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- クラウンに乗りたい!車両価格と維持費はどのくらい必要?
トヨタのクラウンといえば、セダン車の最上級クラスに君臨し続ける自動車といっても過言ではありません。1955年に発売されて60年、誰もが憧れるセダン車としての地位を確立しているのです。しかし、最上級クラスのセダン車というだけあって、車両価格や維持費も破格で購入できない人が大半です。
今回は、クラウンの車両価格や維持費から見る快適な乗り方について徹底解説していきます。
クラウンの車両価格
クラウンといえばフロントグリルに付いている王冠のマークです。クラウンの名前の由来でもあるCrown(王冠)は、初代クラウンから現行14代目まで形を変えることなく受け継がれています。今回、15代目となるS22型クラウンは、2018年にフルモデルチェンジされました。デザインや環境性能、走行性能など、細部にわたり性能が一新されています。
セダン車の需要が減少する中で、安定した販売台数を保っているクラウンですが、気になるのは新車の車両価格です。それでは、クラウンの車両価格をグレード別に見ていきます。
2WD(税込) | 4WD(税込) | ||
---|---|---|---|
3.5L HYBRID G-Executive | 7,393,000円 | 2.5L HYBRID G-Executive Four | 6,513,000円 |
3.5L HYBRID RS Advance | 7,107,000円 | 2.5L HYBRID RS Advance Four | 6,199,000円 |
2.5L HYBRID RS Advance | 5,979,000円 | 2.5L HYBRID G Four | 6,099,000円 |
2.5L HYBRID G | 5,879,000円 | 2.5L HYBRID RS Four | 5,539,000円 |
2.5L HYBRID S | 5,202,000円 | 2.5L HYBRID S Four | 5,422,000円 |
2.5L HYBRID RS-B | 4,953,000円 | 2.5L HYBRID RS-B Four | 5,173,000円 |
2.5L HYBRID B | 4,899,000円 | 2.5L HYBRID B Four | 5,119,000円 |
2.0L RS Advance(ガソリン) | 5,759,000円 | – | – |
2.0L RS(ガソリン) | 5,099,000円 | – | – |
新車で購入した場合のローンの目安
車両価格を見ても、最高級グレードになると約740万円とその価格も破格です。グレードには「RS」「G」「S」「B」の4グレードありますが、流通台数から見る人気のグレードは下記の通りになります。
順位 | グレード |
---|---|
1位 | 2.5L HYBRID RS Advance |
2位 | 2.5L HYBRID S |
3位 | 2.5L HYBRID RS-B |
4位 | 3.5L HYBRID G-Executive |
5位 | 3.5L HYBRID RS Advance |
価格は割高でもトヨタの売りでもあるハイブリッド車の人気はクラウンでも絶大です。1位の2.5L HYBRID RS Advanceの車両価格も5,979,000円と決して安いとはいえません。全額を現金一括で支払う人は皆無に等しく、カーローンを利用して購入すれば毎月の返済が待っているのです。
それでは、400万円を金利3%のカーローンを利用して購入した場合、毎月の返済額がどのくらいになるのか返済年数を変えて計算していきます。
- 3年ローンの場合:116,325円
- 5年ローンの場合:71,875円
- 6年ローンの場合:60,775円
ディーラー系ローンや銀行系カーローンは特別金利などのキャンペーンもありますが、低金利になると審査基準もハードルが高くなります。
その他必要な維持費
日本を代表する最高級セダン車であるクラウンを支持しているユーザーの年齢層は高くなっています。その理由として挙げられることはいくつかありますが、やはり車両価格の高さです。確かに、500万円以上する自動車を若い世代が簡単に購入できるものでありません。また、自動車は購入後にもさまざまな維持費が必要です。維持費の金額によっては、家計を揺るがす可能性もでてきます。
家計を圧迫しないためには、自動車を購入した後の維持費について知っておくことが重要です。それでは、自動車にかかる維持費にはどのようなものがあるのか見ていきます。
- 自動車税
- 24ヶ月点検費用 *重量税、自賠責保険、検査印紙代含む
- 任意保険料
- 定期点検保守料
- 駐車場代
- ガソリン代
- メンテナンス料
月間と年間の維持費の目安
維持費の内訳がわかっても、いつどのタイミングで必要なのか知っておかなければ、予算を立てることができません。維持費には、毎月必要なものもあれば1年に1度や数年に1度支払うものに分かれます。特に新車購入後3年目には初回車検があるため、1〜2年目に比べると費用は数倍かかることも予想されるので注意が必要です。
「去年に比べて今年は維持費を払うのが大変でカーローンの支払いができない」というような事態を招かないためにも、月間と年間の維持費の目安について確認していきましょう。
毎月かかる維持費の内訳
毎月かかる維持費は下記の通りです。
- ガソリン代
- 駐車場代
- 任意保険料(月払いの場合)
駐車場代や任意保険料は固定額なので、予算は立てやすいです。しかし、ガソリン代は走行距離や車のメンテナンスの仕方などでも費用に違いが大きく表れます。クラウン2.5L HYBRID RS Advanceの実燃費は平均で16.0km/L程度です。
実燃費から計算すると、1ヶ月に1.500km走行する人の場合、1Lあたり145円のハイオクを給油すると約13,000円のガソリン代がかかることになります。
年度でかかる維持費の内訳
年度毎のタイミングで必要な維持費は、下記の通りです。
- 自動車税(1年ごと)
- 24ヶ月定期点検(車検)
- 任意保険料(年払いの場合)
クラウン2.5L HYBRID RS Advanceの自動車税は43,500円で、減税対象車なので安くなっています。車検の際には、整備費用とは別に重量税や自賠責保険といった諸費用必要です。また、車検以外にも定期的なメンテナンスをすることで良好な状態に保たれます。
月間の維持費も含め年額に計算するど、車検のない年は20万円〜車検のある年では30万円〜程がかかるので自動車を維持するための予算として計上しておきましょう。
まとめ
今回は、クラウンの車両価格と維持費から快適な乗り方について解説してきました。セダン車の人気が衰退する中、60年という長い歴史の中で常に人気車として君臨してきたクラウン。
現行車は、高級感を保ちつつハイブリッドを搭載、また細部まで最近の技術を取り入れたセダン車として幅広い年齢層からの熱い支持を得ています。
この記事の執筆者
小嶋 啓意
クルカ事業部 統括マネージャーを務める小嶋です。新卒から自動車業界一筋15年のキャリアがあります! 大学卒業後、某大手国内ディーラーの営業職を経て、クルカに入社しました。 自動車業界のキャリアの長さは社内屈指。「車といえば、小嶋さん」と社内で言われるレベルの車好き。車は三度の飯より大好きです! ディーラーや現職の営業経験を生かした車選びのご提案が得意です。長年の経験から、お客様にとって最適な1台をご用意いたします。 営業時代は商品のスペックを理解し、お客様に提案することをモットーにしましたので、自動車のスペックに精通しています。 弊社Youtubeチャンネルでは、車選びの知識やクルカで取り扱っている車種の解説もしています。 ぜひ車選びの参考にしてみてください! →YouTubeクルカ公式チャンネル
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