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更新日 2023.12.15(公開日 2022.1.17)

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カーリース車のカーナビ選びの正解は

カーリース車のカーナビ選びの正解は

カーナビとは

インダッシュ型(据え置き型ナビ)

もはや車になくてはならないアイテムであり、わざわざ説明するまでもないかもしれませんが、カーナビとはGPS衛星からの信号や地図情報などをもとに、デジタルの地図上に自車位置を表示し、目的地までの道順を映像や音声で教えてくれる便利なデジタルツールです。渋滞や工事、交通規制などの情報も利用でき、渋滞を避けた最適なルートを検索・表示することも可能です。

最近でこそ、専用のカーナビの代わりにスマートフォンをダッシュボード上に設置してナビアプリをカーナビがわりにしている方や、ディスプレイオーディオからスマホの「Apple CarPlay」や「Android Auto™」機能を利用しているという方も増えていますが、専用のカーナビにはやはり専用機ならではのメリットがあります。

ただカーナビは決して安いものではありませんし、一旦装着すると交換するのも大変です。そのためカーナビ選びは簡単ではありません。特に装着する車がカーリース車両だった場合、注意するべきこともあり、カーリース車であるゆえの慎重さも求められます。

カーナビの種類

カーナビの種類

カーナビと一口に言っても、カーナビのタイプ、種類には主にダッシュボードに埋め込む一体型の「インダッシュタイプ」と、ダッシュボード上に設置する「ポータブルタイプ」があります。

インダッシュタイプとは

インダッシュタイプはインパネに埋め込まれるのでドライバーの視界を遮ることなく、見た目もすっきりと収まるのが大きな魅力でしょう。フローティングタイプの大画面タイプや車種専用取り付けが可能なものなどラインアップも豊富にそろっています。フローティングタイプとは、カーナビ本体を埋め込み、液晶モニター部を浮かせて装着するタイプのことです。液晶モニターを埋め込まないのでオーディオスペースに左右されない9型や10型といった大画面を実現可能となっています。

多くの場合インダッシュタイプのカーナビはオーディオやテレビの機能が一体となったAV一体型なっており、豊富な機能が内蔵されているというのもインダッシュタイプならではのポイントです。

しかし、車種によっては純正装着のオーディオユニットやスペースの関係上物理的に設置できないことがありますし、取り付けにはダッシュボードの分解や専用のマウントキットが必要で費用も手間もかかります。

ポータブルタイプとは

ダッシュボード上に取り付ける「ポータブルタイプ」は、本体と液晶モニター、GPSアンテナや電源などが一体となったタイプです。一体型の本体をダッシュボード上に両面テープなどで固定し電源コードを繋ぐだけなので取り付けが容易でダッシュボードに傷などをつけるリスクがありません。

その分機能的にはインダッシュタイプに劣りますし、また見た目もインダッシュタイプほどすっきりとはいかず、大画面型の場合運転中視界を遮る可能性もあります。

カーナビを取り付けるメリット

カーナビを取り付けるメリット

専用のカーナビを取り付けるメリットは何といっても自車位置精度の高さです。GPS衛星の情報だけでなくジャイロセンサーや車速センサーを使用しているため、スマートフォンのカーナビアプリより精度の高い自車位置が可能なっています。またトンネル内でも自車位置はズレません。そのため、路地の多い都市部などでも正確な道案内が可能です。

またAV一体型のカーナビの場合、オーディオ機能がグレードアップするというのも魅力です。様々な設定が可能な音響機能や、地デジの視聴、ハイパワーなアンプにハンズフリー通話やスマホ内の楽曲再生が可能な「Bluetooth」対応などといった多彩な機能をもち、高音質、高画質で各種AVソースを楽しむことができるというのは専用AV一体型カーナビならではの大きな魅力でしょう。

オンダッシュタイプは、AV機能は地デジなどに限定されているのでそこまでの機能性はありませんが、優れたGPS電波受信機能やジャイロセンサーを搭載したモデルなら自車位置精度はスマホアプリ以上です。それに、脱着が容易で載せ替えなどもDIYでできます。さらに、7型を超える大画面タイプでも価格が手ごろで、スマホ以上に見やすい地図による道案内が可能となっています。

ほかにもスマホをカーナビ代わりに使用した場合、充電しながらの利用ではスマホのバッテリーに大きな負荷をかけることになりますし、また地図データの受信に通信コストもかかります。加えてダッシュボード上にスマホを設置すると夏場の高温が大きなダメージにもなるのでスマホを故障させてしまうリスクがあります。やはりカーナビ機能はスマホを兼用するのではなく、スマホはスマホとして、カーナビは車載器として設計された専用のものを使用するのがベストではないでしょうか。

カーリースでカーナビの取り付けは可能? 装着する場合の注意点とは

オンダッシュ型(ポータブルナビ)

カーリース車の場合も多くの方がカーナビの装着を検討されると思いますがその選択は意外に難しいものです。カーリースの車種によっては標準装備としてオーディオ機能一体のカーナビやディスプレイオーディオが初めから装備されていることもありますし、中には、カーリース会社の独自のサービスとしてカーナビが無料で付属されているということもあるようです。そのような場合はそれらを利用すれば特に問題はありません。

しかし、リース車に標準装備のカーナビがない場合は、カーナビの追加を検討する必要があります。選択肢はいろいろありますが、まずはメーカーオプションのカーナビやカーリース会社が用意しているオプションのカーナビを装着することを検討するのが確実です。リース契約時にカーリース会社に依頼したオプションで追加すれば車の返却時には取り付けたまま返却でき原状回復をする必要もありません。またその費用もリース料金に組み込むことができ、後から追加で費用が発生することがありません。

カーナビの後付けは可能?

まとめ

リース契約時にカーナビのオプションを選ばず、リース車が納車後に、後からカーナビ取り付けたいとなった場合は注意が必要です。ほとんどのリース会社ではカーナビの後付けを禁止しておらず、ディーラーオプションのカーナビや市販のカーナビを装着することは基本的には可能です。

ただし、リース契約者側で独自に後付けのカーナビを装着した場合、それはカスタマイズということになり、リース車の返却時に装着したカーナビを取り外して原状回復する義務があります。原状回復をしない場合違約金が発生する可能性があるのでこれは必須です。

インダッシュタイプのカーナビの場合、脱着にダッシュボード周りを分解する必要があり、その際に車に傷をつける可能性がありますので注意が必要です。リース車の返却の際に原状回復を行ったとしても、脱着の際にもし車に傷がついてしまえば違約金が発生する場合があります。

リース車に後付けでカーナビを装着したいという場合、脱着のための費用が安くリスクの小さいポータブルタイプのカーナビが選ぶのが無難といえます。最近のポータブルカーナビは性能も優れており、道案内機能や渋滞情報に関してもインダッシュタイプに匹敵します。 ダッシュボード上に後付け感満載のポータブルカーナビを鎮座するという見た目の問題はありますが、ポータブルタイプでもカーナビとして機能に不満を持つことは少ないはずなのでリース車に後付けでカーナビを取り付けたいという方はまずはポータブルカーナビで検討してみることをオススメします。

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この記事の執筆者

小嶋 啓意

小嶋 啓意

クルカ事業部 統括マネージャーを務める小嶋です。新卒から自動車業界一筋15年のキャリアがあります! 大学卒業後、某大手国内ディーラーの営業職を経て、クルカに入社しました。 自動車業界のキャリアの長さは社内屈指。「車といえば、小嶋さん」と社内で言われるレベルの車好き。車は三度の飯より大好きです! ディーラーや現職の営業経験を生かした車選びのご提案が得意です。長年の経験から、お客様にとって最適な1台をご用意いたします。 営業時代は商品のスペックを理解し、お客様に提案することをモットーにしましたので、自動車のスペックに精通しています。 弊社Youtubeチャンネルでは、車選びの知識やクルカで取り扱っている車種の解説もしています。 ぜひ車選びの参考にしてみてください! →YouTubeクルカ公式チャンネル

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