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- 車の盗難防止策を知りたい方必見!
車を駐車しておくときは、盗難されないようにロックをかけるのが基本です。しかし、ロックをかけていても盗難される事例もあり、ロックだけでは安心とは言えません。新車はもちろん、長く愛用している車もターゲットになるので、盗難防止策が不可欠です。
今回は、愛車を盗まれないための盗難防止策をご紹介していきます。車盗難の実態や増えている手口についてもご紹介するので、ぜひ参考にして愛車を守るための対策を実践していきましょう。
最近の車盗難の実態とは?
車の盗難防止策をご紹介する前に、まず最近の車盗難の実態をおさえていきましょう。自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチームでは、自動車盗難に関するデータを調査・集計しています。
自動車盗難認知件数の年別推移を見ると、2019年時点で7143台が被害にあっています。ピーク時の2011年の25238件に比べると減少しているものの、いまだに1年に約7000台は盗難されていることがわかります。
車種別の盗難台数・盗難率も発表されています。最も被害にあっているのがプリウスで、次いで、ランドクルーザー、ハイエース、レクサスLS、アルファードという順です。
盗難された自動車は、解体や海外への輸出など、悪質な方法で売却されたり、悪用されたりしてしまいます。被害は減少傾向にあるものの、被害にあう可能性は誰にでもあり、油断はできません。
参考:自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチーム
http://www.car-tounan-boushi.jp/condition.html
スマートキーへのリレーアタック盗難多発!リレーアタック盗難とは?
これまでの盗難の手口は、窓ガラスの破壊やレッカー車での牽引、車のキーの盗難など強引な手口も多くありました。ここ数年で増えているのが、リレーアタック盗難という新手の手口です。
リレーアタック盗難は、車のスマートキーを狙った手口で、ドライバーにとって便利なツールがターゲットになってしまっています。スマートキーとは、エンジンスタートや開錠・施錠を自動で行うことできるキーです。
多くの自動車がスマートキーを採用しており、現在乗っている車がスマートキーを使用しているという方も多いでしょう。スマートキーを狙ったリレーアタック盗難とは、具体的にどのような手口なのでしょうか。以下で詳しくご紹介していきます。
リレーアタック盗難の手口
マートキーは、微弱な電波を活用してエンジンスタートや開錠・施錠を可能にしています。電波が届く範囲は1.5mほどで短いのですが、この電波を悪用した手口がリレーアタック盗難です。
リレーアタック盗難は複数人で行われます。スマートキーから微弱な電波をブースターという機器で増幅し、複数人で電波のリレーを行い、ドライバーがいると誤認させて車のキーを解除してしまうという手口です。住居に近づいて電波を傍受したり、ドライバーを尾行して電波をキャッチしたりするなど、巧妙な手口で行われています。
一見便利なスマートキーですが、盗難のターゲットになる可能性があるので、カーセキュリティを高めることが大切です。
カーセキュリティを高めよう!
大切な愛車を盗まれないためには、ドライバーのセキュリティ意識が必要です。何も対策をしないよりも、セキュリティを活用する方が盗難リスクが少なくなります。ここでは、カーセキュリティを高める5つの方法をご紹介していきます。
イモビライザーによる照合
イモビライザーとは、自動車とキーに設定されたIDを照合するシステムです。IDが照合されないと、エンジンがかからないので、正規のキーでなければ盗難はできません。
イモビライザーを標準搭載した車種が増えており、後付けも可能です。もし自分の車に搭載されていなければ、利用を検討してみましょう。
ハンドルロックをかける
ハンドルロックは、ハンドルを固定することができる防犯グッズです。キー付きのタイプであれば、簡単にロックを解除することはできません。
固定箇所が少ないものは破壊される可能性があるので、キーの有無や固定箇所の数で、セキュリティ性の高いロックを選びましょう。
タイヤロックをかける
タイヤロックは、自動車のタイヤをロックし動かなくすることができます。ハンドルロックと同じくキー付きのものはより盗難のリスクを減らせます。取り付け・取り外しには手間がかかるので、使用にかかる手間は理解しておきましょう。
センサーライトを取り付けて盗難を察知する
盗難をいち早く察知することも、盗難防止に効果的です。センサーライトは、人が近づくと自動で点灯する防犯グッズで、怪しい動きにすぐ気づくことができます。泥棒にとってもバレるという意識が生まれ、逃げていくことも多いです。
カーセキュリティシステムを使用する
カーセキュリティシステムを搭載すると、車にかかる衝撃を検知して警告してくれます。アラーム音やクラクションの作動など様々なタイプがありますよ。大きな反応で警告してくれるので、盗難を察知しやすいのが特徴です。
カーリースでも盗難対策を!対策方法
自分で購入した自動車はもちろん、カーリースで利用している自動車にも盗難対策をする必要があります。ご紹介したセキュリティ対策だけでなく、駐車場所や車種選びなども重要です。ここで、主な2つの対策方法をチェックしていきましょう。
周りの目がある大型駐車場に駐車する
人目のつかない場所や暗くて視認しにくい場所は、車の盗難に合いやすい環境と言えます。周りの目がある場所では簡単に盗難をはたらくことができません。できるだけ人目に付くように、大型駐車場などに駐車するようにしましょう。
ターゲットになりやすい車種を避ける
車種によって、盗難でターゲットにされる可能性が異なります。プリウスやアルファードなどの車種は盗難件数が多く、狙われやすい車種です。カーリースを利用する際に、ターゲットになりやすい車種を避けるのもひとつの方法でしょう。
カーセキュリティによって対策できますが、不安な方は車選びから盗難防止を始めてみてください。
まとめ
今回は、愛車を盗まれないために必要となる盗難防止策をご紹介しました。
車の盗難は、ピーク時よりは減少しているものの、スマートキーの電波を悪用したリレーアタック盗難といった新手の手口が登場していることもあって、対策は欠かせません。
盗難防止策には、イモビライザーやハンドルロック、タイヤロックなど様々な方法があります。セキュリティ装備やグッズを使うほか、駐車場所に気を付けることや狙われにくい車種を選ぶことも対策のひとつです。自家用車としてカーリースで利用している車についても、カーセキュリティをしっかり実践し、車の盗難から愛車を守るように心掛けましょう。
この記事の監修者
早川 由紀夫
株式会社クルカCEO
新車販売、カーリース業界の第一人者。2005年に設立したジョイカルジャパンでは、創業以来Founder 兼 COOとして「0」から店舗開発、店舗支援を現場で一から推進し続けた。2021年10月1日よりジョイカルジャパン代表取締役社長 CEOに就任。新車ECサイトでの販売にもいち早く取り組み、オンライン完結のカーリースサービスを普及させた。2019年には、月額2万円台〜の業界最安値を実現した短期カーリース専門会社「クルカ」を設立。常に顧客ニーズを捉えたサービスを展開し、カーライフの進化を牽引している。
「所有から利用へ。カーリースは、車との関係を再定義する、時代の潮流です。月々定額で新車に乗れる手軽さだけでなく、車との付き合い方をもっと自由に、もっとスマートな新しいカタチに。このメディアが、皆様のカーリース選びの羅針盤となるように、最新情報や役立つ知識を発信していきます。」
この記事の執筆者
関 秀紀
クルカ営業部 マネージャー
「大学卒業後に某大手自動車メーカー系のリース会社を経て、クルカに入社。 リースキャリアは前職から合わせて5年。普段は営業職としてお客様に最適な車選びをご提案しています。 前職時代には保険人募集の資格を取得。自動車保険の提案も経験しており、安心・安全なカーライフのサポート。車選びと保険の相談は、是非、関までご連絡ください! 一人ひとりのお客様に良いご提案ができるようがんばります。」
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