CX-30の維持費はどのくらい？

2019年に発表されたマツダCX-30は、伸びやかな美しさとSUVらしい力強さで凛としたデザインに仕上げられ近代的なSUV車として注目を集めています。

今回は、そんなCX-30の新車をローンで購入した場合、毎月支払うローンの目安や購入後にかかる月々、年間の維持費の目安について解説をしていきます。

CX-30の車両価格

CX-30の新世代ガソリンエンジン「e-SKYACTIV X（イー・スカイアクティブ エックス）」を搭載したCX-30は、瞬発力を高めた自在感と走行性能はそのままに、排出ガス性能と燃費を改善しました。それに加えて、国産SUV車だけでなく輸入車でも珍しくなったディーゼルエンジンを搭載したタイプが販売されています。

ハイブリッド、ガソリン、クリーンディーゼルとラインナップが豊富なCX-30の車両本体価格をグレード毎にみていきます。

最近では、環境に配慮したハイブリッド車への関心が高まっていますが、CX-30のハイブリッド車両価格は、ガソリンやクリーンディーゼルに比べると割高となっています。

新車で購入した場合のローンの目安 

カーローンは、銀行ローンと信販系ローンの他に残価設定ローンがあります。マツダには、マツダスカイプランという残価設定ローンがあり、将来の残価を最大55％保証してくれます。残価を設定することで月々の支払いは軽減されるのです。

それではマツダスカイプランで、CX-30を購入した場合、どのくらいの支払い額となるのかみていきます。

グレード名	XD L Package（2WD 6EC-AT）ディーゼル
車両本体価格（税込）	3,069,000円
プラン名	3年均等払いプラン（1,000kmタイプ）
実質年率	2.99%
諸費用等（税込）	195,440円
頭金	300,000円
立替支払元金	2,964,440円
支払い回数（期間）	37回
月々の支払い額（税込）	45,501円×35回
ボーナス月支払い額	なし
最終回1回前の支払い額（税込）	45,501円
最終回（残価）支払い額（税込）	1,543,000円
分割支払金合計額（税込）	3,172,561円
支払い総額（税込）	3,472,561円

ボーナス払いを設定すれば、月々の返済額は安く抑えられますが、ボーナスの支給額を懸念される方も少なくありません。そのため、最近では均等払いで残価設定ローンの利用するという方も増えている傾向にあります。

その他必要な維持費

自動車を所有していると、下記の維持費が必要です。

• 自動車税
• 車検代（重量税・自賠責保険・印紙代を含む）
• ガソリン代
• 駐車場代（賃貸の場合）
• 任意保険
• 部品・メンテナンス費

CX-30は、搭載しているエンジンによって税金の減免や非課税といった減税措置がとられています。例えば、1.8Lディーゼルの自動車税は36,000円ですが、新車登録の次年度に限り9,000円となります。（2021年3月31日までに購入した自動車に限る）

月間と年間の維持費の目安

税金や保険、メンテナンス費など全てが同じタイミングで必要になることはありません。それぞれが必要をなる時期を把握しておけば、急な出費にも備えることができます。

月間にかかる維持費の目安

CX-30XD L Packageのカタログ燃費は、19.2km/Lと数あるSUV車のなかでも低燃費の自動車です。しかし、カタログ燃費は、国が定めた規定で算出された燃費なので、実際に公道を走行した場合の燃費はカタログ燃費の8割程度となっています。

それでは、CX-30XD L Packageに毎月かかる維持費とその目安をみていきます。

• 駐車場代：1ヶ月あたり 10,000円〜30,000円
• ガソリン代（1ヶ月1000km走行する場合）：1000km÷約15.4km\L×123円（e燃費参照2021年5月現在税込）＝約8,000円

年間にかかる維持費の目安

税金や保険などは1年または2年毎に支払います。CX-30XD L Packageの年間にかかる維持費とその目安をみていきます。

• 自動車税：36,000円（新車登録次年度のみ9,000円）
• 任意保険料:  50,000円～70,000円程度（40代以上）150,000円～200,000円程度（20代〜）
• 車検代（2年毎）：70,000円〜（法定費用含む・税込）

この他に、オイル交換やタイヤ代などのメンテナンス費用として月5,000円程度を確保しておきましょう。

まとめ

今回は、CX-30の維持費や車両価格について解説してきました。スタイリッシュなフォルムと高級感のある内装に魅了されるCX-30。

次世代エンジン「e-SKYACTIV X」を搭載したことでSUV車の力強い走りと躍動感を保ったまま環境に配慮した排ガス性能と燃費を実現させました。さらに、SUV車としては珍しくなったディーゼル車は、ガソリン車に比べると維持費を抑えることも可能です。