- カーリースお役立ちコラム
- カーリース記事一覧
- カーリースは審査なしで利用可?審査項目や通りやすくなる方法などを解説
更新日 2024.08.29(公開日 2024.8.13)
カーリースは審査なしで利用可?審査項目や通りやすくなる方法などを解説
カーリースは月々定額で車に乗ることができる便利なサービスです。頭金やボーナス払いが必要ないカーリースも多く、コスト面で不安を感じる方にもおすすめとなっています。
しかし、車を購入する場合のカーローンと同様、カーリースには審査が必要です。審査があると聞くと、利用できるかどうか不安になってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「審査不要で利用できるカーリースはあるのか?」「カーリースの審査項目と通過目安」や「カーリースの審査に通りやすくする方法」について紹介していきます。
カーリースの利用が初めてで、審査に通れるか不安な方は、ぜひチェックしてみてください。
審査不要で利用できるカーリースはあるの?
審査不要で利用できるカーリースはあるのかについて、次の3つの観点から見ていきましょう。
- カーリースは審査なしで利用できない
- 「審査なし」を謳うカーリース会社がある
- 複数の信販会社で審査する場合がある
カーリースは審査なしで利用できない
審査なしでカーリースを利用することは、基本的にはできません。
カーリースを利用する場合、カーリース会社の自社の独自審査か、提携している信販会社の審査を受けなければならないからです。
信販会社とは、割賦販売法に基づき、信用販売を行っている会社のことです。
わかりやすく言えば、クレジット支払い、ショッピングローンをはじめとする各種ローンに関する業務を行っている業者のことを指します。
カーリース会社が最も避けたいのは、「車を提供したのに、利用者がリース料金を払わずに車を使用している」という事態です。そこでカーリース会社は自社の基準に基づいた審査、もしくは信販会社の審査を通して、利用者が安定的に支払いを継続できるか判断します。
基本的には独自審査を実施しているカーリース会社の方が、審査は通りやすいです。
「審査なし」を謳うカーリース会社がある
カーリース会社の中には、「審査なし」とうたっている業者もあります。
しかし、こういった業者も、実際には自社で独自の審査を設けている場合がほとんどです。
独自審査の基準は各カーリース会社によって違うため、審査基準が厳しい場合もあれば、緩い場合もあるでしょう。実際に、独自審査を実施しているカーリース会社の中には、「過去に金融事故を起こしていても可能」とうたう業者もあります。
とはいえ、独自審査を実施しているカーリース会社は中小企業が多い傾向にあり、「安心感のある大手のカーリース会社と契約したい」と考える方には不向きです。
独自審査のカーリース会社は、審査基準が緩い分「選べる車が古く、種類が少ない」「月々の支払いや手数料が高く、自己負担額が多い」など、何らかの制約を課している場合もあります。
そのため、独自の審査を設けているカーリース会社を利用する場合は、「なぜ審査基準が緩いのか」を事前に調査しておきましょう。
複数の信販会社で審査する場合がある
カーリース会社の中には、複数の信販会社で審査をしている業者もあります。
一般的に、信販会社が複数あるカーリース会社の方が、信販会社が1社だけのカーリース会社よりも審査の通過率が高いです。
その理由は、信販会社によって審査基準が異なるからです。
仮に1社目で審査に落ちてしまっても、複数の信販会社で審査する場合、2社目や3社目で審査に通る可能性もあります。
そのため、審査に受かりやすいカーリース会社を選びたい場合は、「複数の信販会社で審査するか」をチェックするといいでしょう。
カーリースの審査に関する詳しい解説を知りたい方は、以下の記事をお読みください。
関連記事
カーリースの自社審査とは?
カーリースの「審査なし」のデメリット
審査が緩いカーリース会社の場合、「手続きがスピーディー」「過去に金融事故を起こしてしまっても安心」などのメリットがあります。
一方でつぎのようなデメリットもあります。
- サービス内容が不十分
- 使用地域が限定的
- 低年式の中古車が多い
- 月々の支払いや手数料が高い
- 連帯保証人が必要になる可能性が高い
審査基準が緩いカーリース会社は、審査基準が緩い分、何らかの制約を課している場合が多いです。そのため、いくら審査が緩いからといって、考えなしに契約するのはやめておきましょう。
繰り返しにはなりますが、審査基準が緩いカーリース会社を利用する場合は、「なぜ審査基準が緩いのか」を事前に理解しておくことが大切です。
カーリースの審査項目と通過目安
審査なしのカーリースであっても、申し込み時には審査項目を申告する必要があります。
利用者が毎月の利用料金を安定的に継続して支払えるかの判断基準となるからです。
そこで、一般的なカーリースの審査で必要とされる審査項目について解説していきます。
- 年収
- 年齢
- 職業や勤務年数
- 個人の信用情報
審査を通過するそれぞれの目安についても紹介していますので、自分の状況に照らし合わせて考えてみてください。
年収
年収はカーリースの審査で必ずといって良いほど確認される項目です。
カーリースの審査における年収の明確な基準は公開されていませんが、ローン審査では一般的に200万円以上が目安と言われています。しかし、200万円未満では審査が絶対に通らないわけではないので安心してください。
例えばアルバイトやパートなどの非正規雇用で収入が安定していない場合でも、資産を保有していたり、定期収入のある保証人を立てたりすることで審査に通るケースもあります。
このようにカーリースの審査は、ひとつの基準だけではなく、さまざまな条件をもとに総合的に審査が行われるので、ひとつの目安として考えておくといいでしょう。
年齢
カーリースには年齢制限があり、18〜75歳としているカーリース会社が多いです。
年齢制限はリース会社によって異なり、審査申し込み時点の年齢である場合もあれば、契約満了時点の年齢である場合もあるので、注意しましょう。
カーリースに年齢制限が設けられているのは、「運転能力のリスク」「支払いができないリスク」が主な理由と言われています。
運転能力のリスク
警察庁が発表している令和5年中の交通事故の発生状況によると、交通事故件数が16〜19歳が最も多く、その次に20〜24歳、次いで85歳以上が多いです。
未成年者は運転経験が浅く、運転技術が不足していることから交通事故を起こす確率が高いと考えられています。
高齢者は、身体や脳の機能低下によって危険の認識が遅れることから、事故を起こすリスクが高いです。
以上の理由により、未成年や高齢者はカーリースを利用できない場合があります。
支払いができないリスク
未成年の場合、学生であることが多く、「収入が安定せずに支払いを継続できるか不安」「そもそもの収入が少ない」といった不安があります。
一方で高齢者は、定年退職したあとは年金で生活している方が多く、安定した収入が得にくいと判断されてしまいます。
上記のように、未成年や高齢者は支払い能力でのリスクがあるため、多くのカーリースでは年齢制限が設けられています。
職業や勤務年数
年収に加えて、職業や勤務年数がカーリース会社の審査に影響する場合もあります。
その理由は、契約期間中に継続して支払いをできるかの目安となるためです。
年収と同様にカーリースでの明記はされていませんが、ローン審査では公務員や通常の正社員など、正規雇用されて安定的に収入を得られる職業が有利です。
勤務年数にも明確に決まりはありませんが、3年以上勤めていれば問題がないとされています。勤務年数が1年未満だと、仮に就職や転職直後の正社員であっても不利に働く場合があります。
いくら年収が高くても、自営業や非正規雇用者は審査で不利になる傾向にあるので注意が必要です。
なお、法人や個人事業主の方は申し込みの条件が異なる場合があるので、法人や個人事業主向けのカーリース会社を検討してみてください。
個人の信用情報
個人の信用情報も、カーリース会社の審査に大きく関わる要素です。
信用情報とは、信用情報機関(CICやJICCなど)に登録されている、クレジットカードやローンの契約情報(債務歴や借入状況など)のことです。審査の際は、信用情報機関からこれらの個人情報を入手し、利用者が安定的に支払いを継続できるか確認・判断します。
過去に任意整理や自己破産をしている場合も一定期間登録されており、こちらも審査の対象です。
これらの情報は「事故情報」として信用情報機関に登録されており、その期間は約5年(自己破産は約10年)です。この間はローン審査やカーリース審査に通るのが極めてきびしくなります。
クレジットカードや携帯料金の払い忘れなどで、何度も延滞を起こしている場合も同様です。
カーリース会社を利用する際は、「現在抱えている借金はないか」「過去数年内に金融事故を起こしていないか」を事前に確認しておきましょう。
カーリースの審査に通りやすくなる方法
審査項目と目安を確認して、もしかしたら自分は審査に通らないかもしれないと感じた方もいるでしょう。しかし、カーリースの審査はさまざまな条件をもとに総合的に審査が行われるため、目安をクリアしていないからといって審査に通れないわけではありません。
そこで、そのような方のためにカーリースの審査に通りやすくなる方法について紹介します。
- 適切なリース料金を設定する
- 各種支払いの状況を確認する
- 正確な情報を提供する
これらの対策をすれば絶対に審査に通るわけではありませんが、実践することで審査に通りやすくなるので、試してみてください。
適切なリース料金を設定する
カーリースの審査に通りやすくするなら、年収などに見合う適切なリース料金を設定しましょう。
具体的には、返済負担率(年間のローン返済額やリース料金の年収に対する割合)が30〜35%に収まっているかどうかをひとつの目安にしてください。返済負担率を計算する場合は、以下の計算式に数字を当てはめます。
計算式:年間の返済額÷年収×100=返済負担率(%)
また、カーリースを利用する場合、駐車場代やガソリン代といった車の維持費も考慮しなければなりません。返済負担率にこれらの維持費を含め、無理なく支払える料金を設定することで、よりカーリースの審査に通りやすくなります。
各種支払いの状況を確認する
各種支払いの状況を確認するのも、カーリースの審査に通りやすくなるポイントのひとつです。
カーリースを利用する前に、クレジットカードや携帯電話、税金など、各種支払いに滞納や遅延が発生していないか確認しておきましょう。
もしも支払いに遅延がある場合、カーリースの審査で大きく不利になってしまいます。
カーリース契約を行う前には、事前に各種支払いに滞納や遅延がないかを確認し、もしあるのであれば事前に解消しておきましょう。
事前に滞納や遅延を解消できていれば、カーリースの審査が有利になります。
正確な情報を提供する
カーリースの申し込み時には、正確な情報を提供しましょう。
内容が誤っていることが発覚した場合、信用を失ってしまい、審査で不利になってしまう可能性があるからです。
カーリースの審査時には、次の項目がチェックされます。
- 生年月日
- 住所
- 職業・勤務年数
- 年収
これらの情報を正確にカーリース会社に提供すれば、審査に落ちる確率が低くなります。
虚偽の申告が悪質な場合、損害賠償を請求されたり、後に発覚して強制解約になったりする可能性もあります。そのため、カーリースの申し込み時には、虚偽の申告だけは絶対にやめておきましょう。
カーリースの審査に落ちたらすべきこと
先ほどの方法で対策しても、審査に落ちてしまうことはあります。
しかし、カーリースでは1度審査に落ちてしまっても終わりではありません。多くの場合、再審査が受けられます。
そこで、再審査を受ける前にすべきことをまとめたので、確認しておきましょう。
- 連帯保証人を立てる
- 頭金を支払う
- 契約内容を再検討する
こちらも対策をすれば必ず審査に受かるものではありませんが、再審査の際に審査に通りやすくなります。
連帯保証人を立てる
カーリースの審査に1度落ちてしまっても、連帯保証人を立てることで審査に通ることがあります。
収入や信用情報に不利な点があっても、担保となる不動産があったり、安定収入を得ている配偶者や親などの近親者に依頼して連帯保証人を立てたりすることで、カーリース会社に信用に足ると考えられることがあるからです。
カーリース会社から連帯保証人の提案があった場合、連帯保証人を立てることで審査に通る可能性は高くなります。
しかし、連帯保証人は契約者と同等の支払い責任を負う立場になるため、依頼をするときは慎重にお願いしましょう。金銭トラブルに発展する可能性もあるので、十分に注意が必要です。
カーリースの保証人に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください
頭金を支払う
審査に落ちてしまった場合、頭金を支払うのも審査に通るためのポイントです。
カーリースの審査に通らなかった原因の多くは、返済負担率のバランスが取れていないことです。その場合、頭金を支払って年間の支払額を減らすことで、審査でプラスに働く可能性があります。
とはいえ、頭金を支払うことにはデメリットもあります。
カーリースは本来、まとまった資金を用意しなくても新車に乗れる点がメリットです。貯金がなくて購入を諦めていた方はもちろん、貯金を崩したくない方にもぴったりのサービスです。
しかし、カーリースで頭金を支払ってしまうと、これらのメリットがすべて薄れてしまいます。結果、頭金を支払うことで資金を大きく減らしてしまい、生活費や突発的な出費への備えが足りなくなる可能性が出てきます。
そのため、頭金を支払う際には不用意に支払うのではなく、家計事情が逼迫する可能性を考慮して試算しておくことが大切です。
契約内容を再検討する
年収に合わせて、返済負担率とのバランスが悪くない車種を選んだとしても、審査に落ちてしまうことがあります。そのような場合、契約内容を再検討する必要があります。
- さらに安い車種に変更する
- グレードやオプションを下げる
上記のように契約内容を再検討して対策することで、リース金額が少なくなる分、前回の審査よりも審査に通りやすくなります。
しかし、いくら審査に通過するためとはいっても、用途に合わない車種やグレードにしてしまっては本末転倒です。そうならないためには、条件にあらかじめ優先順位をつけておきましょう。
優先順位をはっきりさせておくことで、カーリース会社に問い合わせたときに、もっと安く希望する条件に合った車が見つかることもあります。
短期リースで賢く新車に乗ろう!おすすめプラン「新車カーリースクルカ」
初期費用にまとまった資金が必要ないカーリースは、一定の月額料金を支払うだけで車に乗れるため、貯金がなくて新車を諦めていた方はもちろん、大きな出費が怖いという方にぴったりなサービスです。
新車に乗り続けたい方には短期契約できるカーリースがおすすめで、短期間でさまざまな新車が楽しめます。
「新車カーリースクルカ」では、2年もしくは3年の短期間から契約期間が選択可能です。安心最長3年契約なので、カーリースが初めての方でも利用しやすくなっています。
3年以内の国産車契約なため故障リスクが非常に少なく、短期の契約なので車検の必要もありません。「車検費用が心配」「車検の手続きが面倒」など、カーリースの車検にマイナスなイメージを持たれている方でも安心です。
また、「新車カーリースクルカ」では複数の信販会社が審査を担当するため、1社のみで審査を行なうカーリースよりは審査に通過するチャンスも多くなっています。
審査は無料なので、まずは一度審査に申し込んでみてください。
この記事の執筆者
関 秀紀
クルカ営業部 マネージャーの関 秀紀です。大学卒業後に某大手自動車メーカー系のリース会社を経て、クルカに入社。 リースキャリアは前職から合わせて5年。普段は営業職としてお客様に最適な車選びをご提案しています。 前職時代には保険人募集の資格を取得。自動車保険の提案も経験しており、安心・安全なカーライフのサポート。車選びと保険の相談は、是非、関までご連絡ください! 一人ひとりのお客様に良いご提案ができるようがんばります。
ちか
日常使いは軽だけどクラシックカー好き。 近隣県までドライブ&ご当地グルメを堪能するのが休日の楽しみです!
関連コラム
おすすめ車種
-
オススメ
トヨタハリアー月額定額
36,300
(税込)
円〜36回/36000km
ガソリンハイブリッド
駆動:2WD
定員:5人
排気量:2000/2500 cc
詳細
-
オススメ
トヨタプリウス月額定額
39,600
(税込)
円〜36回/36000km
ハイブリッド
駆動:2WD/4WD
定員:5人
排気量:2000 cc
詳細
-
オススメ
トヨタクラウン スポーツ月額定額
77,000
(税込)
円〜36回/36000km
ハイブリッド
駆動:4WD
定員:5人
排気量:2500 cc
詳細
-
オススメ
ホンダステップワゴン月額定額
49,500
(税込)
円〜36回/36000km
ハイブリッド
駆動:2WD
定員:7人
排気量:2000 cc
詳細
-
オススメ
三菱デリカD:5月額定額
44,000
(税込)
円〜36回/36000km
ディーゼル
駆動:4WD
定員:7人
排気量:2200 cc
詳細
新車カーリースを探す
条件・用途から車を選ぶ
- 燃費性能で選ぶ
- 定員数で選ぶ
- おすすめ用途で選ぶ
お問い合わせ
私達にお任せください!
分かりやすく丁寧にご案内いたします!
-
LINEでのお問い合わせ
お友達追加をしていただくと、
友達追加
メッセージでの問い合わせが可能です
- HOME
- カーリースお役立ちコラム
- カーリース記事一覧
- カーリースは審査なしで利用可?審査項目や通りやすくなる方法などを解説