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- ハイエースバンの車両価格や維持費はどのくらい?
主に社用車などに使われるバンは、最低限の装備で抑えている分、価格を安く抑えられる自動車の1つでした。しかし、近年では乗用車と変わらない装備を兼ね備えたものも発表されています。その中の1つがトヨタから販売されているハイエースバンです。ハイエースバンは、安全性能や走行性能はもちろん、外装内装ともにバンとは思えない品質を誇っています。
今回は、ハイエースバンの維持費はどのくらいなのか車両価格と維持費から見る快適な乗り方について解説していきます。
ハイエースバンの車両価格
ハイエースは、バン、ワゴン、コミューターの3種類があります。ハイエースの前身である「トヨエース」は1967年に発売されました。1977年にハイエースと名前を変更して以来50年以上に渡り、生産され続けているトヨタが誇る人気No.1のワンボックスカーです。「仕事で使うのはもったいない」と感じるほど性能に優れているので、プライベートと兼用する人も少なくありません。
特に、現行車で発表された特別仕様車 スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”は、特別装備が満載で、社用車としてはもちろんプライベートでもスタイリッシュなワンボックスカーもして乗ることが出来るので人気No.1のグレードとなっています。
それでは、特別仕様車 スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”の車両価格はどのくらいなのかタイプ別に見ていきます。
グレード | ボディ・ルーフ・フロア | エンジン | 駆動 | メーカー希望小売価格(北海道を除く) |
---|---|---|---|---|
スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”2/5人乗り・5ドア | ロングバン・標準ボディ・標準ルーフ・標準フロア | 2800ディーゼル | 2WD | 3,808,000円 (消費税抜き3,461,818円) |
スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”2/5人乗り・5ドア | ロングバン・標準ボディ・標準ルーフ・標準フロア | 2000ガソリン | 2WD | 3,230,000円 (消費税抜き2,936,364円) |
スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”2/5人乗り・5ドア | ロングバン・標準ボディ・標準ルーフ・標準フロア | 2800ディーゼル | 4WD | 4,118,000円 (消費税抜き3,743,636円) |
スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”2/5人乗り・5ドア | ロングバン・ワイドボディ・ミドルルーフ・標準フロア | 2800ディーゼル | 2WD | 3,952,000円 (消費税抜き3,592,727円) |
スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”2/5人乗り・5ドア | ロングバン・ワイドボディ・ミドルルーフ・標準フロア | 2700ガソリン | 2WD | 3,475,000円 (消費税抜き3,159,091円) |
スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”2/5人乗り・5ドア | ロングバン・ワイドボディ・ミドルルーフ・標準フロア | 2700ガソリン | 4WD | 3,774,000円 (消費税抜き3,430,909円) |
新車で購入した場合のローンの目安
ハイエースには、2WDと4WDがあり、2WDにはガソリン車とクリーンディーゼル車があります。車両価格はグレードによって違いますが、特別仕様車 スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”になると約330万円〜約420万円とかなり高額です。クリーンディーゼル車は魅力的ですが、価格は割高で社用車として使用するにはハードルの高い値段です。また、車両価格に諸費用を追加すると、グレードによっては400万円を超える場合もあります。これだけの金額を現金一括で払うとなれば、相当の予算の準備が必要です。
そこで利用するのが【カーローン】です。カーローンでも車両価格の1〜2割程度の頭金は必要です。また、社用車として購入する場合は、低金利での借入も可能です。それではカーローンで新車を購入した場合の目安がどのくらいなのかを見ていきましょう。
- ハイエースローン特別仕様車 スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”(2700ガソリン・2WD)を300万円ローンで購入した場合
金利2.9%、支払期間5年、ボーナス払いなしでの支払い額は月々53,772円になります。最近では7年ローンもありますが、ローンの返済期間を長くするとその分利息を多く払うことになるので安易にローン期間を延ばすのは控えましょう。
その他必要な維持費
ローンを利用して自動車を購入した場合、月々の返済が始まります。しかし、自動車を保有するにあたりもっとも考えておかなければならないのが購入後の維持費です。車にかかる維持費はさまざまなものがあり、その内訳は下記の通りになります。
- ガソリン代
- 駐車場代
- 任意保険料
- 自動車税
- 車検
- メンテナンス料
これらは、全て同じタイミングで必要となるものではありません。それぞれにどのタイミングで支払う維持費が知っておくことが重要なポイントです。
月間かかる維持費と年間でかかる維持費の目安
前述でも紹介をしましたが、車の維持費はさまざまなものに分かれます。これらは、毎月支払うものと1年に1度、または数年に1度支払うものに分かれるので、その年によって維持費の占める割合は違ってくるのです。しかし、ある程度の維持費の目安をつけておけば、いざという時慌てずに済みます。
それでは毎月かかる維持費と年間でかかる維持費について見ていきます。
毎月かかる維持費の内訳
- ガソリン代
- 駐車場代
- 任意保険料(月払いの場合)
毎月かかる維持費で割高を占めるのはガソリン代です。走行距離や車のメンテナンスの仕方などで変動するため、どのくらいのガソリン代を使っているのか把握するには下記の計算式に当てはめると目安になるので参考にしてください。
ガソリン代の目安
1ヶ月間の走行距離÷実燃費×ガソリン単価=1ヶ月のガソリン代
例)1ヶ月3000km走行、実燃費10km/L、ガソリン単価165円の場合
3000÷10×165=49,500円(2022年9月現在)
年度でかかる維持費の内訳
- 自動車税(1年ごと)
- 車検(初年度は2年、次年度からは1年ごと)※重量税・自賠責保険・検査印紙を含みます
- 任意保険料(年払い)
ハイエースバンは、4ナンバまたは1ナンバーの商用車なので車検は1年ごと(新車購入後の初回のみ2年)になります。4ナンバーのバンが1年ごとに支払う重量税と自賠責保険料は下記の通りです。
- 重量税 12,300円~16,400円(1年ごと)
- 自賠責保険(12ヶ月) 17,270円
また、毎年納める自動車税は16,000円となっています。他にも車検整備代やメンテナンス料などを含めると年間の維持費は、20万円程度を見越しておきましょう。
まとめ
今回は、ハイエースバンの車両価格や維持費から快適に乗る方法について解説してきました。
社用車としての需要が高いハイエースバンですが、特別仕様車のように乗用車並の装備を兼ね備えたラインナップもあるのが魅力の1つです。社用車とプライベートを兼ねて購入を検討する人もいますが、車両価格や購入後の維持費を考えるとハードルの高い買い物になります。
この記事の執筆者
小嶋 啓意
クルカ事業部 統括マネージャーを務める小嶋です。新卒から自動車業界一筋15年のキャリアがあります! 大学卒業後、某大手国内ディーラーの営業職を経て、クルカに入社しました。 自動車業界のキャリアの長さは社内屈指。「車といえば、小嶋さん」と社内で言われるレベルの車好き。車は三度の飯より大好きです! ディーラーや現職の営業経験を生かした車選びのご提案が得意です。長年の経験から、お客様にとって最適な1台をご用意いたします。 営業時代は商品のスペックを理解し、お客様に提案することをモットーにしましたので、自動車のスペックに精通しています。 弊社Youtubeチャンネルでは、車選びの知識やクルカで取り扱っている車種の解説もしています。 ぜひ車選びの参考にしてみてください! →YouTubeクルカ公式チャンネル
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