カーリースのトラブルとは?|新車のカーリースはクルカ
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更新日 2022.02.07(公開日 2020.4.30)

カーリース

カーリースのトラブルとは?

カーリースのトラブルとは?回避するためのポイント

カーリースは、リース会社から好きな車を一定期間借りることができるサービスです。マイカーよりも費用を抑えられる、好きなときに乗れるなどの魅力があります。非常に便利なサービスですが、リース利用時や返却時には、思わぬトラブルが発生することもあることをご存知でしょうか。起こりうるトラブルを事前に把握しておけば、トラブルを回避しながらカーリースライフをより楽しむことができます。

今回は、カーリース利用時や返却時に発生しやすいトラブルの事例と、トラブル回避するためのポイントを詳しく解説していきます。

カーリース利用時のトラブル

リース会社と契約を結んで月々の定額料金を支払えば、好きな車を借りることができるカーリース。そんなカーリースを利用しているときには、どのようなトラブルが起こる可能性があるのでしょうか。それは主に「中途解約」「事故や故障」のトラブルが考えられます。それぞれについて詳しく見てみましょう。

中途解約によるトラブル

カーリースの料金は、リース期間に応じた費用をすべて含めて算出しています。例えば3年リースで借りた場合は、3年分の車両価格・税金類・サービス料などの諸費用を計算し、契約月数である36ヶ月で割ることにより月々のリース料を決定します。
このように契約満了期間まで利用することを前提にしてリース料を算出しているため、リース途中での解約は原則的にはできません。中途解約が認められてしまえば、リース会社が残りのリース料を負担しなければならないためです。

ただし、引っ越しや結婚出産といった特殊な事情で、どうしても解約しなければならないこともあるでしょう。その場合、リース会社に相談すれば例外的に中途解約が認められる可能性があります。

しかし、解約の際は違約金を請求されることがほとんどです。違約金は、未払いのリース料や残存価格、事務手数料や損害金などを含めて算出されます。例えば月々3万円のリースで3年契約していたリース車を1年で解約したケースを考えてみましょう。未払いリース料は72万円ですが、その他にも損害金・事務手数料が数万円加算されることで、約75万円となります。
こうした違約金は一括払いで求められることがほとんどであり、支払いを巡って契約者とリース会社がトラブルに発展することもあります。

事故や故障によるトラブル

もしもリース利用時に事故や故障を起こした場合、警察・救急・任意保険に加入している保険会社はもちろんのこと、契約しているリース会社に連絡する必要があります。車を修理してもらう整備工場を指定している場合、そこで修理することが求められるからです。そのためリース会社では、事故時の連絡が義務化されていることが多いです。
ここでリース会社に連絡しなかったために、義務を怠ったとしてトラブルに発展する例もあります。場合によっては車両返却となり、残りのリース期間料金や違約金を支払わなければならないこともあります。

カーリース返却時のトラブル

カーリースのトラブルは利用時だけではなく、返却時にも発生することがあります。主に、「走行距離オーバーによる追加料金」「オープンエンド契約」「原状回復費用」があります。それぞれについて見てみましょう。

走行距離オーバーで追加料金が発生するトラブル

カーリースには走行距離が制限されているプランがほとんどです。走行距離を設定することで、返却時の車両価値を下がらないように制限するためです。この走行距離を超えた場合、オーバーした分の追加料金を支払わなければなりません。

追加料金は、1kmごとに数円ほど設定されています。例えば満了時に走行距離を1,000kmをオーバーしてしまい、1kmごとに10円の追加料金が発生する場合、返却時に1万円が請求されることになります。
思わぬ出費とならないように、リース期間内の走行距離を守ることが大切です。

「オープンエンド」契約によるトラブル

リース会社とオープンエンド契約を結んだために、返却時に費用を巡ってトラブルとなる例もあります。
オープンエンド契約とは、契約開始時にリース会社があらかじめ車両残価を設定する仕組みです。そして契約満了時には、車の状態や市場価値などから再度査定し、最初に定めた車両残価との差額を支払います。

多くのリース会社では、月々のリース料金を安くするため、残価設定をあらかじめ高く設定することが多いです。しかし、満了時には実際の車両価格と差が生じやすいため、追加料金を請求されることが多いです。

この時リース会社によっては「市場価値が大幅に落ちている」と偽り、契約者に高額な追加料金を請求するトラブルが発生しています。

原状回復費用が請求されるトラブル

リース車を満期で返却する際には、車両の原状回復が条件となっています。契約者は、車をリース当初の状態に修復しなければなりません。もしも返却時に、事故で破損した箇所があったり、傷や凹みがあったり、改造した箇所があったりすると、原状回復のための費用を請求されることが多いです。車の状態によっては、契約当時の残価設定より価値が大幅に下がったために、その費用を負担をしなければならないケースもあります。

契約期間満了前には、傷を修理する・パーツを戻す・メンテナンスをするなど、きちんと車を元に戻してから返却をしましょう。

トラブルを回避するためのポイント

ここで、上記のようなカーリースのトラブルを回避するための2つのポイントをご紹介します。

「クローズエンド方式」契約にする

前述したとおり、オープンエンド契約はリース満了時に差額の料金を請求されることが多いです。この費用をなるべく避けるためには、「クローズエンド方式」がおすすめです。

クローズエンド方式とは、残価精算の責任をすべてリース会社が負う契約のことです。もしも契約満了時に車の価値が下がっていても、その差額はリース会社負担なので、契約者は支払う必要がありません。満了時に追加料金が請求されないため、安心して利用することができますね。

例えば「新車カーリースクルカ」も、クローズエンド契約を採用しています。契約終了時には、基本的に追加料金が発生しません。なるべく契約満了時にお金を支払いたくない人は、カーリース契約の利用を検討してみると良いでしょう。

規定を守って安全運転を心がける

リース返却時には、原状回復が原則です。事故や故障を起こせば高額な費用が発生してしまいますので、常に安全運転は心がけるようにしましょう。そして、もしも問題が発生した場合はすぐにリース会社に報告することも大切です。

また、リース契約前には規約をしっかりと読んで理解しておくことも大事です。契約方式は何か?原状回復はどこまでか?走行距離制限はどのくらいか?などを事前に把握しておけば、契約終了時のトラブルを少しでも回避することができるでしょう。

まとめ

今回は、カーリース利用中・返却時に起こるトラブルの事例と、回避方法などについてご紹介しました。
カーリースは便利なサービスですが、車の所有権が自分にあるわけではなく、あくまでもリース会社から車を借りる仕組みとなっているので、トラブルに遭う可能性は無いとはいえません。
カーリースを利用する際にはここでご紹介したトラブル回避のポイントを事前に確認し、何より安全運転には心がけて楽しいカーリースライフを送るようにしましょう。

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この記事の執筆者

坂場 遼

クルカの坂場です。 大学卒業後、新卒でクルカに入社しました。 クルカでは営業としてお客様へ新車の販売、サポートを担当しております。小さい頃から車が好きで、現在でも街中で珍しい車が走っていると目で追いかけてしまいます。 好きだけではなく様々な知識を吸収し、お客様に満足いただけるカーライフをご提供いたします。 クルカのコラムでは、分かりやすさを重視しお客様目線で監修しております。

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