セレナの燃費はどのくらい？

ファミリーカーにレジャーにとさまざまなシーンを彩る人気のミニバン。幅広い年齢層から熱い支持を受けているミニバンは、各メーカーが力を入れている車種の1つです。

そのなかでも、初登場から約30年の長い歴史を誇る日産セレナは、5ナンバーサイズミニバンとして現在の5代目まで安定した人気を誇る車種です。そんなセレナの燃費や走行性能はどのくらいなのでしょうか。

今回は、セレナの燃費を他車との比較や走行性能から徹底解説していきます。

セレナの燃費は？

セレナは1991年「バネットセレナ」という名前で発売されました。5ナンバーのミニバンでありながら、この車種ではなかった走行性能という面に拘って設計されたことが販売台数を増やすきっかけといえます。

2016年には、現行車となる5代目セレナが発表されました。駆動方式は、2WDと4WDがありますが、ミニバンは街乗りやファミリー世代をターゲットにしている面もあり、需要があるのは2WDです。

それでは、セレナ2WDの燃費をグレード毎に見ていきます。

他の車と燃費を比較しよう

各メーカー、さまざまなセールスポイントを持ったミニバンを発売していす。それらのなかから自分に合ったミニバンを探すにはどこに重点を置くかということになりますが、最も多いのが燃費ではないでしょうか。燃費の良し悪しは、購入後の維持費を大きく左右します。

それでは、他の車とセレナの燃費を比較していきます。

ガソリン車の場合

ハイブリッド、e-POWERの場合

最近では、ハイブリッドやe-POWERといった環境に配慮した車の人気が高くなっています。その理由として挙げられるのが、ガソリン車と比べた時の燃費の良さです。フリードもセレナも燃費は良い車として高評価を得ている車です。しかし、若干ではありますがセレナの方が燃費が良いのがわかります。

セレナの走行性能は？

最近の日産のいえばe-POWERというくらい、さまざまな車種に搭載されています。セレナにもe-POWERが搭載されたグレードが何台も発売されています。

それでは、セレナe-POWERの走行性能について見ていきます。

滑らかな走りが続く

セレナe-POWERは、100%モータードライブです。電気自動車と同じように滑らかな走りでありながら力強い走りが可能です。街乗りでも高速道路でも、アクセルの踏み込み加減に応じてスムーズに加速します。

静かな室内が保てる

セレナe-POWERは、100%モータードライブなので車内は大変静かです。また、発電用エンジンは排気量1.200ccと小型なので、車速に応じたエンジン回転制御ができます。加速時も高速道路などでも車内を静かな空間に保つことが可能です。

エンジンブレーキで減速が可能

街乗りでの低速走行の際、ブレーキペダルを踏まずに減速からの停止が可能です。アクセルペダルからブレーキペダルへの踏み替える回数が増えるとドライバーは疲れやすく燃費も悪くなりがちです。しかし、踏み替える回数を解決することで長距離のドライブなどでも疲れも軽減させる効果が期待できます。

1ヶ月にかかるガソリン代の目安

セレナは、e-POWERはもちろんガソリン車もミニバンの中では、低燃費であることがわかりました。しかし、1ヶ月にかかる維持費の大半はガソリン代です。ガソリンは、ガソリンの種類や単価の変動、走行距離などで変わってくるので定額の維持費として計上できないのは仕方のないことですが、どのくらいかかるのか目安がわかれば予算も立てやすくなります。

それでは、1ヶ月にかかるガソリン代の目安を計算していきます。

セレナe-POWER ハイウェイスターVの燃費は、カタログ燃費でWLTC18.0km/Lです。しかし、実燃費はカタログ燃費の8割程を見越しておきましょう。その場合、実燃費は14.4km/Lとなるので、これに基づいて1ヶ月にかかるガソリン代の目安を計算していきます。

例）1ヶ月に1,000km走行する人の場合

• 実燃費；14.4km/L
• ガソリン単価；135円
• 月間走行距離：1.000km

1,000÷14.4×135＝約9,310円/1ヶ月あたり

燃費を良くするためのポイント

燃費は、同じ車を使う環境で大きく変わります。良くなることがあれば使い方1つでさらに燃費を悪くする可能性もあるので、燃費を良くするためのポイントを抑えておきましょう。

それでは、燃費を良くするためのポイントを見ていきます。

不要なアイドリングをしない

以前は「アイドリングをしないとエンジンオイルが充分に回らず負荷がかかる」といわれていました。しかし、最近のエンジンは性能も良くアイドリングをするのが無駄な場合もあります。アイドリングにかかるガソリン量は多く、10分間のアイドリングで150cc近く消費します。駐停車時はできるだけエンジンを切りましょう。

加速・減速の少ない運転を心かげる

加速と減速を繰り返してしまうドライバーは少なくありません。しかし、この行為は燃費を悪くさせる原因となります。走行中はできるだけ一定の速度を保つようにしましょう。車間距離に余裕を持たせれば加速と減速の回数が減り、事故を防ぐこともできます。

エアコンの使い方を意識する

車内の暑さにはエアコンが必須です。真夏はエアコン必須ですが、春先など過ごしやすい季節は、エアコンの使い方を意識すると、ガソリンの消費量が減り燃費も良くなります。

セレナがオススメのユーザー

セレナは、e-POWERとガソリン共にグレードも多く自分に合ったものを選びやすくなっています。特にe-POWERは、1200ccと排気量も小さいので自動車税も安く抑えられます。

• 子育て世代のファミリー層
• ゴルフやスキー、キャンプといった大きな荷物を載せるスペースが必要
• 大型ミニバンを運転する自信はないけど、5人以上の人を載せたい

上記のような方にとって、セレナはオススメの車です。

日産　セレナのカーリース情報はこちら

まとめ

今回は、セレナの燃費はどのくらいなのか？他車との比較や走行性能からセレナの燃費を解説してきました。日産が誇るe-POWERは、セレナにも搭載され1.200ccの少ない排気量でのミニバンが実現しています。また、静かで滑らかな走りができるので小さな子どもにも安心で会話を楽しむスペースとしても快適な空間が得られます。

車を選ぶ際には、環境適用車や低燃費、走行性能といったさまざまなポイントを抑えて置くことが重要となります。

ここでご紹介したセレナの燃費性能に関する情報を理解した上で、セレナの購入もあわせて検討をしてみてください。