シエンタの内装を徹底解説！

トヨタのシエンタは、カラフルなカラーバリエーションがあり、アクティブなエクステリアが印象的なミニバンです。外装以外にも安全性能や走行性能などにも優れていますが、内装も気になるポイントでしょう。

そこで今回は、シエンタの内装について、室内空間やインテリアデザイン、荷室、運転席などを詳しく解説します。

シエンタのカタログスペック

シエンタの内装をチェックする前に、トヨタで公開しているカタログスペックを確認しておきましょう。

シエンタには、3列シート車と2列シート車があり、それぞれにハイブリッド車とガソリン車2WD、ガソリン車4WDがラインナップされています。

それぞれの乗車人数や車両重量、燃費などをまとめていますので、下記の表で確認してみてください。

3列シート車

2列シート車

参照：トヨタ シエンタ 主要諸元表

シエンタの内装の特徴①室内空間

シエンタの室内空間は、3列シート車と2列シート車で特徴が異なります。

3列シート車は、2列シート車よりも座席数が多く、ゆとりのあるスペースが魅力です。リラックスして車内で過ごせるだけでなく、セカンドシートやサードシートを倒してアレンジできる幅も広くなっています。

2列シート車は、座席数は3列シート車よりも少なくなりますが、後席のスペースを生かした設計が特徴です。

3列シート車と2列シート車に共通して、室内高は1,280mmとなっており、頭上にゆとりがあります。頭上のスペースが開放感を演出するだけでなく、子どもであれば立ったまま着替えもでき、使い勝手にも優れています。

シエンタの内装の特徴②インテリア・デザイン

シエンタには、5つのグレードがラインナップされています。FUNBASEは、2列シート車のグレードです。

• X/FUNBASE X
• G/FUNBASE G
• G Cuero/FUNBASE G Cuero
• G“GLAMPER”/FUNBASE G“GLAMPER”
• G“Safety Edition”/FUNBASE G“Safety Edition”

グレードによってインテリアデザインが異なるので、それぞれの特徴を見ていきましょう。

X/FUNBASE X

X/FUNBASE Xは、シエンタのベースグレードです。3列シート車では、ブラック×ブラックまたは、フロマージュ×フロマージュからカラーを選べます。2列シート車ではブラックのみとなりますが、どちらもメッキ加飾を使用せずに、シンプルで上質なデザインに仕上がっているのが特徴的です。

G/FUNBASE G

G/FUNBASE Gでは、X/FUNBASE Xよりもワンランク上のファブリック素材をシートに採用しています。メッキやシルバーの加飾を加え、より高級感のあるデザインが特徴です。ステアリングホイールやシフトノブには本革素材やサテンメッキを使用し、さらに高級感をプラスしています。

G Cuero/FUNBASE G Cuero

G Cuero/FUNBASE G Cueroは、シエンタの最上級グレードで、上質なシートを装備しています。合成皮革とスエード調素材を使用したコンビシートは、シックでスタイリッシュなデザインが特徴的です。ドアトリムやアームレストなどには上質なファブリックを使用し、細部にまで高級感へのこだわりが見えます。

G“GLAMPER”/FUNBASE G“GLAMPER”

G“GLAMPER”/FUNBASE G“GLAMPER”は、シエンタをアウトドア向けに設計した特別仕様車です。内装もアウトドアテイストに仕上げており、カジュアルなカラーリングをブラックで引き締めた、おしゃれなインテリアデザインとなっています。

G“Safety Edition”/FUNBASE G“Safety Edition”

G“Safety Edition”/FUNBASE G“Safety Edition”は、G/FUNBASE Gに安全性能を充実させたグレードです。インテリアカラーがブラックに統一されており、シックな雰囲気を作り出しています。

シエンタの内装の特徴③荷室

シエンタの荷室は、3列シート車、2列シート車それぞれでシートアレンジを生かして、大容量なラゲージスペースを確保することができます。

3列シート車ではフラットラゲージモードで荷室長1,430mm、2列シート車では後席スペースを生かしたフラットラゲージモードで荷室長2,065mmとなり、荷物を多く積み込んだり、車中泊の居住スペースにしたりすることが可能です。

また、車内には14箇所の収納スペースが用意されています。グローブボックスやポケット、フック、カップホルダーなどがあり、家族や友人などでドライブをするときに、使い勝手よく収納できるのが魅力的です。

収納スペースの詳細は以下のようになっています。

• 助手席アッパーボックス
• 助手席オープントレイ
• 助手席グローブボックス
• コンソールサイドポケット（助手席側）
• 回転式買い物フック（助手席側）
• 助手席カップホルダー
• 運転席カップホルダー
• フロントドアポケット＆ボトルボルダー（両側）
• フロントドアプルハンドルポケット（両側）
• スライドドアポケット＆ボトルホルダー（両側）
• 助手席シートバックポケット
• デッキサイドトリムポケット（両側）
• デッキサイドボトルホルダー＆スマホホルダー（両側）
• マルチユーストレイ

シエンタの内装の特徴④運転席

シエンタの運転席は、グレードそれぞれのインテリアデザインに準じた空間になっています。

収納スペースも充実しており、ハンドル横とドアポケットにあるカップホルダーやハンドルポケットなどによって、ドリンクやスマホなどをスマートに収納できるのが嬉しいポイントです。

シエンタが向いている人

内装の特徴からシエンタをおすすめしたい方は、以下のような方です。

• 広々とした荷室のある車に乗りたい方
• インテリアデザインにこだわった車を選びたい方

シエンタは、荷室の大きさが魅力であり、3列シート車と2列シート車ともに十分の容量の荷室を活用できます。荷物を多く積んでキャンプに出かけたり、自転車やサーフボードなど積んで趣味を楽しんだりするなど、荷室を活用して様々なシーンに使用できるのが魅力です。

また、グレードごとにインテリアデザインの個性があるので、内装のデザインや雰囲気にこだわって車を選びたい方に向いています。自分好みのデザインに合わせて、シエンタのグレードを選んでみてはいかがでしょうか。

トヨタ　シエンタのカーリース情報はこちら

まとめ

今回は、シエンタの内装について詳しく解説しました。

シエンタの内装には、広々とした室内空間やグレードごとに個性があるインテリアデザイン、使い勝手の良い収納スペースなどの特徴があります。荷室の広さも特徴的で、レジャーやアウトドア、車中泊など様々なシーンで活躍間違いなしでしょう。シエンタの内装を詳しく理解し、シエンタの購入・利用を検討してみてください。