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更新日 2024.12.27(公開日 2021.6.4)

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ハイエースワゴンの内装を徹底解説!

ハイエースワゴンの内装を徹底解説!

用途に合わせて3つのタイプから最適なタイプを選ぶことができるトヨタのハイエースワゴン。

広いスペースで移動がしやすい「GL」と、座席スペースをゆったりとった「DX」、上質な空間と十分な荷室スペースを確保した「グランドキャビン」の3つのタイプがラインアップされています。

今回は、ハイエースワゴンの内装について徹底解説していきます。

ハイエースワゴンのカタログスペック

ハイエースワゴンのカタログスペック

ハイエースワゴンのカタログスペックは下記の表の通りです。

駆動方式 2WD
グレード DX GL グランドキャビン
ボディ長 ロング スーパーロング
ボディ幅 ワイド ワイド
ルーフ形状 ミドルルーフ ハイルーフ
乗車定員 10名 10名
エンジン 2700ガソリン 2700ガソリン
最小回転半径 5.2m 6.1m
燃費消費率(WLTCモード) 8.8km/L 8.8km/L
全長 4,840mm 5,380mm
全幅 1,880mm 1,880mm
全高 2,105mm 2,285mm

ハイエースバンとの違い

ハイエースバンとの違い

ハイエースワゴンは、人をたくさん乗車させることを主な目的としています。ハイエースワゴンは「ミニバス」的な役割を担うことも可能で、仕事の送迎車としても高い人気を誇っています。

一方、ハイエースバンは広大な荷室スペースを確保した「2人乗りタイプ」仕様などもあり、主に荷物をたくさん運ぶための「貨物車」として法人の方などが多く利用しています。

そのため、ハイエースワゴンの乗車定員は「10名」、ハイエースバンは「2〜9名」と乗車定員にも大きな違いがあるのです。

ハイエースワゴンの内装の特徴①室内空間

ハイエースワゴンの内装の特徴①室内空間

ハイエースワゴンの室内は、とにかく大きな空間となっており、乗る人みんなをリラックスさせ、穏やかなドライブ時間を満喫できます。

ハイエースワゴンには、ロングボディでミドルルーフの「DX」と「GL」、スーパーロングボディでハイルーフの「グランドキャビン」の3グレードがあり、それぞれ室内の広さが異なります。

グレード別の室内寸法の比較は下記の表の通りです。

ロングボディ・ミドルルーフ スーパーロングボディ・ハイルーフ
グレード DX GL グランドキャビン
室内長 3,525mm 3,715mm 3,525mm
室内幅 1,730mm 1,695mm 1,695mm
室内高 1,390mm 1,565mm

いずれのグレードも乗車定員は「10名」と同じですが、「グランドキャビン」には4列目シートの後ろに荷室がありますが、「DX」と「GL」にはありません。

ハイエースワゴンの内装の特徴②インテリア・デザイン

ハイエースワゴンの内装の特徴②インテリア・デザイン

ハイエースワゴンのインテリア・デザインは、クセがなくシンプルさを極めたデザインとなっています。室内カラーは「ダークグレー」の一色となっており、オプションなどによってもカラーを変更することはできません。

シート表皮は、エントリーモデルであるDXのみ「ジャージ素材」、GLとグランドキャビンは濃淡のある柄が施された「トリコット素材」が採用されています。

また、加飾類はGLとグランドキャビングレードのインパネアッパー部に「シルバーメタリック加飾」があるのみで、その他にはほとんど使用されていません。

とにかくシンプルなインテリアデザインとなっているため、「もう少し派手にしたいな」と思う方は自分でカスタマイズすることをおすすめします。

ハイエースワゴンの内装の特徴③荷室

ハイエースワゴンの内装の特徴③荷室

ハイエースワゴンの荷室の特徴はグレードによって大きく異なります。

ボディ長がスーパーロングタイプの「グランドキャビン」には、4列目シートの後ろに荷室スペースが用意されているため、乗車定員の10名が乗っても大量の荷物を積むことができます。

一方、ボディ長がロングタイプの「DX」と「GL」には、4列目シートの後ろに荷室スペースが用意されていないため、乗車定員の10名が乗っている場合は少量の荷物しか積むことができません。

しかし、「2:2:2:4」のシート配列となっている「GL」のみ、4列目のシートを跳ね上げることで広大な荷室スペースを確保することができます。

「2:2:3:3」のシート配列を採用している「GL」と「グランドキャビン」は、4列目シートの跳ね上げはできません。そのため、「DX」は荷室スペースがほとんど確保できないことになります。

ハイエースワゴンの内装の特徴④運転席

ハイエースワゴンの内装の特徴④運転席

ハイエースワゴンの運転席は、「フルリクライニング機能」と「シートスライド機能」が全グレードに標準装備されているため、自分の姿勢に合わせた配置をすることができ、快適なドライブを楽しめます。

また、ヘッドレストは「DX」は「一体式」となっていますが、「GL」と「グランドキャビン」は「分割式」となっているため、取り外しも可能です。

フロントオートエアコンは、「GL」と「グランドキャビン」にのみ標準装備されており、プッシュ式のコントロールパネル式が採用されています。

さらに、「グランドキャビン」には「CD・AM/FM(USB/AUX端子付)」が標準装備されているため、音楽やラジオを聴きながらドライブを楽しむことができます。

ハイエースワゴンの内装の特徴⑤その他

ハイエースワゴンの内装の特徴⑤その他

ハイエースワゴンの内装のその他の特徴は「座席周りの多彩な収納」です。

カップホルダー(2個)

インパネ中央部の下に装備されているため、運転席の方と助手席の方が共有して使用することができます。

助手席アンダートレイ

助手席側に装備されているトレイで、ティッシュボックスやメガネなど頻繁に使用する物を置くときに最適です。

グローブボックス

助手席側に装備されているボックスで、説明書や車検証など大切な物の保管に最適です。

大型センターポケット

インパネ中央部にある大型センターポケットは、奥行きがあるためガムボトルやタオルなどを収納するのに重宝できます。

センターコンソール

センターコンソールは、十分な深さがあり、スマートフォンや手帳、長財布などもまとめて収納することができます。

ハイエースワゴンが向いている人

ハイエースワゴンが向いている人

ハイエースワゴンが向いている人は「大人数でドライブ」をする機会が多い方です。

ミニバンの乗車定員は「7名」または「8名」となっていますが、ハイエースワゴンの乗車定員は「10名」と「2〜3名」多くの方を乗車させることができます。

仕事やプライベートにおいて「10名」程度の大人数を乗車させる機会が多い方は、ハイエースワゴンをおすすめします。

また、ハイエースワゴンはグレードによって「荷室スペース」が大きく異なるため、荷室の必要性を考慮し、自分の環境に適したグレードを選ぶことが大切です。

まとめ

まとめ

今回は、ハイエースワゴンの内装について徹底解説してきました。ハイエースワゴンの最大の特徴は「ミニバン以上の乗車力」があることです。

乗車定員「10名」はとにかく魅力的で、内装のインテリアもクセのないシンプルさを極めたデザインとなっています。シンプルが好きな方はそのまま乗りこなし、アレンジしたい方は自分でカスタマイズを楽しむこともできます。

仕事やプライベートにおいて大人数を乗せる機会が多い方は、ハイエースワゴンを利用してみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者

関 秀紀

関 秀紀

クルカ営業部 マネージャー

「大学卒業後に某大手自動車メーカー系のリース会社を経て、クルカに入社。 リースキャリアは前職から合わせて5年。普段は営業職としてお客様に最適な車選びをご提案しています。 前職時代には保険人募集の資格を取得。自動車保険の提案も経験しており、安心・安全なカーライフのサポート。車選びと保険の相談は、是非、関までご連絡ください! 一人ひとりのお客様に良いご提案ができるようがんばります。」

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