サンシェードとは|新車のカーリースはクルカ
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更新日 2021.11.04(公開日 2021.11.2)

カーライフ

サンシェードとは

サンシェードとは

サンシェードを選ぶ時の基準は色や表面のデザインで選ぶ人もいれば、大きさや形で選ぶ人と基準はさまざまです。
一般的にサンシェードは、日焼け防止のために使われますが、何を基準に選べばサンシェードをより有効的、効果的に使うことができるのでしょうか。

今回は、サンシェードとはどのようなものなのか?目的に合ったサンシェードの選び方について解説していきます。

サンシェードとは?

サンシェードとは?

自動車は、大半が屋外で駐停車しています。そのため、直射日光が自動車全体を覆うのです。直射日光から自動車を守るアイテムとして使用されるのがサンシェードです。

  • Sun(サン)=太陽
  • Shade(シェード)=遮光する・日除け

上記の英語が名前の由来となっています。一般的に「サンシェード=フロントガラスを覆うもの」と認識していますが、サイドウィンドウとリアウィンドウを覆うタイプも販売されています。

高級車のなかには、サイドサンシェードやリアサンシェードが出し入れできるものがありますが、大半の自動車は市販のものを購入しなければなりません。

サンシェードの役割

サンシェードの役割

夏場のショッピングモールや行楽地など、あらゆる場所で駐車している自動車のほとんどがサンシェードを装着しているのを見かけますが、サンシェードをすることにはどんな意味があるのでしょうか。

それでは、サンシェードにはどのような役割があるのか挙げていきます。

車内の高温化を防ぐ

サンシェードを装着する最大の目的は、車内の高温化を防ぐことです。猛暑日、駐車から1時間弱で車内の温度は50度を超えてきます。
ダッシュボードはさらに熱を持って、70度以上になることもありますが、サンシェードをフロントガラスに装着することで直射日光を遮光することが可能です。

紫外線から車内を守る

自動車は、紫外線に常に晒されているため外装が色褪せたり樹脂で出来たパーツやライトの劣化が進むのは否めません。さらに、劣化は外装だけでなく室内にも悪影響を及ぼすのです。レザーシートの劣化やダッシュボードの日焼けが進むとひび割れや色褪せたの原因となります。

フロントガラスから受ける紫外線はリアやサイドに比べると大きいため、サンシェードを使って紫外線から車内を守る役割をしているのです。

サンシェードの効果はどのくらい?

サンシェードは、車内の高温防止や紫外線外防止の役割であることがわかりました。車内には、ダッシュボードをはじめ、ハンドルやナビ、ドライブレコーダーといったプラスチックを使った装備が多くあります。直射日光を浴び続けるとプラスチックの破損やひび割れを起こしたりハンドルが熱で持てなくなる可能性もあるのです。

JAFの調査によると、4月の最高気温が23℃という日、公園に停めた自動車の車内温度を測定した結果、下記の通りになりました。

  • ダッシュボード付近:70.8 ℃(時間:11時50分頃) 
  • 車内温度(運転席の顔付近):48.7℃(時間:14時10分頃)
  • 測定日の外気温:23.3 ℃(時間:13時40分頃) 
  • フロントガラス付近:57.7℃(時間:11時50分頃)

車内温度は50℃近くまで上昇しているため、車内に置いた一部の缶入り炭酸飲料が破裂したこともわかりました。

真夏の車内温度(JAFのユーザーテスト)はこちらから

車内での危険性を防ぐアイテムとしてサンシェードは効果的です。サンシェードが、熱や紫外線から車内を守ってくれるのでダッシュボードやドライブレコーダーなどに使われるプラスチックを保護、製品の寿命ものばしてくれます。さらに、直射日光を遮り車内の温度上昇も抑えることが可能となり、エアコンの効率を上げることも可能です。

サンシェードの選び方

サンシェードの選び方

主な目的として、紫外線から車内を守ったり社内の高温化を防ぐためのサンシェードですが、どれが良いのかわからない人も少なくありません。駐車中の車内をより快適にしておくために、サンシェードの選び方が重要なポイントとなります。

サンシェードには下記の4種類がありますので、それぞれに特徴についてみていきましょう。

フロント設置タイプ

サンシェードの中で普及率が最も高いものが、フロントガラスに装着するタイプです。直射日光が1番当たるダッシュボードの部分を遮光するため、車内が高温になるのを抑える効果があります。

装着の方法も簡単で、フロント部分に挟むだけで完了します。簡単に装着できるため、老若男女問わず使うことが可能です。折り畳んだ時に嵩張るのが難点でしたが、最近では折りたためばコンパクトになるサンシェードも数多く発売されています。

カーテンタイプ

カーテンタイプのサンシェードは、リアサイドに取り付けます。カーテンで全面を覆うため、室内が全く見えない状態となり、遮光だけでなくプライバシーを守る要素も兼ね備えているので車内で休憩や仮眠をとる場合にも便利です。

家のカーテン同様にレールが必要なので設置には少し手間がかかりますが、レールの取り付け作業後は、簡単に開閉できます。

吸盤タイプ

カーテンタイプと同様、吸盤タイプは主にリアサイドを覆うサンシェードです。サンシェードの四隅に吸盤がついているため、窓にも女性でも気軽に取り付けられます。ただし、使い続けると吸盤が劣化したり、窓に吸盤の痕が残る恐れがあるので取り扱いには注意が必要です。

静電気粘着タイプ

吸盤タイプと似ていますが、静電気でガラスに粘着させるタイプのサンシェードです。
静電気粘着タイプの場合は、盤の劣化や窓に吸盤の痕が残るような心配はありませんが、静電気がゴミを集めるので汚れやすいのでこまめに掃除が必要です。

まとめ

まとめ

今回は、サンシェードとはどのような役割をしているのか?どのように使えば効果的であるのか?サンシェードの選び方について解説してきました。

自動車は、直射日光に当たることが多く、紫外線により外装だけでなく車内の劣化も進みます。また、過ごしやすい春秋の気候でも、1時間ほど駐車するだけで車内温度は50℃近くまで達するのです。

サンシェードには4種類ありますが、上手く活用することで車内を快適な状態に保つだけでなく、プライバシーの保護や休息するための空間にも変えることができます。

ここでご紹介をしたサンシェードの役割や効果的な使い方・選び方について理解をした上で購入前をして、快適な車内環境を実現させましょう。

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この記事の執筆者

白幡 魁都

白幡 魁都

クルカ営業部 リーダーの白幡 魁都です。キャリアは新卒から、自動車業界一筋。新卒は中古販売会社に入社。その後、クルカに中途で入社しました。 カーリースのキャリアは2年以上あり、中古車の市場の知識や買い取り業務の経験は社内で一番知識があります。 リースのご相談のほかに、前職キャリアを活かし、お車の下取りのご相談を承ることも可能です。また中古車販売社の頃は、主に軽自動車を取り扱うことが多く、軽自動車の情報や知識にも自身があります。 これまでのキャリアを活かし、車の乗り換えや買い替えといったコラムの監修にも携わっています。

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