカーも、カスタムフィットスピーカーからハイエンドスピーカーまで充実したラインナップがそろっています。

ケンウッド(JVCケンウッド)

ホーム用オーディオでもおなじみのAVブランドがケンウッドです。オーディオメインユニットやAV一体型カーナビの他、ポータブルナビやドライブレコーダーなども用意されており、スピーカーやサブウーファーといったシステムアップのためのオプション類も充実しています。

アルパイン

老舗のカーオーディオブランドであり、そのサウンドのクオリティの高さでは定評のあるのがアルパインです。近年は車種専用設計の大画面カーナビBIG-Xシリーズが人気ですが、スピーカーやウーファーなどのアイテムも充実しており、直販サイトでは、デッドニング(制振材や吸音材を車体の施工し振動を抑えオーディオの音質を向上させる)用アイテムなども購入可能です。

デンソーテン

かつては富士通グループで社名も富士通テンでしたが、2017年に社名を変更し、現在はデンソーテンに変わっています。商品のブランドとしてはイクリプスでAV一体型カーナビやディスプレイオーディオなど主力にラインナップを構成しています。シンプルで操作性の良いのが特徴でオーディオメインユニットはディスプレイオーディオのみを用意しています。

カーオーディオ選びのポイント

カーオーディオ選びのポイント

スペースを考える

カーオーディオ選びでまず検討するのは純正オーディオのままでいいのか、市販オーディオを取り付けたいのかということです。純正オーディオで不満がないのであれば特に交換する必要はありません。しかし、自分好みのカーオーディオを取り付けたい場合は、まずは予算も大切ですし、物理的に装着が可能なのかどうか、サイズを検討します。

車のオーディオメインユニットのサイズは前述の通り1DINサイズと2DINサイズという2タイプのサイズがあります。そのため車のオーディオスペースの空きが、どちらなのかでおのずと選べるメインユニットは変わってきます。

スペース的に1DINしか空きがなければ当然1DINのタイプから選びます。1DINのメインユニットは比較的シンプルで低価格なものが多いですが、フローティングタイプのモニターを持つモデルなら1DINスペースに大型液晶モニターを持つディスプレイオーディオやAV一体カーナビなども取り付けることも可能です。

2DINタイプはバリエーションが豊富でダッシュボードにキレイに収まるAV一体型カーナビからディスプレイオーディオ、カラフルなイルミネーション機能を持つ多機能なオーディオメインユニットなども選ぶことができます。もちろん2DINスペースの空きがあるからといって必ずしも2DINモデルを装着しなくてはならないということもありません。空きスペースの半分を使い、2DINスペースに1DINのメインユニットを装着することも可能ですので、2DINの空きがあればその分選択肢が幅広くなります。

どんなソースを楽しみたいのか

次にどのようなオーディオソースが再生したいのかも重要なポイントです。CDやMD、カセットといった昔ながらのメディアを聞きたいという方も中にはいるかもしれませんが、おそらく多くの方が現在は各種デジタルメディアで音楽を楽しんでいるのではないでしょうか。

最近は様々なデジタルメディアに対応したカーオーディオが増えていますし、普段からスマホのサブスクサービスでしか音楽を聞いていないという方もいると思いますが、自分が普段楽しんでいるデジタルメディアにそのオーディオが対応しているかどうかもキチンと見極めましょう。

最近のオーディオメインユニットのほとんどにUSB端子が装備されており、スマホを直接つなぐことができます。またBluetoothにも対応していますのでワイヤレスで音楽を楽しむことも可能です。ただ、注意しなくてはいけないのがBluetoothです。Bluetoothはバージョンがとても多く、機種によっては自分が普段使用しているスマホに対応していないということもあるので必ず対応バージョンをチェックしておきましょう。

まずは、自分の車に取付けられるサイズがどうかを確認し、さらに自分が普段どのようなメディアで音楽を聴きいているのかということも明確にして、自分の車と音楽の楽しみ方にマッチしたカーオーディオを選ぶようにしましょう。

カーリースで好きなオーディオに変更できる?

カーリースで好きなオーディオに変更できる?

ではカーリースの場合、カーオーディオをリース契約者が好きなものに交換することは可能なのでしょうか。カーリースはリース会社から車を借りているという形なので基本として契約満了後は原状回復をしてリース会社に戻さなくてはいけません。そのためいわゆるカスタマイズはNGとなっています。

ではカーオーディオの場合はどうなのか。まず、標準装着のカーオーディオをメーカー純正のオプションやディーラーオプションのユニットに交換することは問題ないでしょう。この場合はカスタマイズといってもメーカー純正品を使ったグレードアップなので、特に問題はありません。

では標準装着のカーオーディオを、リース車が納車された後に、市販品のカーオーディオに交換するのはどうなのか。

納車後にカーオーディオを変えても大丈夫?

納車後にカーオーディオを変えても大丈夫?

前述の通りリース車や契約満了後に原状回復をしてリース会社にその車を返却しなくてはいけません。つまり、原状回復が可能であれば市販のカーオーディオを装着することは可能です。取り外した標準装着のカーオーディオをキチンと保管しておき、リース満了前に、装着した板市販カーオーディオを元々の標準装着に戻して返却すれば大丈夫でしょう。

もちろん市販カーオーディオを装着した際にダッシュボードに加工を施していないことが前提です。車種によってはダッシュボードの加工を施さないと市販カーオーディオを装着できないというものもありますので、そういった車種は素直に標準装着品を使用するか、自動車メーカーが用意しているオプションのカーオーディオへの交換を検討するのが賢明です。 もし、どうしても装着したいカーオーディオがあるのなら、リース車を選ぶ際に、標準カーオーディオのレスオプションが可能なのか、スペース的に取り付けられるのかなどのしっかり調べておくようにしてください。

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この記事の執筆者

坂場 遼

クルカの坂場です。 大学卒業後、新卒でクルカに入社しました。 クルカでは営業としてお客様へ新車の販売、サポートを担当しております。小さい頃から車が好きで、現在でも街中で珍しい車が走っていると目で追いかけてしまいます。 好きだけではなく様々な知識を吸収し、お客様に満足いただけるカーライフをご提供いたします。 クルカのコラムでは、分かりやすさを重視しお客様目線で監修しております。

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