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- 新車3年乗り換えはコスパがいい?メリット・デメリットと損をしないためのポイント
この記事の監修者

早川 由紀夫
株式会社クルカCEO
新車販売、カーリース業界の第一人者。2005年に設立したジョイカルジャパンでは、創業以来Founder 兼 COOとして「0」から店舗開発、店舗支援を現場で一から推進し続けた。2021年10月1日よりジョイカルジャパン代表取締役社長 CEOに就任。新車ECサイトでの販売にもいち早く取り組み、オンライン完結のカーリースサービスを普及させた。2019年には、月額2万円台〜の業界最安値を実現した短期カーリース専門会社「クルカ」を設立。常に顧客ニーズを捉えたサービスを展開し、カーライフの進化を牽引している。
「所有から利用へ。カーリースは、車との関係を再定義する、時代の潮流です。月々定額で新車に乗れる手軽さだけでなく、車との付き合い方をもっと自由に、もっとスマートな新しいカタチに。このメディアが、皆様のカーリース選びの羅針盤となるように、最新情報や役立つ知識を発信していきます。」
「新車は3年で乗り換えるのが一番お得」と聞いたことはありませんか?
多くの方は「車は長く乗るほど節約になる」と考えがちですが、実際にはそうとは限りません。
車検費用やメンテナンス代、リセールバリューの下落などを踏まえると、3年で乗り換えるほうがトータルコストでは賢い選択になるケースもあります。
今回の記事では、3年・5年・7年・10年それぞれで乗り換えた場合の費用シミュレーションや、「3年乗り換え」のメリット・デメリットを解説します。
新車の3年乗り換えで損をしないためのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 【年数別】乗り換え費用シミュレーション
- 新車を3年で乗り換えるメリットとデメリット
- 新車の3年乗り換えで損をしないためのポイント
新車の3年乗り換えは高コスパで有力な選択肢

ここでは、人気ミニバンを例に挙げて、3年・5年・7年・10年で乗り換えた場合の費用を比較してみます。どの期間がもっとも高コスパになるのか、詳しく見ていきましょう。
純粋な費用だけなら5年〜10年が安い
まずは、年数ごとに乗り換えた場合の費用シミュレーションを見てみましょう。以下の表は、車両価格350万円の人気ミニバンを想定し、年数別に10年間の総費用を算出したものです。
【年数別 乗り換え費用シミュレーション】
| 項目 | 3年ごと 乗り換え |
5年ごと 乗り換え |
7年ごと 乗り換え |
10年間 乗り続ける |
|---|---|---|---|---|
| 車両購入費用 | 3,500,000円×3回 =10,500,000円 |
3,500,000円×2回 =7,000,000円 |
3,500,000円×2回 =7,000,000円 |
3,500,000円×1回 =3,500,000円 |
| 車検費用 | 0円(車検なし) | 100,000円×2回 =200,000円 |
100,000円×3回 =300,000円 |
100,000円×4回 =400,000円 |
| メンテナンス費用 (オイル・タイヤなど) |
約300,000円 | 約400,000円 | 約500,000円 | 約600,000円 |
| 売却時リセールバリュー(※) | 2,450,000円(70%)×3台 =7,350,000円 |
1,925,000円(55%)×2台 =3,850,000円 |
1,400,000円(40%)×2台 =2,800,000円 |
700,000円(20%)×1台 =700,000円 |
| 10年間の総費用 (出費−リセール) |
6,150,000円 | 5,750,000円 | 6,000,000円 | 5,800,000円 |
※リセールバリューは新車価格に対する割合をもとにした概算です。上記金額はあくまでも目安であり、実際の金額は車種・グレード・走行距離・使用環境などによって変動します。
この表を見ると5年〜10年の保有がもっとも安い傾向にありますが、3年ごと乗り換えでも差はわずかであることがお分かりいただけると思います。
「コスパ」で考えると3年乗り換えは有力な選択肢
先ほどのシミュレーション上は、10年間の総費用だけを見れば5年〜10年保有のほうが安くなる計算です。しかし、3年ごとの乗り換えでは車検費用や大規模なメンテナンスコストを避けられたり、リセールバリューが高い状態で買い取られたりと、実質的な出費を抑えやすくなります。
車は年数が経つほど故障や部品交換のリスクが増え、同時に買取価格も下がる傾向にあります。そのため、長期保有は一見お得に見えても、「見えないコストが積み重なりやすい」のが実情です。
一方、3年ごとに乗り換えれば、常に最新の安全性能・燃費性能を備えた車に乗り続けられて、売却時の価値も高く維持できます。このような理由から、価格以外の価値を含めて考えれば、3年乗り換えは費用対効果に優れた「高コスパな乗り方」といえるのです。
新車を3年ごとに乗り換える5つのメリット

ここからは、3年ごとに新車へ乗り換えることで得られる主なメリットを5つ紹介します。具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。
高いリセールバリューが期待できる
一般的に、新車から3年程度の車は中古車市場で最も需要が高く、価値が落ちにくい傾向があります。モデルチェンジ直後の人気車種や、燃費・安全性能に優れた車種であればリセールバリューが高く、新車価格の50〜60%前後で売却できることもあります。
そのため、3年で乗り換えれば「高値で売却→次の車の購入資金にする」という好循環が生まれ、結果的に総支出を抑えることが可能になります。
車検費用がかからない
日本では新車登録から3年後に初回の車検を迎え、その後は2年ごとに受けることになります。
3年ごとに車を乗り換える場合、この「初回車検」を迎える前に手放せるため、数万円〜十数万円の車検費用や整備費用を節約できます。
また、車検時にはタイヤ・ブレーキパッドなどの消耗品交換が発生することも多いため、細かな費用負担も軽減できる点も大きなメリットです。
メンテナンス費用を抑えられる
多くの新車にはメーカー保証が付帯しており、一般的には「初年度登録から3年以内または走行距離6万kmまで」が保証期間の目安となります。この保証期間内であれば、重大な故障や部品交換が発生しても保証修理の範囲でカバーされることが多く、大きな出費を防げます。
さらに、3年程度では主要な消耗部品の交換サイクルにも達しにくく、想定外の出費をかける必要もなくなります。つまり、3年以内に乗り換えることで「故障リスクが低く維持費も安い期間」だけをうまく活用することができ、トータルのコストを最小限に抑えられるのです。
常に最新の安全・燃費性能の車に乗れる
自動ブレーキや車線維持支援などの先進安全技術は、年々大きく進化しています。10年など長く同じ車に乗り続けると、購入当初は最新でも、いつの間にか「旧世代の安全性能」になってしまうのは避けられません。
一方、3年ごとに乗り換えれば、常に最新の安全機能や運転支援システムを備えた車に乗り続けられます。また、今後の燃費性能の向上や電動化技術の進歩を考慮すると、モデルチェンジのたびにランニングコストを抑えられる可能性も高まります。
自動車保険料の割引を受け続けられる
多くの保険会社では、新車登録から一定期間「新車割引」や「安全装備割引(ASV割引)」などを設けています。3年ごとに乗り換えれば、常に新車扱いとして割引を受けられる可能性があり、保険料の上昇を抑える効果に期待できます。
また、新しい車ほど安全性能が高いため事故のリスクが下がり、長期的に見ても保険等級を維持しやすくなります。
新車を3年ごとに乗り換える3つのデメリット

次に、3年サイクルで乗り換える際に注意しておきたい3つのポイントを解説します。短期での乗り換えを検討している方は、メリットとデメリットの両方を知ったうえで判断しましょう。
ローンの支払いが残る可能性がある
5年や7年などのローンを組んで新車を購入した場合、3年で乗り換える時点ではローンの残債がまだ多く残ることになります。もし車の売却価格で残債をすべて相殺できなければ、差額を自己負担するか、次の車のローンに上乗せしなければなりません。
そのような場合では、月々の返済額が増えたり、次のローン審査に影響したりするリスクも考えられます。3年乗り換えを検討するのであれば、購入時点でローンの返済期間を3年以内に設定するか、残価設定ローンを活用するなど、無理のない資金計画を立てておくことが大切です。
頻繁に購入費用・諸費用が発生する
車の購入時には、車両本体価格のほかに以下のような諸費用がかかります。
- 登録手数料
- 自動車取得税
- 環境性能割
- リサイクル料金
など
3年ごとに乗り換える場合、この初期費用がその都度発生するため、長期保有と比べて総支払額が増える傾向にあります。また、乗り換えの際にはナンバープレート変更やオプション装備の再購入など、細かな費用もかかります。
一見コストが抑えられるように見えても、長期的に見るとこのような諸経費が全体コストを押し上げる点に注意が必要です。
一台の車に愛着が湧きにくい
3年という短いスパンで乗り換えると、一台の車と長く付き合う楽しみが得にくいというデメリットもあります。長期間乗ることで感じられる「家族の思い出」や「カスタマイズの楽しみ」が薄くなりやすく、機械的に乗り換えるだけのサイクルになってしまう可能性も。
特に、車に対して感情的な価値を重視する人にとっては、短期乗り換えは物足りなく感じるかもしれません。金銭的なメリットと同様に、ご自身が車に求める「満足の形」も見極めることが大切です。
新車3年乗り換えで損をしないための3つのポイント

ここからは、3年乗り換えで損をしないためのポイントを3つ紹介します。
リセールバリューの高い車種を選ぶ
まず重要なのは、リセールバリューが高い車を選ぶことです。3年での乗り換えがお得になるか損をするかは、「今の車がどれだけ高く売れるか」にかかっているといっても過言ではありません。
特に近年人気のカテゴリはSUVやミニバンで、中でもトヨタ・ホンダ・日産などの国内メーカー車はリセールバリューが安定しています。また、ボディカラーはブラックやパールホワイトなどの定番色が人気で、再販時に有利です。
オプション装備については、サンルーフや高性能ナビ、安全装備パッケージなどが高値の査定につながりやすい傾向です。購入前に、中古車販売サイトで3年落ちモデルの相場を調べたり、買取専門店のサイトで買取価格をチェックしておくと、リセールを意識した車選びがしやすくなります。
車の状態を良好に保つ
車の状態も、査定額を左右する要素の一つです。外装・内装の綺麗さはもちろん、日頃のメンテナンス履歴も重要な査定ポイントになります。
そこで、普段から定期的な洗車やワックスがけを行い、ボディの光沢を保ちましょう。車内もこまめに清掃して、シートの汚れや臭い、ペットの毛、タバコの臭いなどを防ぐことが大切です。
また、小さなキズや凹みであってもご自身で修理せず、査定時に正直に申告した方が印象が良い場合もあります。査定士は修復歴の有無を見抜くため、自己修理で塗装跡が残ると逆にマイナス査定になることも。少しでも高く売りたいのであれば、DIYではなくプロの業者に修理を頼みましょう。
売却方法を工夫する
同じ車を売る場合でも、どこに売るかで手元に残る金額が大きく変わります。一般的にディーラー下取りは次の車の値引きと相殺されるケースが多く、価格の内訳が不透明になりがちです。
一方で、買取専門店や中古車買取サービスに依頼すれば、市場相場に基づいた高額査定が期待できます。特におすすめなのが、複数の買取業者に見積もりを依頼することです。
業者ごとに数万円から十数万円の差が出ることもあるため、一括査定サイトを活用して比較検討するのが最も効率的です。より高く買い取ってくれる業者を見つけて、お得に乗り換えましょう。
コストと手間を比較!3年乗り換えに最適な車の乗り方

3年ごとに車を乗り換える方法としては、「現金・ローン購入」「残価設定クレジット」「カーリース」に大きく分けられます。それぞれにメリット・デメリットがあるため、特徴を理解しておくことが大切です。
以下の図では「維持費・管理の手軽さ」と「車の自由度・所有度」のバランスから、3つの乗り方を比較しています。

カーリースは「手軽さ」が最大の特徴で、維持費や管理の手間を抑えながら新車に乗れるのが魅力です。一方、現金購入やローンは自由度が高い反面、手続きや費用負担の面で労力がかかる傾向があります。
以下で、各方法の特徴を順に見ていきましょう。
①現金・ローンでの購入
現金やローンでの購入は最も一般的な方法で、所有権を得られるのが大きなメリットです。車のカスタマイズや改造も自由で、走行距離の制限もありません。
ただし、現金一括の場合は初期費用が大きく、ローン購入では利息負担が発生します。また、3年後に売却を行う際には、手続きや査定の手間がかかるほか、リセールバリューの変動リスクをご自身で負う点にも注意が必要です。
②残価設定クレジット
残価設定クレジットは、契約終了後の下取り価格をあらかじめ差し引いてローンを組む方法です。月々の支払いを抑えられる一方で、金利がやや高く設定されていることが多く、長期的に見ると支払総額が高くなる傾向があります。
また、契約時に決めた走行距離や車両状態の基準を超えると、返却時に追加精算が発生します。最終回の支払い方法として「返却・買取・再ローン」のいずれかを選ぶ必要があります。
③カーリース(特に短期リース)
カーリースは初期費用が不要で、自動車税や自賠責保険料、登録諸費用などがすべて月額料金に含まれるのが大きな特徴です。月々の支払いが一定で管理しやすく、リセールバリューの変動や売却の手間を気にする必要はありません。
原則として中途解約は不可で、走行距離やカスタマイズに一定の制限は設けられますが、3年の短期リースであれば負担に感じる可能性が低く、むしろ気軽に新車を楽しめる点が魅力です。
さらに、契約満了後はそのまま新しい車に乗り換えるだけでよいため、「手間をかけずに常に最新の車に乗れる」というメリットを最大限に活かせます。

株式会社クルカCEO 早川 由紀夫からのコメント
SUV・ミニバン・軽自動車など、クルカでは国内主要メーカーの人気車種を豊富にラインナップ。月々2万円台から選べる車種もあり、予算やライフスタイルに合わせて選びやすい構成になっています。
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新車の3年乗り換えに関するよくある質問
ここでは、3年乗り換えを検討する際によくある質問をピックアップし、それぞれのポイントをわかりやすく解説します。
Q. 結局、車は何年乗るのが一番お得なのですか?
A. 一概に「この年数が一番お得」と言い切ることはできません。一般的に支出をできるだけ抑えたい場合は、同じ車を10年以上乗るのが最もコストを抑えられる方法となります。
ただし、同じ車を長期所有すると修理費や燃費悪化、最新の安全装備が使えないなどのリスクが高まります。その点、3年での乗り換えはリセールバリューが高いうちに手放せるため、費用と快適さの両方を保ちやすい方法と言えるでしょう。
Q. 3年で乗り換える場合、ローンが残っていても大丈夫ですか?
A. ローンが残っている車でも、売却によって残債を完済することが可能です。車の査定額がローン残高を上回る場合は差額が手元に残り、次の車の頭金に充てられます。
逆に、売却額が残債を下回る「オーバーローン」の場合は、不足分を自己資金で補うか、新しいローンに上乗せすることになります。
Q. リセールバリューが高い車種の具体的な名前を教えてください。
A. リセールバリューは人気やモデルチェンジのタイミングなどによって変動しますが、一般的に需要が安定して高い、以下のような車種は価値が落ちにくい傾向にあります。
【SUV】
- トヨタ ランドクルーザー
- スズキ ジムニー、ジムニーシエラ
- ホンダ ヴェゼル
- マツダ CX-5
【ミニバン】
- トヨタ アルファード
- 日産 セレナ
- ホンダ ステップワゴン
【軽自動車】
- ホンダ N-BOX
- スズキ ハスラー
Q. カーリースだと、3年後に車はどうなるのですか?
A. リース会社が対応しているプランによりますが、カーリース契約の満了時は次の4つの選択肢から選ぶのが一般的です。
- 返却して契約終了
- 新しい車に乗り換え
- 買い取り
- 契約延長
特にクルカのような短期リースでは、契約満了後にそのまま次の新車へ乗り換える方が多く、手続きもスムーズです。「次も新車に乗りたい」「維持費を一定にしたい」という方には、乗り換えが最もおすすめです。
カーリースでコストを抑えて手間なく3年で新車に乗り換え!

購入や売却の手間を省きながら、車の価値下落リスクを気にせず常に最新モデルに乗れるのは、短期契約のカーリースならではの大きな魅力です。ひと口にカーリースと言っても、契約年数はリース会社によってさまざま。
3年で車を乗り換えたいのであれば、「新車リース クルカ」がおすすめです。クルカは3年の短期契約プランで、頭金やボーナス払いのないシンプルな料金設定を主に採用しています。
さらに現金一括・クレジットカードなどの柔軟な支払い方法をご用意しているため、ライフスタイルに合わせた無理のないカーライフを実現できます。
税金などの諸費用も月額料金に含まれており、月々の支払いが一定で家計管理しやすくなるのもクルカのメリット。オンラインで申し込みから審査、納車まで完結するため手続きもシンプルで、契約満了後はそのまま新しい車に乗り換えられます。
「3年でコスパよく車を乗り換えたい」と考えている方は、ぜひクルカの公式サイトをチェックしてみてください。
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この記事の執筆者

ちか
ライター
「日常使いは軽だけどクラシックカー好き。 近隣県までドライブ&ご当地グルメを堪能するのが休日の楽しみです!」
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