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以前は、商用車としてのイメージが強かったのがミニバンです。トヨタから販売されているノアもタウンエースに始まり、乗用タイプとして発表されたタウンエースノアの後継車として2001年に発表されました。現在では、エスクァイアとヴォクシーの3台は兄弟車としてトヨタを代表するミニバンとなっています。飽きの来ないシンプルなデザインや環境に優しいハイブリッド車のラインナップが多いのも幅広い年代に支持されている理由の1つです。
今回は、ノアの車両価格や月間と年間の維持費の目安について解説していきます。
ノアの車両価格
現行車の4代目ノアは、2022年にフルモデルチェンジを実施。現行のモデルは4世代目となります。3代目のモデルでは、5ナンバーの展開でしたが、4代目からは3ナンバーに進化。
高性能に加え、環境にも優しい設計が施されたノアの車両価格をグレード別に見ていきます。
2WD(税込) | 4WD | ||
---|---|---|---|
HYBRID S-Z(7人乗り) | 3,670,000円 | HYBRID S-Z E-Four(7人乗り) | 3,890,000円 |
HYBRID Z(7人乗り) | 3,590,000円 | HYBRID Z E-Four(7人乗り) | 3,810,000円 |
HYBRID S-G(7人乗り) | 3,390,000円 | HYBRID S-G E-Four(7人乗り) | 3,610,000円 |
HYBRID S-G(8人乗り) | 3,390,000円 | HYBRID G E-Four(7人乗り) | 3,540,000円 |
HYBRID G(7人乗り) | 3,320,000円 | HYBRID X E-Four(7人乗り) | 3,270,000円 |
HYBRID G(8人乗り) | 3,320,000円 | S-Z(7人乗り) | 3,518,000円 |
HYBRID X(7人乗り) | 3,050,000円 | Z(7人乗り) | 3,438,000円 |
HYBRID X(8人乗り) | 3,050,000円 | S-G(7人乗り) | 3,238,000円 |
S-Z(7人乗り) | 3,320,000円 | S-G(8人乗り) | 3,238,000円 |
Z(7人乗り) | 3,240,000円 | G(7人乗り) | 3,168,000円 |
S-G(7人乗り) | 3,040,000円 | X(7人乗り) | 2,868,000円 |
S-G(8人乗り) | 3,040,000円 | X(8人乗り) | 2,868,000円 |
G(7人乗り) | 2,970,000円 | – | – |
G(8人乗り) | 2,970,000円 | – | – |
X(7人乗り) | 2,670,000円 | – | – |
X(8人乗り) | 2,670,000円 | – | – |
新車で購入した場合のローンの目安
グレードにより本体価格に差がありますが、車両価格は260万円弱とミニバンの中では比較的に手が出しやすい価格設定になっています。
しかし、260万円という金額を現金一括で支払うのはいくら貯蓄がある方であっても家計にもかなりの負担を与えてしまいます。その上、車の購入時の諸経費を加算されるため、多くの方がローンを利用する方法を選ばれるかと思います。
ですが、ローンでの購入を選択すると後には返済が待っています。返済額を加味せずにローンを組んでしまうと、更に支払いが家計を圧迫してしまう危険もあるため注意が必要です。
それでは、ノアを購入するためにローンを組んだ場合の返済額について見ていきます。
頭金を加えて200万円で5年と250万円で5年のローンを比較した場合は以下の通りです。
- 200万円、3%の利率:35,973円/月
- 250万円、3%の利率:44,922円/月
自動車を購入する際には総支払額の1割〜2割の頭金が必要になりますが、最近では頭金なしでローンを組む人も少なくありません。しかし、返済額を増やせば家計を更に圧迫することになるのです。少しでも家計に負担をかけないためにも、新車を購入する際には頭金を用意しておきましょう。
また、自動車を実際に乗り出すまでにはさまざまな諸経費がかかります。主な税金や保険は下記の通りになります。
- 消費税
- 自動車税
- 重量税
- 自賠責保険
- リサイクル料
その他にも登録費用や納車費用、車庫証明費用などの諸経費がかかります。また、初回の車検まで3年分の自賠責保険や重量税も必要になります。
その他必要な維持費
念願のノアを購入後も快適なカーライフを過ごすためには定期的なメンテナンスが必要です。自動車には定期点検が必須とされ、特に24ヶ月点検いわゆる車検は合格しないと公道を走ることができません。また、事故を起こした場合に補償してくれる自動車保険は、維持費として備えておくことはドライバーの義務です。
しかし、これらの維持費に全て備えるとなると決して安価なものではないため、しっかりと貯蓄しておかないと家計への負担がさらに大きくなってしまいます。
それでは、自動車の購入後に必要な維持費について見ていきます。
- 自動車税
- 24ヶ月点検(車検)
- 定期点検
- ガソリン
- 駐車場
- 任意保険
全ての維持費が同じタイミングで必要になることはありません。しかし、自動車の故障や事故などの思わぬアクシデントも想定して維持費を貯蓄しておくことが必要です。
月間と年間の維持費の目安
維持費は全て同じタイミングで必要にはなりません。それゆえ、予算として蓄えておくのを後回しにしがちです。その結果、支払い時期にお金が足りず、他の貯蓄を崩す結果となってしまいます。
- 1ヶ月にかかる維持費の項目
- 年単位で必要となる維持費の項目
この2つを把握しておけば、維持費を貯蓄しやすくなります。
月間に必要な維持費の目安
毎月必要になる維持費として欠かせないものがガソリン代です。ノアの燃費は2WDの場合、ハイブリッド車で22.0km/ L、ガソリン車で14.3km/ Lとカタログに記載されています。しかし、カタログに記載されている燃費は公道を実際に走行して計測したものではありません。カタログに記載された燃費の9割程度が実燃費とされています。この計算からノア「S-G 2WD」の場合、12.87km/ Lが実燃費となります。
1ヶ月に1,000kmノアで走行する人の月間のガソリン代の目安は下記の通りになります。
1,000km÷15.0km/L×172円(2023年8月現在のガソリン代の平均価格)=約11,466円
その月によって走行距離が異なり、ガソリンの相場も変動することも視野に入れると、毎月のガソリン代は12,000円~15,000円前後で考えておくと良いでしょう。
※参考 https://e-nenpi.com/gs/price_graph/1/1/0/
年間に必要な維持費の目安
自動車を購入すると毎年払う自動車税と2年に1度(初年度登録後は3年後)重量税を納税します。ノアの自動車税は36,000円、重量税は32,800円となります。
また、自賠責保険20,010円(2022年9月時点)も必要です。税金や自賠責保険は改定があるもしくは初年度登録から13年以上経過しない限り金額が大きく変わることはありません。
その一方で、自動車オーナーにとってお金がかかるものが任意の自動車保険です。自動車保険には自賠責保険と任意保険がありますが、任意保険は、自賠責保険と違い自分に合った補償内容が選べます。
保険の等級や年齢条件などさまざまなな面から保険料に差があるのです。例えば、24歳の人と36歳の人を比べると同じ条件でも保険料は36歳の人が安くなります。
流動的な維持費と固定的な維持費の両方を踏まえるとノアにかかる年間の維持費は、「250,000円〜」を備えておく必要があるでしょう。
ノアはリースがおすすめの理由
安定した走行と環境に配慮したノアは、どの年代にも乗りやすい人気車種としてヴォクシー、エスクァイアの兄弟車種としてトヨタを代表するミニバンとなりました。ボディラインが優しいノアは、女性にも人気があり、家族で共有する自動車として人気が上昇しています。
しかし、新車を購入するとなればまとまった現金が必要です。教育費や住宅ローンなど自動車以外にもお金のかかる時期に頭金なしでローンを組むのは危険です。仮に購入しても、その後の維持費を別に貯蓄していくのは家計に負担を与えかねません。
そこで、家計に無理なく新車のノアに乗る方法としておすすめなのがカーリースです。カーリースはリース会社が保有する車をリース料金を支払って借りるという乗り方です。レンタカーとは違い、ナンバーも好きなものを選べます。クルカのカーリースでは、2022年新型ノアを月々定額払いで乗ることが可能です。また購入後の維持費も月々の支払いに含まれます。
S-G 2WD 2,000cc 7人乗りをリースした場合
- 3年プラン(36回払い)
- 35,200円 (税込)〜
同じグレードの4WDをリースすることもできます。その場合のリース料金は「39,600 円(税込)〜」になります。
まとめ
今回は、ノアの維持費はどのくらいなのか?その目安について解説してきました。ノアは高性能で環境にも優しいミニバンとして人気の車種です。
また、女性にも乗りやすい外装や使いやすい内装は、ファミリーカーとしての需要が高くなっています。しかし、教育費や住居費などに加え、新車を購入するとその後の維持費が家計に大きな影響を与えてしまいます。この様な背景からノアの新車購入を諦めてしまう方も人も少なくはないでしょう。
そんな方におすすめしたいがカーリースです。カーリースを利用すれば、毎月定額のリース料金のみで、家計にも負担をかけることもなくノアに乗り始めることができます。
今までマイカーの購入が実現できなかったという方も、カーリースという新しい自動車の乗り方で新車のノアを手に入れてみてはいかがでしょうか。
この記事の執筆者
坂場 遼
クルカの坂場です。 大学卒業後、新卒でクルカに入社しました。 クルカでは営業としてお客様へ新車の販売、サポートを担当しております。小さい頃から車が好きで、現在でも街中で珍しい車が走っていると目で追いかけてしまいます。 好きだけではなく様々な知識を吸収し、お客様に満足いただけるカーライフをご提供いたします。 クルカのコラムでは、分かりやすさを重視しお客様目線で監修しております。
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