CX-5の燃費はどのくらい？

車選びにおいて、見た目や内装なども重要ですが、燃費性能も気になるポイントです。燃費性能によってガソリン代が変わり、維持費用に差が出てきます。マツダが製造・販売しているSUV「CX-5」がスタイリッシュな見た目が魅力的ですが、燃費性能はどのくらいなのでしょうか？

今回は、CX-5の燃費性能について、カタログ燃費や実燃費、他のSUV車種との比較などを詳しく解説します。CX-5について詳しく知りたい方はぜひチェックしてみましょう。

CX-5の燃料は？

CX-5には、ガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車の2タイプをラインナップしています。ガソリンエンジン車ではレギュラーガソリン、ディーゼルエンジン車では軽油を燃料に使用します。

ガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車は、それぞれ以下のようなグレードがありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

ガソリンエンジン車

• 20S
• 20S SMART EDITION
• 20S PROACTIVE
• 20S Silk Beige Selection
• 25S
• 25S SMART EDITION
• 25S PROACTIVE
• 25S Silk Beige Selection
• 25S L Package
• 25T L Package
• 25T Exclusive Mode
• 25T 100周年特別記念車

ディーゼルエンジン車

• XD
• XD SMART EDITION
• XD PROACTIVE
• XD Silk Beige Selection
• XD L Package
• XD Exclusive Mode
• XD 100周年特別記念車

CX-5の燃費はどのくらい？

CX-5の燃費はどのくらいなのでしょうか？まずはメーカーが公表しているカタログ燃費から確認していきましょう。

エンジンタイプ	カタログ燃費
ガソリン車　2WD	WLTCモード：12.6～14.6km/L JC08モード：14.8～16.0km/L
ガソリン車　4WD	WLTCモード：12.2～13.0km/L
クリーンディーゼル車　2WD/6EC-AT	WLTCモード：17.4km/L
クリーンディーゼル車　2WD/6MT	WLTCモード：19.4km/L

参照：MAZDA CX-5 燃費性能

ガソリン車はWLTCモードで12.2～14.6km/L、クリーンディーゼル車は17.4～19.4km/Lという燃費性能です。ガソリン車と比較すると、クリーンディーゼル車の方が燃費性能が高くなっています。e燃費におけるカタログ燃費のSUVランキングでは、クリーンディーゼル車が7位にランクインしており、比較的燃費の良いSUVと言えるでしょう。

次に、CX-5の実燃費をご紹介します。実燃費は、路面状況や運転の仕方などに影響されるので、カタログ燃費よりは落ちる傾向があります。

参照：e燃費 マツダ CX-5

　　　 e燃費 マツダ CX-5（ディーゼル）

CX-5の実燃費は、ガソリン車で9.19～16.04km/L、クリーンディーゼル車で13.21～16.31km/です。ガソリン車は運転次第でカタログ燃費を超えることもあるとわかります。一方、クリーンディーゼル車は、カタログ燃費よりも下回っており、場合によってはガソリン車と同じ程度の燃費になるでしょう。

他のSUV車との比較

新車リース クルカでは、マツダ CX-5以外には、多彩なSUVを取り扱っております。他のSUVと比較すると、CX-5の燃費性能は高いのか、それとも低いのか気になるポイントです。他のSUV車種の燃費性能を下記の表でチェックしていきましょう。

車種	燃料消費率
トヨタ ランドクルーザープラド	8.3～11.2km/L
トヨタ ランドクルーザー	6.7～6.9km/L
トヨタ ハリアー	15.4km/L
トヨタ RAV4	15.2～20.8km/L
トヨタ RAIZE	18.6km/L
ホンダ ヴェゼル	16.4～21.0km/L
マツダ CX-5	17.4km/L
マツダ CX-8	12.0km/L

燃料消費率の最高値で比べると、トヨタ ハリアーハイブリッド、ホンダ ヴェゼル、トヨタ RAV4に次ぐ位置に、マツダ CX-5が入ってきます。ガソリン車とクリーンディーゼル車では燃費に差があるものの、他のSUV車に比べて燃費が良い車種です。燃費を重視してSUVを選ぶときには、選択肢に加えて検討する価値があります。

1ヶ月にかかるガソリン代の目安

カタログ燃費や実燃費でおおよその燃費はわかりますが、実際にどのくらいのガソリン代がかかるかはイメージしにくいかもしれません。

1ヵ月に走行する距離は、仕事やレジャーや送り迎えなどの使い方にもよりますので、ここでは月間1,000km/Lと仮定しましょう。ガソリン単価は、2023年5月時点で価格を参考すると、レギュラーガソリンは160.5円、軽油は139.6円です。

ガソリン車とディーゼルエンジン車の2タイプでガソリン代をチェックしていきましょう。

参照：「ガソリン代計算」

燃費を良くするためのポイント

CX-5は比較的燃費の良いSUVであり、月間1,000km走行したとしてガソリン代を7,000～13,000円ほどに抑えることができます。

ただ、カタログ燃費よりも実燃費の方が低くなったように、運転の仕方次第では燃費が悪くなってしまうこともあるので注意が必要です。

CX-5の燃費を良くするためには、まず丁寧な運転を心がけましょう。アクセルを乱暴に踏んでしまうと、急加速・急低速で燃料を無駄に消費してしまいます。ブレーキを使用するときは、極力エンジンブレーキで速度を落とし、アクセルブレーキで停止するようにすると燃費性能向上に向上です。

エンジンが稼働したままになるアイドリングも燃費の悪化につながります。短時間の停車でもこまめにエンジンを切ることのほか、アイドリングを強いられてしまう渋滞も避けられるように運転計画を立てましょう。

CX-5の走行性能は？

CX-5は、グレードごとに設定された個性のあるエンジンを複数ラインナップしています。クリーンディーゼルエンジンはトルクの効いた力強い走り、ガソリンターボエンジンはなめらかな加速、ガソリンエンジンは軽快でドライバーと一体になった走りをそれぞれ実現しているのが特徴です。

路面状況を予測・察知して駆動力を自動制御するシステムやなめらかなコーナリング、車と一体になったような乗り心地の良さなどを備えた、気持ちが良く安定した走りを体感できます。

CX-5がおすすめのユーザー

CX-5は、燃費性能と走行性能を兼ね備えた車種と言えるでしょう。前述した通り、他のSUV車種に比べて燃費の良い車種であり、e燃費のランキングでも上位に位置しています。燃費性能を重視してSUVに乗りたい人に最適な車種です。

また、個性のあるエンジンバリエーションによって、快適性や安定感を実現したドライブを楽しむことができます。SUVらしくアウトドア環境を走ることも、スタイリッシュな見た目を生かして街乗りを楽しむこともでき、走行性能を求める方にもおすすめです。

マツダ CX-5のカーリース情報はこちら

まとめ

今回は、CX-5の燃費性能について詳しく解説しました。

CX-5の燃費性能は、ガソリン車は12.2～14.6km/L、クリーンディーゼル車は17.4～19.4km/Lです。他のSUV車種と比べて燃費性能が高く、ガソリン代のコストパフォーマンスにも優れています。燃費性能だけでなく、走行性能も兼ね備えているので、走りと燃費を両立したい方、どちらかを重視したい方におすすめです。CX-5の燃費性能と走行性能をしっかりおさえて、購入・利用の検討に役立ててみてください。