徹底比較!ヴォクシーvsヴェルファイア|新車のカーリースはクルカ
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更新日 2024.08.08(公開日 2022.2.28)

クルマ選び

徹底比較!ヴォクシーvsヴェルファイア

徹底比較!ヴォクシーvsヴェルファイア

この記事の監修者

飯野 貢司

自動車マーケティング戦略研究員

コンパクトサイズからLクラスまでトヨタには魅力的なミニバンが多数そろっています。その中でも特にスタイリングの評価が高いのがMクラスのヴォクシーとヴェルファイアです。

両車はクールなデザインが特徴のハイト系ミニバンという点で共通する部分があるため、購入の際にはどちらにしようかと検討される方も多いといいます。

しかし、一見似ているようでもクラスが違うため両車には明確な違いあります。それを理解していないと、購入した後に「あっちのほうがよかったかも…」などということにもなりかねません。
実際に数字で比較するとどう違っているのか、ヴォクシーとヴェルファイアについて、そのサイズや価格、機能や装備、広さなどにつて徹底比較してみましょう。

ヴォクシーはこんな車

ヴォクシーはこんな車
出典:https://toyota.jp/voxy/

現行型のヴォクシーは2022年1月に発売となったMクラスのハイト系ミニバンです。クールなでデザインが特徴で、兄弟車にはノアがあります。3ナンバーサイズですが、大きすぎず手ごろなサイズで広々とした室内には7人~8人の乗車が可能です。

シャープなフロントマスクに、大きな開口部を持つワイルドなバンパーグリルなどが個性的で迫力満点。また、助手席側後席ドア下に自動格納型のユニバーサルステップを設定し、セカンドシートは従来よりもロングスライドが可能になるなど、デザインに優れているだけでなく、機能性や快適性も優れています。

ヴェルファイアはこんな車

ヴェルファイアはこんな車
出典:https://toyota.jp/vellfire/

ヴェルファイアはトヨタのLクラスハイト系ミニバンで、アルファードの兄弟車です。塊感を感じさせる力強くダイナミックなデザインが大きな特徴で現行モデルは2015年に発売となった2代目。そろそろモデルチェンジ間近ともいわれています。

ボディサイズはMクラスのヴォクシーより一回り大きく、その分室内スペースも広いうえ、また高級感もあります。

乗車定員は7人~8人とヴォクシーと同じですが、シートひとつ一つのボリュームはヴェルファイアのほうがやはり余裕があります。先進安全装備なども充実していますが、スペック的には最新モデルであるヴォクシーに劣っている部分もあります。

グレードのラインナップは現在「GOLDEN EYES II」の2WDと4WDと「HYBRID GOLDEN EYES II」のみとなっています。

外装の違い

ヴォクシーの外装
出典:https://toyota.jp/voxy/

新型ヴォクシーはボディサイドを従来型より立たせるなどより箱感を強めたデザインとなっています。そのためサイズ的には先代モデルとあまり変わっていませんが、ボリューム感がアップしより存在感が増しています。

フロントフェイスも特徴的です。フロントグリルと一体化した薄型のライトが目を引きますが、これはヘッドライトではなくLEDデイタイムランニングライト。バンパー上部にビルトインされているのがヘッドランプでこのコンビネーションは非常にインパクトがあってとても個性的です。

さらに、クロームで縁取られた大きな開口面積を持つバンパーも迫力満点。LEDのアクセサリーランプなどの演出もとてもクールでクラスを超えた存在感を感じさせます。ワイルドさでは、クラス上のヴェルファイア以上と言っていいでしょう。

ヴェルファイアの外装
出典:https://toyota.jp/vellfire/

対して、ヴェルファイアは金属を削りだしたような存在感満点のフロントグリルが大きな特徴です。これに鋭い二段型のヘッドランプを組み合わせ、周囲を威圧するような迫力を演出しています。

箱型が基本なのはヴォクシーと変わりませんが、ボディサイドにキャラクターラインなどを加えるなど単なる箱ではない、スタイリッシュなフォルムとなっているのも特徴と言えるでしょう。

現行モデルは本来特別仕様車である「GOLDEN EYES II」のみですが、こちらはフロントグリルやバックドアガーニッシュ、さらにLEDフォグランプモールやリアランプガーニッシュが漆黒めっき加飾となっており高級感はより向上しています。

ゴージャスさという意味ではやはりクラス上のヴェルファイアはヴォクシー以上と言っていいでしょう。

インテリアの違い

ヴォクシーのインテリア
出典:https://toyota.jp/voxy/

ヴォクシーのインテリアはスリムなフロントピラーの採用に加え、ルーフ周りにアシストグリップやエアコン吹き出し口など機能的に配列することで解放感の高い、優れた視界を実現しているのが大きな特徴です。

また、水平基調で低くワイドに構えたインパネは、金属調フレームにソフト素材を巻き付け、高級感を高めながらも独創的なスタイルも獲得しています。しかし、比較的派手さは抑えられており、落ち着いたシックな印象にまとめられています。

ヴェルファイアのインテリア
出典:https://toyota.jp/vellfire/

ヴェルファイアのインテリアはまさに高級サルーンといった面持ちです。メタルウッドの本革巻き4本スポークステアリングホイールをはじめ、ルーフおよびピラーにブラックを採用し、高級感ある室内空間を演出しています。

また、サンバーストゴールドの木目調パネルやゴールドスパッタリング加飾なども随所に配され、さりげない華やかさを演出するなど細部まで上質そのもの。

さらに、パーフォレーション加工を施したウルトラスエードと合成皮革を組み合わせた専用シート表皮などによって高級感を存分に演出しています。このゴージャスさはさすがにヴォクシーでは味わえません。

燃費の違い

ヴォクシーとヴェルファイアはクラスが違い、車体の大きさやエンジンの排気量などが違いますが燃費はどれくらいの差があるのでしょうか。カタログの諸元表で比べてみました。

ヴォクシーハイブリッドWLTCモード燃費23.0㎞/L
ヴォクシーガソリンエンジンWLTCモード燃費15.0㎞/L
ヴェルファイアハイブリッドWLTCモード燃費14.8㎞/L
ヴェルファイアガソリンWLTCモード燃費10.6㎞/L

ハイブリッドでリッター当たり約8㎞。ガソリンエンジンでリッター当たり約4.5㎞もヴォクシーの燃費が良いという結果になりました。

そもそも車格が違う上に、ヴォクシーのほうは最新スペックの新型モデルということでこの差は仕方ないかもしれません。とはいえ単純に燃費を重視するなら選ぶべきはヴォクシーということになるでしょうか。

価格の違い

ヴォクシーの価格は最も安いガソリンエンジンのS-Gグレード FFモデルの309万円から、最も高いハイブリッドのS-ZグレードE-Fourの396万円までとなっています。先代ヴォクシーは200万円台のグレードがありましたが、新型は全て300万円オーバーです。

一方のヴェルファイアですが、こちらはグレードが整理されており現在はGOLDEN EYESIIのみの設定で、最も安いガソリンエンジン2WDモデルの価格は424万円。そして最も高いハイブリッドの4WDモデルが508万8,400円です。

ヴォクシーの価格は新型でアップしていますが、ヴェルファイアと比べるとそれでも100万円も安いという結果になりました。MクラスとLクラスで車格が違うので当然ですが、その差は歴然ですね。

サイズの違い

では車体サイズと室内サイズにどれくらい違いがあるのか。比べてみましょう。

パワーユニットを比べてみましょう。双方ともガソリンエンジンとハイブリッドが設定されていますがスペックは以下になります。

ヴォクシーS-Z車体寸法全長4,695㎜×全幅1,730㎜×全高1,895㎜
ヴェルファイアGOLDEN EYESII車体寸法全長4,935㎜×全幅1,850㎜×全高1,950㎜
ヴォクシーS-Z室内寸法室内長2,805㎜×室内幅1,470㎜×室内高1,405㎜
ヴェルファイアGOLDEN EYESII室内寸法室内長3,210㎜×室内幅1,590㎜×室内高1,400㎜

全長で24cm、全幅で12cmもヴォクシーよりもヴェルファイアの方が大きいということになりました。ホールサイズはどちらも16~17インチで同じですがヴォクシーが6Jなのに対してヴェルファイアは6.5Jなので0.5インチほど幅広です。最小回転半径はヴェルファイアが5.6mなのに対して、ヴォクシーは5.5mとなっています。

最小回転半径はわずか10cmの違いですが、車体サイズにこれだけ差があると運転感覚も違うでしょうし、ヴェルファイアの場合は狭い駐車場などでは取り回し苦労することもあるかもしれません。

そして、室内スペースに関してもやはりヴェルファイアのほうが圧倒的に広いことが分かります。とはいえヴォクシーもこのクラスとしては十分以上というか、かなり余裕ある広さを備えています。

セカンドシートのスライド量は、ヴェルファイアが余裕の830㎜なのに対して、ヴォクシーもクラストップレベルの745㎜です。差はありますがどちらも十分以上の余裕です。大柄な人が足を延ばしてゆったり快適に座ることが可能です。

スペックの違い

パワーユニットを比べてみましょう。双方ともガソリンエンジンとハイブリッドが設定されていますがスペックは以下になります。

ガソリンエンジン

ヴォクシーのガソリンエンジンは2Lの直列4気筒で、ヴェルファイアは2.5Lの直列4気筒と排気量が大きいためガソリンエンジンでは12PSほどヴェルファイアの方がパワフル。しかし思いのほか差はありません。

ヴォクシー 2Lガソリン最高出力125kW(170PS)/6,600rpm
最大トルク202N・m(20.6kgf・m)/4,900 rpm
ヴェルファイア 2.5Lガソリン最高出力134kW(182PS)/6,000rpm
最大トルク235N・m(24.0kgf・m)/4100 rpm

ハイブリッド

ヴォクシー 2Lガソリン最高出力125kW(170PS)/6,600rpm
最大トルク202N・m(20.6kgf・m)/4,900 rpm
ヴェルファイア 2.5Lガソリン最高出力134kW(182PS)/6,000rpm
最大トルク235N・m(24.0kgf・m)/4100 rpm

ハイブリッドはヴォクシーが1.8Lガソリンエンジン+モーターなのに対して、ヴェルファイアは2.5Lガソリンエンジン+モーター。比べるとエンジンパワーで52PS、モーターパワー(前後合計)で80PSもヴェルファイアのほうがパワフルです。こちらのパフォーマンスはガソリンエンジン以上にはヴェルファイアのほうに余裕があります。

ただし車体総重量は、ヴォクシーが約2tなのに対してヴェルファイアは2.5t。そのため、スペックほどには走りに差はないでしょうが高速道路などで、余裕のある走りが味わいたいなら、どちらもヴェルファイアのほうが魅力的ですね。

ヴォクシーとヴェルファイアどちらがいい?

ヴォクシーの利点
出典:https://toyota.jp/voxy/

ヴォクシーはスタイリッシュかつ適度なサイズのMクラスミニバンであり、燃費もよくコスパに優れた車といえるでしょう。ヴェルファイアにも負けないクラストップの後席の広さや、乗降性などにも優れています。

さらに、歩行者や自転車、駐車車両に近づきすぎないようにステアリング・ブレーキ操作をサポートする最新の「プロアクティブドライビングアシスト」を搭載しています。これはトヨタ車としては新型ヴォクシーとノアが初採用というものです。

加えて、走行中に運転者の異常を感知して渋滞時運転支援を行ってくれる「アドバンストドライブ」や、スマートフォンアプリの操作で、遠隔で駐車や出庫が可能となる「アドバンストパーク」。さらに、バックドア開閉時、任意の角度で保持できる「フリーストップバックドア」なども装備するなど、最新のスペックが満載となっています。

また、全車に車内Wi-Fi対応のディスプレイオーディオを装備しているという点も魅力的でしょう。とにかく機能性や経済性に優れた居住性や使い勝手も一級品のミニバンが欲しいという方にとっては最新のヴォクシーはまさにぴったりの一台といえるのではないでしょうか。

ヴェルファイアの利点
出典:https://toyota.jp/vellfire/

それに対して、ヴェルファイアはモデル末期です。今手に入れるべきかどうかは検討の必要があるでしょう。しかし、クールで上質なデザインと豪華でゆったりとしたインテリアの快適さではヴォクシー以上のものがあります。

それに、車体が大きい分乗り心地も良いですし、ミニバンに高級感を求めるならヴェルファイア外せない一台といえるかもしれません。

まとめ

ヴォクシーとヴェルファイアを比較してみましたが、いかがでしたでしょうか。しっかりと数字で比べてみると両車は車格もパワーユニットも価格も違っており、同列で比べるのはちょっと無理があったかもしれません。

それぞれに長所があり、また、短所もありますし、デザインに関しても両車とても個性的なので、どちらを選択するかは最終的には好みや予算によるのでしょう。

クルカではご紹介した新型のヴォクシーをリース車両としてご用意しています。(https://newcar.shop/carlist/voxy/

人気のヴォクシーなら高残価設定なので、クルカ標準の充実したオプション込みで月々のリース料金は3万4,800円(税込)から(S-Gグレード)と非常にお得になっています。

クルカなら購入するよりも圧倒的に軽い負担で最新のヴォクシーに乗ることが可能です。是非リースでのヴォクシーのご利用を検討してみてください。

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この記事の監修者

飯野 貢司

自動車マーケティング戦略研究員

中古車販売業に、7年携わる。その後、株式会社ガリバーインターナショナル(現:株式会社IDOM)に入社。店長勤務を経て、本社新車事業・法人営業・採用・車両仕入など様々な分野に携わり合計19年間勤務。現在、株式会社ジョイカルジャパンにて、新車業販・直営店業務・オークション売買など、主にクルマのリセールバリューに関わる部分に配属。2024年より沖縄レンタカー事業の兼務を始めた。

軽自動車から、コンパクトカー・ミニバン・SUVに至るまで、最新の『納期』『値引き』情報を基にグレード間の装備差などに注目して、購入しても3年後や5年後に損をしないオススメの購入方法や、車種・グレード・装備といったものを徹底紹介します!lab研究員として、長年の経験から自動車に関する知識やアドバイスも行います。

この記事の執筆者

小嶋 啓意

小嶋 啓意

クルカ事業部 統括マネージャー

「新卒から自動車業界一筋15年のキャリアがあります! 大学卒業後、某大手国内ディーラーの営業職を経て、クルカに入社しました。 自動車業界のキャリアの長さは社内屈指。「車といえば、小嶋さん」と社内で言われるレベルの車好き。車は三度の飯より大好きです! ディーラーや現職の営業経験を生かした車選びのご提案が得意です。長年の経験から、お客様にとって最適な1台をご用意いたします。 営業時代は商品のスペックを理解し、お客様に提案することをモットーにしましたので、自動車のスペックに精通しています。 弊社Youtubeチャンネルでは、車選びの知識やクルカで取り扱っている車種の解説もしています。 ぜひ車選びの参考にしてみてください! →YouTubeクルカ公式チャンネル

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