車内を消毒したい方必見!消毒方法や注意点をご紹介|新車のカーリースはクルカ
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更新日 2021.04.26(公開日 2020.6.26)

カーライフ

車内を消毒したい方必見!消毒方法や注意点をご紹介

車内を消毒したい方必見!消毒方法や注意点をご紹介

新型コロナウイルス対策の一環として車内清掃や消毒にも関心は高まっています。企業では、社用車の除菌や消毒を専門業者に頼むところも出てきています。

しかし、個人で業者に頼むにはそれなりの費用もかかることから躊躇します。ステイホームの今こそ車内消毒を意識しましょう。

今回は、今だからできる車内消毒と車内消毒をする際に注意すべき点について解説していきます。

車内って消毒できるの? 

車内って消毒できるの?

車は、インフルエンザやコロナウイルスなどの感染に対し、電車やバスよりも安全度が高いといわれています。しかし、同乗者が感染者だった場合、接触感染を引き起こす可能性は高く、特に社有車やカーシェア、レンタカーなどの車に関して消毒は欠かせません。

車の中は狭い空間に沢山の部品が取り付けられています。

  • ハンドル
  • アクセル、ブレーキ
  • シフトレバー
  • エアコン
  • ダッシュボード
  • オーディオ
  • チャイルドシート

このように細かな部品や細かな場所に濃度の高いアルコールで消毒すると、色落ちや劣化をすることもあり危険を伴います。しかし、各部分に合った材料や消毒方法で車内消毒は可能です。

車内の消毒に必要なもの

車内の消毒に必要なもの

車の中は家に比べるとデリケートな箇所も多いことがわかりました。また、チャリシートのカバーなど洗濯機で丸洗いできるものもありますが、車内で洗濯機にかけられるものは限られています。それでは、車内を消毒するためには何を準備すればよいのか見ていきましょう。

消毒用アルコール

体にも害がなく、消毒にも効果があるアイテムといえば消毒用アルコールです。厚生労働省の公式サイトには、消毒用アルコール(70%)や界面活性剤を含む住居用洗剤などが殺菌に有効と記載されています。界面活性剤とは、食器用洗剤などに含まれる成分です。フロアマットを洗う時、食器用洗剤を使うことはできますが、車内の消毒に食器用洗剤や住居用洗剤は、洗剤を落とし切れないので控えましょう。

そこで着目したいのが、消毒用アルコールです。アルコール消毒といっても注意しておくことは、消毒用アルコール(70%)の70%という数字です。「100%の方が効果的なのでは?」と感じますが、アルコールは揮発するのが早く100%のアルコールは即揮発するので殺菌効果は減少し効果を得られません。そのため、水で薄めて70%にする方が殺菌効果が得られるのです。  

薄めた家庭用漂白剤

コロナウイルス対策から消毒用アルコールの品切れが続出しました。そこで消毒用アルコールに匹敵するものとして注目されたのが漂白剤です。家庭用漂白剤といえば、塩素系と酸素系がありますが塩素系が有効とされています。

車の消毒に使う場合は、必ず水道水で薄めてから使うようにしてください。漂白剤と水の割合は、500mlのペットボトルに対しペットボトルのキャップ1杯分の漂白剤です。

車専用の除菌スプレー

最近では、車専用の除菌スプレーや除菌シートなど掃除グッズが多数売られています。除菌グッズがどの程度の効果があるのか、それぞれ車種や車の使用状況により違ってはきますが、車専用のものであればデリケートな車内の各所に使えます。

ウエスや柔らかいタオル

内装のパーツを消毒したり除菌する時に、直接スプレーでかけると傷めてしまうことがあります。また、シートを拭いたり窓を拭いたりする時にもウエスや柔らかいタオルが必要です。各所に分けて使えるように複数枚用意しましょう。

掃除機

細かな埃やゴミは叩いただけでは撮り切れません。出来ればコイン洗車場にあるような車専用の掃除機がおすすめですが、もし無い場合はハンドクリーナーでも構いません。
この他にも手袋や最後に置き型の除菌グッズも車内消毒に役立ちます。また、消毒後にウイルスを除去してくれるエアコンフィルターに取り替えるのも効果的です。

車内の消毒方法

車内の消毒方法

いきなり車内の消毒しても効果はありません。より綺麗に車内消毒をするためには車内清掃も必要です。それでは、これより車内清掃の手順を挙げていきます。

  1. シートにたまった埃を叩いて出す
  2. フロアマットを外して洗う
  3. 天井をよく絞ったタオルで拭く
  4. ガラス、内装を水拭きをする
  5. フロアは掃除機で仕上げる

このように室内の掃除をした上で、車内消毒をすればより効果的で清潔な車内を保てるのです。清掃が終われば消毒を開始します。

車内をスプレータイプの除菌剤を使って消毒する

車内をスプレータイプの除菌剤で一気に除菌・消臭します。その後、置き型タイプの除菌剤やエアコン口に取り付けるタイプの除菌剤をつけるとより効果的です。

内装は細かく消毒しながら拭く

車の内装はデリケートな部品がたくさん使われています。むやみに消毒用アルコールや車用除菌剤を使うとシミになる場合があるので注意しましょう。

揮発性のあるスプレーで消毒したり、ウエスなど柔らかい素材のタオルに染み込ませて拭いてください。また、車専用の除菌シートで拭くのも効果的です。

特にハンドルやシフトレバー、オーディオ周辺は精密な構造になっているのでむやみに消毒剤や除菌剤をつかうのは危険です。

「せっかく消毒をしたのにオーディオの調子が悪くなった」
「ハンドルが変色した」

このような取り返しのつかないことが起こらないように細心の注意を払ってください。

車内消毒の注意点 

車内消毒の注意点

車内消毒や除菌をするために必要なものや消毒の方法はわかりました。しかし、むやみに消毒や除菌をす?と車を傷めてしまう恐れもあるので、消毒をする際に注意すべきことを把握しておくことが大切です。ここからは、車内消毒の注意点についてみていきます。

丁寧に拭き取る

アルコールや除菌スプレーをかけただけ効果が出る訳ではありません。また、漂白剤やアルコールは、ハンドルやダッシュボードなど色落ちや変色する場合があるので、直接かけるので早く水をよく絞ったタオルやウェットティッシュなどに1度染み込ませてから拭くようにしてください。

家庭用除菌グッズは使わない

家庭用と車用は除菌グッズでも使われている成分が違います。必ず車専用の除菌グッズを使用してください。買いに行けない場合や手元にない場合は、家庭用除菌グッズではなく、家庭用漂白剤を薄めて使うようにしましょう。

革製品には使用しない

革シートや革のステアリングといった革の部品を使っている車には消毒剤や漂白剤を使用しないでください。劣化やシミの原因となります。革シートや革のステアリングには、革専用の掃除グッズが発売されているのでそちらを使います。

また、家のソファや革靴などに使う艶出しクリームなども車には使用しないでください。

まとめ

今回は、車内消毒の方法や注意点について解説してきました。

車内と家の中を同じように考える人は多く、消毒の仕方や除菌の方法も同じようにしてしまうのはわかります。しかし、車内はさまざまな部品が使われているので、むやみに使うと錆の原因や劣化に繋がってしまうのです。

コロナウイルス対策が重視される中、正しい消毒方法や効果的なグッズを利用して誰もが快適に乗ることのできる車の環境作りを心掛けましょう。

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この記事の執筆者

坂場 遼

クルカの坂場です。 大学卒業後、新卒でクルカに入社しました。 クルカでは営業としてお客様へ新車の販売、サポートを担当しております。小さい頃から車が好きで、現在でも街中で珍しい車が走っていると目で追いかけてしまいます。 好きだけではなく様々な知識を吸収し、お客様に満足いただけるカーライフをご提供いたします。 クルカのコラムでは、分かりやすさを重視しお客様目線で監修しております。

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