なぜハイエースの車中泊が人気?|新車のカーリースはクルカ
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更新日 2023.05.26(公開日 2023.5.26)

クルマ選び

なぜハイエースの車中泊が人気?

なぜハイエースの車中泊が人気?

この記事の監修者

飯野 貢司

自動車マーケティング戦略研究員

仕事用として、またキャンプやスポーツなどの足として、またマルチに使えるファミリーカーとして、幅広い層から人気のワンボックスバン。それがトヨタの「ハイエース」です。現行モデルは2004年登場ですから、もうすぐ20周年を迎えるロングセラーなのですが、その人気は衰えるどころか昨今のキャンプブームを受けて、その実力が高く評価され、むしろ人気に拍車がかかっています。

ハイエースはなんといっても荷物もたっぷり積めますし、フレーム付きの頑丈なボディは耐久性抜群。長距離移動だって余裕です。そんな多機能で便利なハイエースですが、はやりの車中泊派にも圧倒的支持を受けています。それはなぜなのでしょうか。ハイエースが車中泊派から人気を集めている理由を解説します。

車中泊が人気の理由

車中泊が人気の理由

車中泊とは簡単にいってしまえば車で寝泊まりするというレジャーです。以前から釣りやウインタースポーツなどを趣味にしている方が宿泊費を節約するために、フィールド近くで車に泊まるということは行われてきましたが、昨今車中泊といえば、車に泊まることそのものを楽しむレジャーを指します。

ここ数年で急激に車中泊を楽しむ方が増えていますが、それにはいくつか理由が考えられます。まず、駐車場やトイレが完備されたRVパークや道の駅、オートキャンプ場などが増えてきたこと。

さらに、それらの施設の設備が充実してきているということも理由の一つです。駐車場やトイレが完備されているのはもちろん、水道や調理施設、電源設備に入浴施設なども完備されたRVパークや道の駅などもあり、気軽に車中泊できまるようになったということで車中泊をやってみたいというかたが増えたのでしょう。

また、なんといっても宿泊代がかからないので、費用をかけずに旅を楽しむことができますし、旅の予定を自由に立てることもできる。ホテルなどに泊まるとチェックインや食事の時間を意識しなくてはいけませんが、車中泊なら自由です。そんなふうに束縛されない旅ができるというのも大きな魅力です。そういったことが広く知れ渡り、車中泊のブームに火がついたということではないでしょうか。

ハイエースが車中泊に向いている理由

ハイエースが車中泊に向いている理由
出典 :toyota.jp/hiacevan

そんな人気の車中泊に適した車として、圧倒的に支持を集めているのが「トヨタハイエース」です。その理由は、ハイエースが車中泊に非常に適しているからです。まずハイエースはいわゆるワンボックスカーです。ワゴンとバン、コミューターの3タイプがありますが、いずれもボディは真四角で、スペース効率を重視した合理的なボディとなっています。

そもそもハイエースは貨物車なので荷物がたくさん積めるように車内がとにかく広く、無駄な空間がありません。つまり、車中泊のためのベッドなどの設備を設置しやすい上その他の荷物もとにかくたっぷり積むことができるということ。特にバングレードは車内もシンプルですし、シートを畳むだけで広大なスペースを手に入れることができます。そこにマットを敷くだけでも十分寝るスペースが作れてしまうのです。

ミニバンなどの場合、一見広そうですが豪華なシートやインテリアがあるためシートを畳んでもデッドスペースが多く、意外に使えるスペースは大きくありません。車内に快適に寝るためのスペースを確保するならハイエースがベストといえるのです。だからハイエースを使った車中泊が注目を集めているのですね。

また、ハイエースはロングセラーかつ非常に人気が高いため市販のカスタムパーツが多いというのも車中泊仕様を作るのに適しています。車中泊でも体が痛くなりにくいベッドキットや、紫外線や冷暖房の効率を高める遮光カーテンや防虫ネットなど、とにかく車中泊仕様を作るための専用パーツが充実しています。そういったことも人気の理由です。

さらに、ハイエースなら普段使いと兼用できるというのも魅力です。居住性なら大型のキャンピングカーのほうが優れていますが、トラックなどをベースとしたキャブコン(トラックの荷台に専用のシェルを架装したキャンピングカー)のほうが優れていますが、車体が大きく普段の買い物や送り迎えには使いにくい。その点ハイエースなら、車体サイズが手ごろ(4ナンバーモデルならアルファードなどよりも小さい)で、仕事や買い物など多目的に使用できます。そんな点も車中泊派に人気の理由なのでしょう。

ハイエースの車中泊のカスタム方法

ハイエースの車中泊のカスタム方法
出典 :toyota.jp/hiacevan

ハイエースは前述のとおり純正や市販のカスタマイズパーツが豊富に用意されています。ハイエースで車中泊する場合、シートを倒してフラットなスペースを確保してマットを敷くだけでも十分ですが、快適さという意味ではさすがに物足りません。そんな場合はカスタマイズパーツを使って自分なりの車中泊スペースを作ってみるといいでしょう。

カスタマイズパーツは非常に多彩で、車中泊でも体が痛くなりにくいベッドキットなども数多く市販されています。シングルベッドやダブルベッド、2段ベッド型などもあります。ネットで“ハイエース ベッドキット“で検索すると、数えきれないほどの種類が見つかるはずです。そういったものを設置してみるといいでしょう。

ベッドキットを導入したら、合わせて日差しや紫外線を遮ってくれる遮光カーテンや、冷暖房の効率を高める車内のパーテーション。窓を開けても虫が入らない防虫ネットやコンパクトな扇風機、電化製品が使えるようにポータブルバッテリーなどを追加するとさらに快適な環境を作ることができます。キャンピングカーレベルまでカスタマイズすると予算もかかりますし、普段使いで不便になってしまうこともあるので注意が必要です。あくまで車中泊用と割り切って適度にカスタマイズを楽しむのがオススメです。

ベースとなるハイエースはもちろんノーマルでも十分ですが、純正カスタマイズカーとしてこのような車両も用意されています。

モデリスタマルチロールトランスポーター

https://www.modellista.co.jp/product/hiace/special/utility/

こちらは、ハイエースの人気スーパーGLや、特別仕様車、ダークプライムIIをベースにした純正コンプリートカーで手がけるのはトヨタの純正アクセサリーやエアロパーツなどでおなじみのMODELLISTA(モデリスタ)。専用の強化フロア構造を持ちさらに、フロアは床上の段差を解消する根太、防音と高さを微調整するレジンフェルト、ベニア板張り、ロンリュームを重ねた多層構造。そのMRTのType2にはオプションでベッドキットが設定されています。

https://toyota.jp/hiacevan/option/complete1/

長さ1,740mm×幅1,430(ワイドボディは1,610)mmで許容荷重はベッド1枚当たり100kgで2枚なら200kg。ベッドから天井までの高さは最大約850mm(ワイドボディは約940mm)です。これなら大人2人が余裕をもって快適に眠れるでしょう。価格は標準ボディ用が 204,285円でワイドボディ用が 207,428円です。

なんといっても純正オプションパーツという点がうれしいポイントです。ベッドの下には収納スペースもあるので、荷物そちらにしまっておくことも可能です。とても機能的なベッドキットなのでおすすめです。

ハイエース MRT Type2の価格は3,910,700円(スーパーGL・標準ボディ・2WD・ガソリン)~416万6600円(DARK PRIME II・ワイドボディ・4WD・ディーゼル)となっています。

車中泊にする際の注意点

車中泊にする際の注意点

車中泊はいつでも好きなタイミングに旅に出かけることができ、時間に縛られることもありません。また、宿泊費もかからないという点も魅力的ですし、車中泊に適した施設も増えているので利便性も高まっています。ただ、いくら自由度が高いからといっても守るべきマナーやルールもあります。

例えば、車中泊の際エンジンを掛けたままにしないというのは最低限のマナーです。夜間にエンジンをかけたままにしておくと騒音や排ガスで周囲の迷惑となります。また、排気ガスが車内に入り込み、一酸化炭素中毒に陥る可能性が高くなるので車中泊の際は絶対にエンジンを切りましょう。

他にも道の駅などでは、大型トラックやバス専用の駐車スペースに駐車するのは厳禁です。必ず決められたスペースに停め、駐車スペース以外に荷物やテーブルなどを広げるのは絶対にやめてください。さらに、ゴミを持ち帰り道の駅やSA/PAには捨てない、駐車スペースで調理をする、大音量で音楽を流すなどもNGです。

夏の暑さや冬の寒さへの対策も必須です。エンジンがかかっていればエアコンを使うことができますが、前述のとおりそれはマナー違反でNGです。防虫ネットを使い、車載扇風機を使う、宿泊は涼しいエリアで行うなど気を付けましょう。

逆に冬は想像以上に車内の温度が下がります。厚着をしたり、ポータブルバッテリーで使える電気毛布を用意する。キャンプ用の寝袋を使うなどの対策を行いましょう。

防犯対策も必須です。車中泊の際には施錠を必ず行なってください。車内に人がいても盗難の可能性があります。また、小さなお子さんや女性が一緒に車中泊することもあるでしょう。不審者に気を付けなくてはいけません。できれば人の目が届く場所に車を停め、周囲にどのような人がいるのかも確認しておく、そして施錠は必須です。

最後にハイエースをはじめ、車を車中泊仕様にする場合、その車がリース車なら注意が必要です。例えばクルカのカーリースの場合ですが、リース車の返却時には原状回復が必要です。車内に穴あけなどの加工が必要なベッドキットを設置してしまうと、改造扱いになり実費での原状回復が必要となります。さらに、原状回復が困難な場合は違約金が発生する可能性もあります。リース車でも車中泊はもちろん楽しめますが、余計な負担が増えないよう改造不要なベッドキットを使うようにして下さい。

まとめ

まとめ

車中泊派に圧倒的な人気を誇るハイエースは、豊富なベッドキットやさまざまな車中泊アイテムを活用することで、自分好みの車中泊用仕様に簡単にカスタマイズ可能です。もしこれから車中泊を楽しみたいという方は、ベース車両として選ぶべきはやはりハイエースでしょう。

ハイエースは人気車両で価格も安くはありませんが、カーリースなら手軽に乗ることが可能です。例えばクルカでもリース車両してハイエースを取り扱っています。

とにかく手軽に、ハイエースでの車中泊を楽しんでみたいという方は、是非クルカのカーリースの利用を検討してみて下さい。

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この記事の監修者

飯野 貢司

自動車マーケティング戦略研究員

中古車販売業に、7年携わる。その後、株式会社ガリバーインターナショナル(現:株式会社IDOM)に入社。店長勤務を経て、本社新車事業・法人営業・採用・車両仕入など様々な分野に携わり合計19年間勤務。現在、株式会社ジョイカルジャパンにて、新車業販・直営店業務・オークション売買など、主にクルマのリセールバリューに関わる部分に配属。2024年より沖縄レンタカー事業の兼務を始めた。

軽自動車から、コンパクトカー・ミニバン・SUVに至るまで、最新の『納期』『値引き』情報を基にグレード間の装備差などに注目して、購入しても3年後や5年後に損をしないオススメの購入方法や、車種・グレード・装備といったものを徹底紹介します!lab研究員として、長年の経験から自動車に関する知識やアドバイスも行います。

この記事の執筆者

小嶋 啓意

小嶋 啓意

クルカ事業部 統括マネージャー

「新卒から自動車業界一筋15年のキャリアがあります! 大学卒業後、某大手国内ディーラーの営業職を経て、クルカに入社しました。 自動車業界のキャリアの長さは社内屈指。「車といえば、小嶋さん」と社内で言われるレベルの車好き。車は三度の飯より大好きです! ディーラーや現職の営業経験を生かした車選びのご提案が得意です。長年の経験から、お客様にとって最適な1台をご用意いたします。 営業時代は商品のスペックを理解し、お客様に提案することをモットーにしましたので、自動車のスペックに精通しています。 弊社Youtubeチャンネルでは、車選びの知識やクルカで取り扱っている車種の解説もしています。 ぜひ車選びの参考にしてみてください! →YouTubeクルカ公式チャンネル

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