アルファードとステップワゴン、どちらがおすすめ?|新車のカーリースはクルカ
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更新日 2022.08.02(公開日 2022.8.2)

クルマ選び

アルファードとステップワゴン、どちらがおすすめ?

アルファードとステップワゴン、どちらがおすすめ?

ファミリーカーとして定番の車といえばミニバンです。特に背の高いMクラス以上のボックス型ミニバンは、車内スペースが広いうえ3列シートで多人数乗車も可能なこと方から幅広い層からの支持を集めています。

そんなボックス型ミニバンの中でも人気の高いのがトヨタのアルファードとホンダのステップワゴンです。アルファードはLLクラスでステップワゴンはMクラスなので、クラスが違っていますが、この両車を比較して購入を検討されている方もきっといるのではないのでしょうか。

そこで今回はアルファードとステップワゴンを比較して今買うならどちらがおすすめなのかを解説します。

各車種の特徴

アルファード

アルファード
出典:toyota.jp/alphard/

トヨタのアルファードはLLクラスの高級ミニバンです。現行モデルは3代目にあたり、発売は2015年1月ですので、すでに登場から7年が経過しています。

数あるミニバンの中でもその高級感は圧倒的で、堂々とした3ナンバーサイズの迫力のスタイルにゆったりとした室内スペースをもち、さらにゴージャスな内装に充実した装備とパワフルな走りでライバルを圧倒しています。ロングセラーなのにかかわらずその人気は常にトップクラスです。

高額ながら、兄弟車のヴェルファイアと共に常にミニバン人気ランキングの上位に位置しており、国内だけでなく正規販売されていないはずの海外、特にアジア圏では驚くほどの人気を誇っています。

そのスタイルに見合ったパワーユニットは3.5LV型6気筒エンジン、もしくは2.5L直列4気筒エンジン、ハイブリッドモデルを設定。高級ミニバンらしいパワフルな走りも味わえます。

ステップワゴン

ステップワゴン
出典:honda.co.jp/STEPWGN/

ステップワゴンは初代モデルが1996年に発売された、ホンダを代表するMクラスミニバンです。当時は珍しかったFF(前輪駆動)のボックス型ミニバンで、広々とした室内とすっきりとしたクリーンなフォルム、そして手ごろな価格から大ヒットを記録しました。

現行モデルは、モデルチェンジを重ねた6代目モデルで、発売は2022年5月27日。登場したての最新モデルとなっています。特徴は初代モデルを彷彿させるそのシンプルでクリーンなスタイリングです。

ボックス型ミニバンのトレンドはオラオラ顔の押し出し感の強いフロントフェイスですが、あえてそれに逆行した、すっきりとしたラインで構成されたスマートなデザインを採用。ライバルにはないそのシンプルな装いが話題となっており、発売直後から大ヒットとなっています。

パワーユニットはホンダ自慢のハイブリッド「e:HEV」と、1.5Lガソリンターボエンジンを設定。スムーズな走りと、優れた経済性を実現しています。

エクステリアの比較

アルファード

アルファード
出典:toyota.jp/alphard/

アルファードのエクステリアの一番の特徴はなんといってもその迫力のフロントフェイスでしょう。現行モデル登場時はここまで派手ではありませんでしたが、2017年のマイナーチェンジでフロントグリルが拡張し、メッキの面積を拡大、より目立つデザインに進化しています。

いわゆるオラオラ顔の代表ともいえるもので、街中を走っていても圧倒的に目立ち、非常にインパクトのあるデザインになっています。

ボディのシルエットも堂々としたもので、ヘッドライトを起点として後方へと広がっていくショルダー部や、抑揚のあるキャラクターラインによってワイド感を強調。

そして、大きなグラスエリアによって視界の良さを感じさせつつ、のびやかでダイナミックなサイドのデザインによって、高級感を演出しています。

テールランプもデザインは凝っていて、サイドまで回り込んでいるのが特徴です。テールランプを結ぶセンターのメッキパーツも非常に目立ち、後方からでもその存在感は堂々としています。

アルファードは日本の最上級ミニバンとして、ふさわしいデザインといえるでしょう。この他にはない存在感と、迫力が多くのファンに支持され、登場から7年も経過していりますがその人気はいまだ衰えることがありません。

ステップワゴン

エクステリアの比較
出典:honda.co.jp/STEPWGN/

登場したてのステップワゴンは、原点回帰したかのようなクリーンなスタイリングが大きな話題となっています。もともとステップワゴンはそれまでのミニバンのような、ワンボックスカーを装飾したかのような少しやぼったい地味なイメージを一新した新世代のミニバンで、すっきりとした都会的なスタイリングが特徴でした。

しかし、モデルチェンジを重ねて徐々にライバルに対抗するかのような、複雑なラインを持つ豪華なミニバンへと変わっていきました。しかし、そんな派手なデザインが主流となっているミニバン市場に一石を投じるようなすっきりとしたフォルムへとイメージを一新して登場したのが新型ステップワゴンです。

見た目はまさに箱のようなプロポーション。それでいてワンボックスバンのようなやぼったさはありません。先代よりもベルトラインを下げることで、ボディの分厚さを表現しつつ、さりげなく使用された上質なメッキモールが全体を引き締めていてシンプルでありながらクリーンなデザインへと昇華しています。

ベルトラインが上がったためウインドウ面積は小さくなっていますが、サイドに施されたキャラクターラインによって、むしろ全体のバランスはよくなっています。

さらにサイドの面の張りもうまく強調されており、実寸以上にボディが大きく存在感が増しているように感じます。シンプルなデザインですがとても洗練されていて、むしろ個性はライバル以上といえるのではないでしょうか。

サイズ(ボディ、ホイール)の比較

アルファードのボディサイズは全長4,950㎜×全幅1,850㎜×全高1,935㎜(2.5Lガソリン S“C”パッケージ)で、ホイールサイズは16~18インチ。

対するステップワゴンは全長4,830㎜×全幅1,840㎜×全高1,840㎜(2.5Lガソリン S“C”パッケージ)で、ホイールサイズは16~17インチとなっています。

アルファードがLLクラスなのに対してステップワゴンはMクラス。やはりアルファードのほうが一回り大きくなっています。しかし、ステップワゴンも新型となりボディサイズが拡大しており、その差は意外なほど大きくありません。

インテリア、室内空間の比較

インテリア、室内空間の比較
出典:toyota.jp/alphard/

ではインテリアスペースはどうなのか。まずどちらもシートは3列で7人乗りと8人乗りが用意されています。そしてアルファードの室内寸法は室内長3,210㎜×室内幅1,590㎜×室内高1,400㎜です。

それに対してステップワゴンは室内長2,845㎜×室内幅1,545㎜×室内高1,410㎜です。やはりボディサイズが大きな分アルファードに余裕があります。特に室内長では40㎝もの差が。

とはいえステップワゴンもMクラスミニバンとしては、クラス最高レベルの広さを確保しています。それに室内幅や室内高ではアルファードと同等といっていいでしょう。広さで不満を感じることはないはずです。

収納の比較

ラゲッジスペースはどちらが広いでしょうか。メーカーの公式データによると、アルファードはサードシートまで使用時で205L(VDA方式)。そしてサードシートをたたんでセカンドシートを一番後ろまでスライドした状態で1346L(VDA方式)となっています。

一方のステップワゴンはサードシートまで使用時で379L(VDA方式)です。そして、サードシートをたたみセカンドシートを最前までスライドした状態で1395L(ベンチシートは1463L)となっています。サードシートが床下収納のためたたんだ状態でもスペースを圧迫しないためこのような大容量が確保できるのです。

公式データのため、サードシート収納状態では条件が違っていますが、大まかな比較は可能でしょう。アルファードはサードシートが左右跳ね上げ式であり、セカンドシートのサイズにも大きく余裕あるためこのように荷室容量が車格に割にはあまり大きくないように見えます。

とはいえカンドシートを一番後ろまでスライドした状態で1346Lも荷室スペースが確保できるのですから十分大容量です。

ステップワゴンはMクラスとしてはかなり余裕ある容量です。サードシートを使用していても205Lあるのは使い勝手もいいでしょう。その分セカンドシートやサードシートのゆったり感はアルファードに劣りますが、実用性という意味ではバランスが良いかもしれません。

主要性能、装備の比較

出典:honda.co.jp/STEPWGN/

そちらも先進安全装備が標準で装備されています。これは今どきの車として当たり前ですね。高速道路を使った長距離ドライブの快適性と安全性を高めてくれるACC(アダプティブクルーズコントロール。トヨタの名称はレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付))も、どちらとも全グレード標準です。

またスライドドア車には必須の両側パワースライドドアはどちらもワンタッチタイプのものが標準です。さらに電動式リアゲートのパワーバックドアですが、こちらはアルファードがエントリーグレードのXとS以外に標準装備で、ステップワゴンもエントリーグレードのAIRを除いて全グレードに標準装備となっています。

こういった最新ミニバンならではの主要な装備に関してはほぼ同等の内容となっています。とはいえステップワゴンはアルファードよりもクラスは下ですから、そうと考えると非常に装備は充実しているといえるかもしれません。

パワーユニットを比較してみると、アルファードは2.5L直4ガソリンエンジンと、3.5L V6ガソリンエンジン、そして2.5L直4+モーターのハイブリッドの3種を設定しています。

2.5L直4でも182psとパワーは十分ですが、3.5Lという大排気量のV6エンジンはさらに301psとパワフル。高速道路でも圧倒的な加速力が味わえます。

また、ハイブリッドはエンジンが152PSでモーターが前143PS+後68PSの組み合わせ。トルクもエンジンが206N・mで、モーターが前270 N・m、後139 N・mと非常に強力です。どのパワーユニットでもストレスのない走りが味わえるでしょう。

ステップワゴンは1.5Lガソリンターボとハイブリッドの「e:HEV」です。1.5Lガソリンターボは、排気量は小さいですがパワーは150PSでトルクが203 N・m。ターボの加給によってトルクが2LのNAエンジン並みですので十分なパフォーマンスが味わえるでしょう。

ハイブリッドのe:HEVは2Lガソリンエンジンで発電をして、モーターを駆動するというシリーズハイブリッド方式です。駆動力としては基本モーターのみ(高速走行時にのみエンジンによる走行も行う)となりますが、そのパワーは184PSでトルクは315 N・mとかなり強力。

ガソリンエンジンなら2.7Lクラスのパフォーマンスを持っています。それにモーターならではのぶ厚いトルクと優れたレスポンスで鋭い加速を見せてくれるのは間違いありません。

余裕という意味では車格が上のアルファードのほうが一歩上となるでしょうが、ステップワゴンもe:HEVなら十分余裕ある走りが味わえるのではないでしょうか。

燃費の比較

燃費の比較
出典:honda.co.jp/STEPWGN/

パフォーマンスの余裕ではアルファードが上となりますが、燃費に関してはどうでしょうか。アルファードのWLTCモード燃費はハイブリッドが14.8㎞/L(全グレード共通)で、3.5Lガソリンエンジンが10.2㎞/L(Executive Lounge)。そして2.5Lガソリンエンジンが10.6㎞/L(S“C”パッケージ FF)です。

2tを超える車重を考えれば十分優秀ですが、省燃費とはさすがに言えませんね。

それに対してステップワゴンですが、こちらはガソリンターボのWLTCモード燃費が13.7㎞/L(SPADA、FF)、e:HEVのWLTCモード燃費が19.6㎞/L(SPADA FF)です。比べるとアルファードよりもかなり燃費が良い。

ステップワゴンはアルファードに比べると車格的にクラスが下で車重も200kgほど軽いのでこの結果となります。燃費だけでいえば当然のようにステップワゴンのほうが優れています。

価格比較

価格を比べるとどうなるのか。アルファードの価格は3,597,000円~7,752,000円です。まさに高級ミニバン。エントリーグレードでも350万円オーバーはさすがです。

ステップワゴンの価格は2,998,600円~3,846,700円となります。Mクラスミニバンとしてしては決して安くはありませんが、クラスが上のアルファードと比べると、非常にお手頃に感じます。

比べてみるとアルファードのエントリーグレードと、ステップワゴンの最上級グレードの価格差が25万円しかありません。予算ぎりぎりでアルファードのエントリーグレードを購入するよりも、同じ予算でステップワゴンの上級グレードを購入したほうが満足度は高いのではないでしょうか。

しかし、単純にコスパでいえばステップワゴンが優秀とはなりますが、アルファードのあの迫力と存在感、そしてゴージャスなインテリアなどを考えれば、ステップワゴンは必ずしもアルファードの代わりにはなりません。

ステップワゴンは個性的でクリーンなデザインは他にはなく非常に魅力的なMクラスミニバンですが、一方アルファードにはアルファードの豪華さや高級感、迫力や押し出し感はほかにはない魅力です。結局どちらがいいかは、最終的には、予算と好みによる、とした言いようがないかもしれません。

アルファードが向いている人

アルファードが向いている人
出典:toyota.jp/alphard/

アルファードは、押し出し感の強い迫力満点のオラオラ顔が好きな方にとってはこれ以上のものはないでしょう。また高級感満点のインテリアに魅力を感じる方、さらにボディサイズが大きくても運転に問題がない方には素晴らしい一台になってくれるはずです。

とはいえ価格は高額なので、予算的な余裕がなければ購入は簡単ではありません。さらに、燃費に関しても決して低燃費ではない(車格から考えれば優秀ですが)ので、そのことも納得できるならばおすすめできます。

ただし、現行モデルはすでに登場から7年経過しているので、次期モデルの登場も遠くないということは頭に入れておくべきでしょう。

ステップワゴンが向いている人

ステップワゴンが向いている人
出典:honda.co.jp/STEPWGN/

ライバルにとは一味違った、シンプルでクリーンなデザインに魅力を感じる方におすすめしたいのはステップワゴンです。Mクラスでサイズも大きすぎず、それでいて、室内は広くサードシートをたためば広大なラゲッジスペースが得られます。

シートアレンジ機能も多彩で、多人数乗車でもゆったりとくつろげますし、ベビーカーなどの大きな荷物も余裕で積み込めます。それでいて価格も手ごろです。ファミリーカーとしてミニバンに実用性を求めるならアルファードよりもステップワゴンが向いているかもしれません。

またハイブリッドのe:HEVなら燃費にも優れていますし、ランニングコストも間違いなくアルファードより抑えられます。経済性に関して妥協したくないならやはりステップワゴンをおすすめしたいですね。

まとめ

まとめ
出典:toyota.jp/alphard/

アルファードとステップワゴンはどちらも人気のボックス型ミニバンです。ただし、車格的にはLLクラスのアルファードに対して、Mクラスのステップワゴンと、クラス的には2つも違っています。

ステップワゴンがサイズを拡大したため、大きさ的には近いものがありますが、一方は最上級の高級ミニバンであり、もう一方はスマートで都会的な実用性に優れたミニバン。見事なまでにそれぞれが独自性を持っています。

そのため単純にどちらが良いのかというジャッジは難しいですが、いずれにしてもどちらを選んでも、広く、快適で、走りにも余裕があることから、不満を感じることはまずないはずです。 そんなアルファードとステップワゴンですが、クルカでもどちらもカーリース車両としてご用意しています。クルカなら無理のない予算で、憧れのアルファードや最新のステップワゴンのオーナーになることが可能です。カーリースでの利用も是非検討してみてください。

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この記事の執筆者

関 秀紀

クルカ営業部、リーダーの関 秀紀です。大学卒業後に某大手自動車メーカー系のリース会社を経て、クルカに入社。 リースキャリアは前職から合わせて5年。普段は営業職としてお客様に最適な車選びをご提案しています。 前職時代には保険人募集の資格を取得。自動車保険の提案も経験しており、安心・安全なカーライフのサポート。車選びと保険の相談はぜひの関までご連絡ください! 一人ひとりのお客様に良いご提案ができるようがんばります。

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