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更新日 2021.06.25(公開日 2021.6.25)

カーリース

福祉車両とは?カーリースできるの?

身体の不自由な方でも乗り降りしやすいようにつくられた車を福祉車両といいます。

福祉車両と一口にいっても、いくつかの種類があり、どのような機能があるかピンとこない方も多いはずです。

今回は、福祉車両の概要や種類とともに、福祉車両をカーリースする際のメリット・デメリットや補助金について詳しく解説します。在宅介護を行っている方や病院・介護施設といった法人の方はぜひ参考にしてみてください。

福祉車両とは

福祉車両とは

福祉車両とは、文字通り福祉に使われる車両ですが、具体的にどのような車両なのでしょうか。福祉車両の特徴やメリットを詳しく解説していきます。

福祉車両の特徴

福祉車両の特徴は、何といっても身体の不自由な人や高齢者目線でつくられているということです。車いすを使っていたり、乗り降りに使う力が弱かったりすると、通常の車を使うのは難しいでしょう。

福祉車両には、後述で詳しく解説しますが、車種によってリフトやスライドシートなどの機能が付いているので、乗り降りしやすくなっています。

これまでは介護施設や病院が使用する車両、介護タクシーなどに使われていましたが、現在は自家用車としても需要が増えてきました。より身近な車両になりつつあり、移動の自由が広がっております。

福祉車両のメリット

福祉車両のメリットは、以下の通りです。

  • 本人と介護者の負担が減る
  • スムーズに乗り降りできる
  • 税制上で優遇を受けられる

身体が不自由な方にとっては、福祉車両があることによって、乗り降りの負担が減ります。乗り降りによる疲労から億劫になってしまったお出かけも気軽にできるようになるでしょう。

本人はもちろん、介護者や家族の負担も減ります。車いすを持ち上げたり、手を引いたりする負担がなくなり、お互いに少ない負担で外出を楽しめるのがメリットです。

また、福祉車両の購入については、税制面での優遇を受けられます。安全機能の搭載された車両であれば、条件を満たした場合に消費税が非課税となるなど、購入しやすいように環境整備が進んでいるのです。

福祉車両の種類

福祉車両の種類

福祉車両は、大きく分けて介護式福祉車両と自操式福祉車両の2種類です。介護式はさらに細かく分かれ、タイプによって特徴が異なり、活躍できるシーンが変わってきます。種類それぞれの特徴を参考にして、目的に合った福祉車両を選びましょう。

介護式

介護式福祉車両は、以下の4種類です。

  • スライドシートタイプ
  • 昇降タイプ
  • リフト・スロープタイプ
  • スロープタイプ

スライドシートタイプ

回転シート車とも呼ばれ、助手席が回転するようになっているタイプです。助手席が横を向くので、お尻から腰を下してからシートを回転させて前方を向けます。通常の車両で乗り込むのが難しい方でもスムーズに乗り降りできるのが特徴です。

昇降タイプ

こちらのタイプでは、助手席や後部座席が電動で車外まで昇降できます。座席がより近くまで降りてくるので、より少ない負担で乗り降り可能です。

リフト・スロープタイプ

車いすの方を乗せるときに使用されるのが、リフト・スロープタイプの福祉車両です。バッグドアを開いた部分にリフトやスロープが設置されており、リフトに車いすを乗せて昇降したり、スロープを使って移動させたりして、車椅子を車内に乗せられます。

通常の車両で車いすを乗せるのは大変負担がかかりますが、こちらのタイプであれば本人・介護者両方の負担を軽減できるでしょう。

自操式

自操式の福祉車両は、身体の不自由な人自身で運転できるようにつくられています。手だけで運転できるもの、足だけで運転できるものなどタイプはさまざまです。自由に動かせる部分に合わせた福祉車両を選ぶことによって、気軽に外出やドライブを楽しめるでしょう。

福祉車両のカーリースはあるの?

福祉車両のカーリースはあるの?

福祉車両は、身体の不自由な人に向けた装備が搭載されている分、一般的な車両に比べると車両価格が高くなりやすいです。購入するのが難しい場合は、カーリースの利用を検討してみましょう。

初期費用がかからない

車の購入では、頭金が必要になる場合が多く、大きな出費となります。一方、カーリースでは、頭金を必要としないので、初期費用を気にせず利用できるのが嬉しいポイントです。

頭金やボーナス払いなどの費用は月額料金に含まれており、保険や車検などでその都度出費が発生する心配もありません。カーリースを活用すれば、福祉車両の利用のハードルが低くなるでしょう。

故障してしまっても対応がスムーズ

福祉車両を購入したとして、万が一故障してしまった場合、修理や代車を待つまでの対応が難しいです。修理に時間がかかったり、なかなか代車が見つからなかったりすると、大変不便な状態になります。

カーリースで福祉車両を利用する場合は、スムーズに修理や代車を依頼できることが多いです。福祉車両がない状態を避けられるので、安心感があります。

一度契約すると基本的には解約できない

福祉車両のカーリースには、デメリットもあります。カーリースは福祉車両に限らず、基本的に一度契約すると契約期間を満了するまで解約できません。使用していなくても月額料金が発生するので、どのくらいの期間必要になるかをしっかり見極めて利用しましょう。

また、中途解約できる場合でも、違約金が発生します。コストを避けるために、契約期間中しっかり使うことを前提に契約しましょう。

状態によっては追加料金が発生する

カーリースの契約期間が終了すると、原状復帰をして返却するのが基本です。福祉車両を使用している間に、故障や破損、傷などがあった場合追加料金が発生するかもしれません。

車を所有するのではなく利用するという性質上、できるだけ良い状態で返却できるように取り扱いに注意しましょう。

カーリースの補助はでるの?

カーリースの補助はでるの?

カーリースで福祉車両を利用する場合、補助や助成を受けられる場合があります。リース料金が非課税になるので、本来発生する消費税をカットできるのがメリットです。

他にも、条件に当てはまれば、都道府県や市町村の補助を受けられます。福祉車両をカーリースする際は、あらかじめ助成制度を確認しておきましょう。

まとめ

今回は、福祉車両の特徴やカーリースできるかどうかについて解説しました。

スライドシートタイプやリフト・スロープタイプなどの種類があり、身体の不自由な人自身や介護者の負担を減らしながら、移動の自由を広げてくれます。

初期費用を抑えられたり、故障時の対応がスムーズだったりするのが主なカーリースの特徴です。デメリットや補助についても確認して、福祉車両のカーリースを検討してみてください。

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この記事の執筆者

坂場 遼

クルカの坂場です。 大学卒業後、新卒でクルカに入社しました。 クルカでは営業としてお客様へ新車の販売、サポートを担当しております。小さい頃から車が好きで、現在でも街中で珍しい車が走っていると目で追いかけてしまいます。 好きだけではなく様々な知識を吸収し、お客様に満足いただけるカーライフをご提供いたします。 クルカのコラムでは、分かりやすさを重視しお客様目線で監修しております。

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