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更新日 2025.11.18(公開日 2025.11.18)
カーシェアはデメリットばかりで後悔する?レンタカーやカーリースと比較解説
この記事の監修者

早川 由紀夫
株式会社クルカCEO
新車販売、カーリース業界の第一人者。2005年に設立したジョイカルジャパンでは、創業以来Founder 兼 COOとして「0」から店舗開発、店舗支援を現場で一から推進し続けた。2021年10月1日よりジョイカルジャパン代表取締役社長 CEOに就任。新車ECサイトでの販売にもいち早く取り組み、オンライン完結のカーリースサービスを普及させた。2019年には、月額2万円台〜の業界最安値を実現した短期カーリース専門会社「クルカ」を設立。常に顧客ニーズを捉えたサービスを展開し、カーライフの進化を牽引している。
「所有から利用へ。カーリースは、車との関係を再定義する、時代の潮流です。月々定額で新車に乗れる手軽さだけでなく、車との付き合い方をもっと自由に、もっとスマートな新しいカタチに。このメディアが、皆様のカーリース選びの羅針盤となるように、最新情報や役立つ知識を発信していきます。」
カーシェアは、必要なときだけ車を使える便利なサービスです。しかしなかには、「予約が取れない」「思ったより高かった」などの理由で利用後に後悔する方も少なくありません。
結論からお伝えすると、カーシェアは短時間や近距離の利用には最適ですが、使い方やライフスタイルによってはストレスを感じる可能性もあります。そのため、利用前にデメリットや注意点を理解しておくことが大切です。
今回の記事では、カーシェアのデメリットをはじめ、後悔しやすい人の特徴やレンタカー、カーリースとの違いを詳しく解説します。カーシェアの利用に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- カーシェアのデメリット
- カーシェアで後悔しやすい人の特徴
- カーシェアとレンタカー、カーリースの比較と最適な選び方
カーシェアの知っておくべき4つのデメリット

カーシェアは、複数人が一台の車を利用するサービスで、会員登録したカーシェアのアプリやWebサイトから車を予約して利用します。維持費を抑えながら手軽にドライブや買い物ができるのが大きな魅力です。
一方で、カーシェアには注意すべきポイントもあります。ここでは、利用前に知っておきたい4つのデメリットを解説します。
デメリット1: 予約・利用時間の制約
カーシェアの最大のデメリットは、使いたいときに使えない場合があることです。
特に週末や連休は予約が集中しやすく、人気エリアのステーションでは数日前から埋まってしまうことも珍しくありません。近隣のステーションを探しても空きが見つからず、予定そのものを変更せざるを得ないケースもあります。
また、利用時間にも制限があり、渋滞に巻き込まれたり急な用事で延長が必要になったりしても、次の予約が入っている場合は延長できない仕組みとなっています。さらに、カーシェアは「乗り捨て不可」が基本のため、借りたステーションに時間内に必ず返却する必要があります。
車に自由度の高さを求める人にとって、このように予約や利用に制限がある点は、ストレスを感じるポイントとなるかもしれません。
デメリット2: 車両の品質・管理の問題
カーシェアの車は、複数人で使う共有車両です。そのため、車内の清潔さやコンディションは前の利用者のマナー次第となります。実際に、「ゴミが残っていた」「食べ物のにおいが取れなかった」などのトラブルは少なくありません。
返却後にスタッフが清掃するレンタカーとは異なり、カーシェアでは清掃の頻度がサービスによって異なるため、衛生状態のばらつきは避けられない部分となります。
なお、多くのカーシェアでは利用前に車両の傷や汚れを確認し、アプリで報告する必要があるため、利用のたびにチェックする手間が発生します。車を手軽に利用できる反面、このような「管理不足」や「マナーのばらつき」は、カーシェア特有のデメリットと言えるでしょう。
デメリット3: 利用上の制限
カーシェアは多くの人が共同で使うサービスであるため、利用ルールが細かく設定されています。特にペットや喫煙に関する制限は厳しく、ルール違反が発覚した場合には高額なペナルティが課されることもあります。
まず、ペットの同乗は原則禁止です。これは、動物アレルギーがある他の利用者への配慮によるもので、ケージに入れてもNGとされるのが一般的です。また、車内での喫煙も禁止されることが多く、喫煙が確認された場合、清掃費や違約金を請求されることもあります。
たとえ車内の臭いが気になったとしても芳香剤を置くことはできませんし、その他のカスタマイズや装飾などもできません。なお、チャイルドシートの設置は可能ですが、毎回持参して取り付け・取り外しを行う必要があります。
デメリット4: 料金体系の落とし穴
カーシェアは「使った分だけ支払う」仕組みのため、短時間の利用であればとても経済的です。しかし、長時間や長距離の利用になると、想定以上に料金が高くなります。
というのも、多くのカーシェアでは「時間料金」に「距離料金」が加算される仕組みを採用しており、走行距離が長くなると想定より費用がかさみがちです。そのため、一定時間を超える利用ではレンタカーのほうが安くなることも珍しくありません。
さらに、見落とされがちな「隠れコスト」も存在します。具体的なコストとしては、以下のような項目が挙げられます。
- 無断キャンセルや返却遅延のペナルティ料金
- 事故や汚損で車両が使えなくなった場合に発生するNOC(ノンオペレーションチャージ)
- 保険の自己負担金
上記のようなカーシェアの追加料金を理解していないと、利用後に「思ったより高かった」と感じやすくなるため注意しましょう。
カーシェアで後悔しやすい人の5つの特徴

ここでは、カーシェアを利用して後悔しやすい5つのタイプを紹介します。当てはまる項目が多い人は、カーリースやレンタカーなど他の選択肢を検討するほうが良いかもしれません。
特徴1: 思い立ったらすぐ行動したい、計画を立てるのが苦手な人
週末や連休前はカーシェアの予約が集中しやすく、人気の車種や近場のステーションが埋まって車が使えなくなることもあります。場合によっては、アプリで空き状況を確認しても希望する時間に空きがなく、予定を変更せざるを得ないことも。
あらかじめ予定を立てて動くのが苦手な人は、この予約が前提というカーシェアの仕組みが使いづらく、結果的に「思っていたより自由に使えない」と後悔するかもしれません。
特徴2: 他人の利用痕跡が気になる、潔癖な一面がある人
カーシェアは不特定多数の人が利用するため、車内の清潔さが気になる人には不向きです。返却ごとに清掃されるわけではないため、シートに埃や髪の毛、食べカスなどが残っている可能性もゼロではありません。
カーシェア会社によっては清掃頻度を高めたり、利用者にマナーを呼びかけたりしていますが、タイミングによっては「前に使った人の利用跡」が残っていることもあります。
自分専用の車のように常に清潔な状態を保ちたい人には、カーシェアの「共有」という性質そのものが合わないと感じるかもしれません。車内の快適さや衛生面を重視したい場合は、他の人と車を共有しなくてよいマイカーやカーリースがおすすめです。
特徴3: 通勤や長距離移動で、車の利用頻度が高い人
カーシェアは基本的に「必要なときだけ使う」ことを前提としたサービスのため、通勤や営業などで毎日のように車を使う場合、予約の手間やコスト面での負担が大きくなりがちです。
特に長距離移動が多い人には、月々定額で車に乗れるカーリースのほうがコストを抑えやすくなります。さらに、カーリースなら契約期間中はマイカーのように好きなタイミングで確実に車に乗れるため、「使いたい時に使えない」というストレスを感じることもなく安心です。
特徴4: 荷物を置いたままにしたい、または自分好みに車を使いたい人
カーシェアでは、「返却時に車内をもとの状態」に戻す必要があります。そのため、チャイルドシートやベビーカー、仕事用の荷物などを積みっぱなしにしておくことはできません。
また、ETCカードの抜き忘れやゴミの持ち帰り、シートのリクライニングを戻すなどの細かな確認も必要です。マイカーのように車内の状態をキープできない点は、荷物が多い人や忙しい人にとって使い勝手の悪さを感じる大きなポイントとなるでしょう。
このような制約の多さから、「車を自分の空間として使いたい」「いつも同じ環境で快適に過ごしたい」という人には、共有車であるカーシェアはやや窮屈に感じられるかもしれません。
特徴5: 時間に追われるのがストレスに感じる人
カーシェアは利用時間に応じて料金が発生する仕組みのため、常に「返却時間」を意識する必要があります。渋滞や旅行先での予定の延長など、想定外の出来事があると返却時間に間に合うか不安になり、落ち着かない気持ちになる人もいるかもしれません。
万が一、延長手続きせずに乗り続けた場合は、サービスによって利用料金の2倍が請求されることもあります。「ゆっくり買い物をしたい」「気の向くままにドライブしたい」など、心の余裕をもって車に乗りたい人は、時間に追われないカーリースも検討してみましょう。
SUV・ミニバン・軽自動車など、クルカでは国内主要メーカーの人気車種を豊富にラインナップ。月々2万円台から選べる車種もあり、予算やライフスタイルに合わせて選びやすい構成になっています。
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デメリットを上回る?カーシェアならではの4つのメリット

さまざまな制約があるカーシェアですが、車の使い方がサービス内容と合う方にとっては、とても便利なサービスです。ここでは、カーシェアならではのメリットを4つ紹介します。
メリット1: 車両の購入・維持費が不要
車を所有するとなれば、車両の購入費用に加えて、自動車税や保険料、車検、駐車場代など、年間で数十万円規模の維持費がかかります。一方、カーシェアでは乗った分の料金を支払うだけでよく、所有にかかる固定費は一切不要です。
以下に、車を所有した場合にかかる主な費用を挙げてみました。
【車を所有した場合にかかる主な費用例】
- 自動車税:約25,000〜50,000円/年
- 任意保険料:約50,000〜80,000円/年
- 駐車場代:都市部では月額20,000〜40,000円以上
- 車検・メンテナンス代:年間換算で約25,000〜50,000円
※上記はあくまで目安であり、車種や地域、利用環境によって実際の金額は大きく異なります。
さらに、車検やメンテナンスの手間もなく、煩わしい車の管理から解放されるのも大きなメリットです。車両や居住地、乗る人の年齢などによって維持費には差がありますが、どの車に乗るとしても、一定の維持費は避けられません。
その点、カーシェアなら維持費がかからないため、「月に数回しか乗らない」「週末だけ使いたい」という方にとって経済的で無駄のない選択と言えます。
メリット2: 24時間365日いつでも利用可能
スマホから予約するだけで24時間365日利用できる点も、カーシェアの大きな魅力の一つです。レンタカーのように店舗の営業時間を気にする必要がなく、近くのステーションに空き車両があれば、数分後でも車を利用できます。
深夜や早朝であっても、「急に用事ができた」「早朝の出発に間に合わせたい」など幅広いシーンで車を利用できます。さらに、アプリ操作だけで予約から解錠まで完結するため、店舗スタッフとのやり取りが不要なところも嬉しいポイントです。
メリット3: 短時間から利用できる手軽さ
カーシェアは、15分や30分など短時間の利用が可能で、ちょっとした移動に最適です。子どもの送迎や近所への買い物、駅までの送り迎えなど、日常生活で効率よく車を使えます。
時間や距離に応じた料金設定のため、短時間の利用ほどコストパフォーマンスが高く経済的。必要なときだけ車を使えて、乗らないときは費用が発生しないという柔軟さはカーシェア最大の強みと言えます。
メリット4: ガソリン代・保険料が利用料金込み
どのようなサービス内容が料金に含まれるかはカーシェア会社によって異なりますが、ガソリン代や保険料は利用料金に含まれるのが一般的です。カーシェアの車に給油の際に使える「給油カード」が用意されている場合であれば、ガソリンスタンドで別途費用を支払う必要はありません。
さらに、対人・対物などの基本的な保険も料金に含まれていることが多く、その場合はカーシェア会社が加入している補償を受けられるため、万が一のトラブル発生時も安心です。
【利用目的で比較】カーシェア・レンタカー・カーリース、自分に最適なのはどれ?

車の利用目的によって、最適なサービスは異なります。ここでは、「カーシェア」「レンタカー」「カーリース」の3つを、利用シーン別に比較してみましょう。利用スタイルに合った選び方を診断できるフローチャートを以下に用意しました。
【あなたにピッタリなのは?利用スタイル診断チャート】
「車を買うべきか、借りるべきか」「自分に合う使い方がわからない」という方は、まずはこちらのチャートでチェックしてみましょう。質問に答えていくだけで、ご自身にぴったりの選択肢がわかります。

診断チャートでおおまかな方向性がわかったら、次は具体的な利用シーンごとに比較してみましょう。「普段どのようなときに車を使うのか」をイメージしながら、以下の表をチェックしてみてください。
【利用シーン別 比較表】
| 利用シーン | カーシェア | レンタカー | カーリース |
|---|---|---|---|
| 短時間の買い物・送迎 | ◎ 手軽で安い | △ 割高で手間がかかる | ◎ いつでも使える |
| 週末のレジャー・日帰り旅行 | △ 割高になる可能性、 予約の取りにくさがネック | ◎ 料金が明確で安心 | ◎ マイカー感覚で使える |
| 数日間にわたる帰省・長距離旅行 | × 非常に割高 | ◎ パック料金でお得 | ◎ 距離を気にせず使える |
| 毎日の通勤・通学 | × 予約の手間、使えないリスク | × コストがかかりすぎる | ◎ 最も確実で経済的 |
上記の表のとおり、短時間の「ちょい乗り」ならカーシェア、旅行や帰省などの長時間利用ならレンタカーが安く済みます。一方、「自分専用の車として長期間使いたいものの、初期費用や維持費は抑えたい」という方にはカーリースが最もお得になります。
ご自身の車の使い方と照らし合わせて、どの方法がベストかを比較・検討してみてください。
カーシェアのデメリットに関するよくある質問
ここからは、カーシェアのデメリットに関してよくある質問と回答を紹介します。安心してカーシェアを利用できるよう、ぜひ最後までチェックしてみてください。
Q. カーシェアで事故を起こしたらどうなりますか?
A. まずは落ち着いて、ケガ人の救護を最優先しましょう。車両を安全な場所に移動させたあと、警察とカーシェアのサポートセンターに連絡してください。
多くのカーシェアサービスは利用料金に自動車保険が含まれていますが、ペナルティ料金や修理期間中の営業補償請求が発生する可能性があります。万が一に備えて、契約内容や補償範囲を事前に確認しておきましょう。
Q. 乗る前に車に傷を見つけたらどうすればいいですか?
A. 車を利用する前に、必ず車両のチェックを行いましょう。もし傷やへこみを見つけた場合は、アプリや電話で運営会社へ報告します。
万が一、報告せずに車に乗った場合、返却時に「自分がつけた傷」と疑われるおそれがあります。トラブル防止のためにも、気になる部分は写真を撮って記録しておくことをおすすめします。
Q. 長時間利用する場合、カーシェアとレンタカーはどちらが安いですか?
A. 利用時間が6〜8時間を超える場合は、レンタカーの方が安くなるケースが多いと考えられます。日帰り旅行や帰省などで長時間運転する場合は、パック料金が用意されているレンタカーを選ぶほうが良いでしょう。
利用前にカーシェアとレンタカー両方の料金を計算して比較しておくと、よりお得なサービスを選びやすくなります。
Q. 地方だとステーションが少なくて不便ではないですか?
A. 確かに、地方ではステーションの数が限られている地域が多い傾向があります。そのため、自宅や職場の近くにステーションがあるかどうかが、快適に利用できるかの大きなポイントになります。
利用を検討する際は、公式サイトなどで最寄りのステーションの場所と台数を事前に確認しておきましょう。
カーシェアのデメリットに不安を感じるならカーリースがおすすめ

カーシェアは短時間・短距離の利用には便利ですが、「予約の取りづらさ」や「他人との共有」など、独自のデメリットから不便さを感じる方も少なくありません。もしカーシェアの仕組みがご自身のライフスタイルに合わないと感じるのであれば、「新車リース クルカ」のカーリースがおすすめです。
クルカのカーリースは、車を購入する際のような大きな初期費用がかからず、月々の定額料金だけで新車に乗れるサービスです。さらに、税金などの維持費もリース料金にすべて含まれているため、突然の出費に悩まされる心配もありません。
また、クルカでは3年という短期契約を採用しているため、長期契約のカーリースと比べて総支払額が抑えられるのも大きな魅力です。ボーナス払いなしでも契約できるため、実際の負担が見えにくくなる「隠れコスト」も発生しません。 カーシェアの手軽さも魅力ですが、いつでも自由に車を使いたいのであれば、クルカのカーリースがぴったりです。購入よりも手軽に、マイカーのような自由と快適さを手に入れたい方は、ぜひクルカの公式サイトをチェックしてみてください。
SUV・ミニバン・軽自動車など、クルカでは国内主要メーカーの人気車種を豊富にラインナップ。月々2万円台から選べる車種もあり、予算やライフスタイルに合わせて選びやすい構成になっています。
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この記事の執筆者

ちか
ライター
「日常使いは軽だけどクラシックカー好き。 近隣県までドライブ&ご当地グルメを堪能するのが休日の楽しみです!」
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株式会社クルカCEO 早川 由紀夫からのコメント