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- 車の買い替えは平均何年?最適なタイミングは?走行距離・年数などを基に解説
目次
- 車の買い替えは平均何年?
- 車の最適な買い替えタイミングは?
- 使用年数と走行距離で検討する
- 車を買い替える際の注意点
- 車の買い替え前にやるべきこと
- 車の買い替えよりもカーリースを選んだ事例
- 「カーリースクルカ」が便利!
車を所有している多くの方が悩む、車を買い替えるタイミング。車は高額の動く”資産”でもあるため、損をしないタイミングを見極めたいですよね。
「そろそろ車の買い替えどきかな」と感じていても、車を買い替えるタイミングがわからず悩んでいる方も多いと思います。車の売却・購入は少し時期がズレるだけで数万円〜数十万円の差が生まれることもあり、ベストなタイミングを見つけたいものです。
そこで今回の記事では、車の買い替えタイミングについて詳しく紹介します。さらに、車の買い替え平均年数や注意点、買い替え前にやっておくべきことなども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事のポイント
- 車の買い替えの平均年数は約7年ですが、車検前、自動車業界の決算期前、価格の査定が変わる前などが買い替えの好機となります。
- 車の買い替え時期は、使用年数や走行距離も参考にしましょう。特に、5年/10万キロ、10年以上/10万キロ、13年以上などの節目で検討するのがおすすめです。
- 車を買い替える際は、買取価格の相場確認、ローンの残債状況確認、納車時期確認、自動車税の納付時期確認など、事前に確認しておくべき項目があります。
車の買い替えは平均何年?
そもそも、世間的に車の買い替えは何年程度が一般的なのでしょうか。車の乗り方や車両本体の劣化具合などによって適切なタイミングは変わりますが、全体の平均年数を知っておくとおよその目安になりますよね。
「一般社団法人 日本自動車工業会」が実施した調査によると、2023年度の車の平均保有期間は7. 2年とのことです。(新車・中古車を合算した全体数)
参照元:一般社団法人 日本自動車工業会 「2023年度 乗用車市場動向調査」
こちらの調査結果では、ボリュームゾーンが「〜10年」の28%でもっとも多く、同じ車を10年以上保有している人は24%いるようです。逆に「〜1年」や「〜3年」など短期間で乗り換えている割合は一桁台で、多くの人はある程度の年数保有していることがわかります。
車の買い替えタイミングは車両本体や経済状況、ライフスタイルなど複数の観点から考える必要があり、一概に何年とは言えません。
ただ、7年程度が平均的な買い替えタイミングであることから、7年以上同じ車に乗っているのであれば、買い替えを検討し始める時期ともいえるでしょう。
車の最適な買い替えタイミングは?
次に、車を買い替える具体的な時期について紹介します。タイミングによっては新しい車の購入費用や維持費を安くおさえることもできるので、以下の3つの時期を目安に検討してみましょう。
- 車検前
- 自動車業界の決算期前
- 価格の査定が変わる前
それぞれのタイミングについて、詳しく紹介していきます。
車検前
1つ目のタイミングは、次の車検がくる前です。車検は新車登録から3年、そのあとは2年ごとに必要ですが、毎回税金やメンテナンスでまとまった費用がかかります。
とくに長く乗っている車は車検時の点検でメンテナンスすべき箇所が多く見つかり、修理代が高額になることも。そこで、車検前のタイミングで車を売却し、新しい車を購入する方が多いのです。
先ほど紹介した車の買い替えの平均年数が7年程度ということは、3回目の車検前に売却・購入しているケースも多いと予想できるでしょう。
自動車業界の決算期前
2つ目のタイミングは、決算期前です。自動車業界では、3月・9月を決算期としてこの時期にセールを実施する店舗も多くあります。
この時期に力を入れているメーカーやディーラー、販売会社なども多く、業界の慣習として売り上げのためのキャンペーンやイベントがおこなわれるのです。決算期前は一台でも多くの車を販売したいと考えているディーラーや販売店も多く、通常時期よりも安く設定される可能性もあるでしょう。
なお、車の買い替えには1〜3ヶ月程度かかることも多いので、前もって良さそうな車があるかどうかをチェックしておきましょう。
価格の査定が変わる前
3つ目のタイミングは、車の査定額が変わる時期です。販売直後は新品で最新機能が搭載されていたとしても、月日が経てばさらに新しいモデルが発表されます。
そこで、新しいモデルが販売される時期付近であれば、新しいモデルを安く購入できる可能性があります。多くの場合は新型モデルが販売されると、旧型モデルの査定額はさがる傾向にあります。
そのため、査定額が下がる前に売却するのがおすすめのタイミングとなります。車種によって査定額の上下は変わるため、ご自身が保有する車種の動向を事前に確認しておきましょう。
なお、中古車でも需要が高い車種であれば、新型モデルが販売された後も様子をみるという方法もあります。仕入れ強化の1〜2月、7〜8月も査定額が高くなる時期のため、このタイミングを狙うのもアリですね。
使用年数と走行距離で検討する
上記のタイミング以外でも、「使用年数」と「走行距離」で買い替えのタイミングを検討することもできます。
具体的な使用年数と走行距離は次のとおりで、該当するようであれば買い替えの時期といえるかもしれません。
- 使用年数が5年、走行距離が10万キロ
- 使用年数が10年以上、走行距離が10万キロ
- 使用年数がおよそ13年
それぞれの年数と距離について、以下で詳しくみていきましょう。
使用年数が5年、走行距離が10万キロ
最初の買い替えのタイミングといえるのが、使用年数が5年・走行距離10万キロになる時期です。というのも「使用年数5年」というのは2回目の車検がくるタイミングで、車検前に売却することで費用負担を避けることができるからです。
国内メーカーでは、エンジンやステアリング、エアバッグなどの重要な部分の部品を保証する「特別保証」の保証期間を5年もしくは走行距離10万キロの早い方と定めています。
そのため、メーカーの特別保証(無料での修理保証)が切れるタイミングで買い替えるというのも、賢い選択方法といえるかもしれません。
使用年数が10年以上、走行距離が10万キロ
使用年数10年以上や走行距離10万キロを超えると、車の寿命が近づいていると考えられます。とくに売却を検討している場合、走行距離が短いほど査定額が高くなるため、10万キロ以下で買い替えを検討するほうがよいでしょう。
使用年数が10年を超えてくると、車に使われているパーツが故障しやすく修理すべき部分も増えてきます。修理代が高額になるようであれば、買い替えたほうが結果的にお得になるケースもあります。
また、10年前の車と新車では、燃費性能や安全性能が向上しているはずです。10年以上経過すると売却時の買取価格も大幅に下がってくるため、買い替えを検討したいタイミングとなります。
使用年数がおよそ13年
新規登録から13年を超えた車は、車の状態に関わらず自動車税や自動車重量税が高くなります。そのため、13年が近づく頃も買い替えを検討しておきたいタイミングとなります。(ディーゼル車の場合は11年)
たとえば、普通自動車であれば自動車税が15%アップ、自動車重量税は0.5トンごとに数千円単位で値上がりします。さらに13年が経過しているとエコカー減税の対象外となるため、税制優遇措置を受けることもできません。
(参考:令和3年度税制改正の大綱(抜粋))
古いモデルとなれば、オリジナルの部品生産が終了している可能性もあり、修理にかかる費用も膨らみやすくなります。車種や車の状態によっては予想以上の査定額になることもあるので、今の車が13年ほど経つようであれば、一度リセールバリューを確認してみるのもよいでしょう。
車を買い替える際の注意点
ここからは、車を買い替える際の注意点について紹介します。車の知識が豊富でない方のなかには、「とりあえず買い替えられれば良い」と考える方もいるかもしれません。
しかし、以下の4つのポイントをおさえておくだけで、よりスムーズに買い替えられるようになります。
- 買取価格の相場を確認する
- ローンの残債状況と所有者名義を確認する
- 納車時期を確認する
- 自動車税の納付時期を確認する
これらの注意点について、1つずつ詳しくみていきましょう。
買取価格の相場を確認する
車の買い替えで損をしないためにも、必ず買取価格の相場を調べておきましょう。車の価値に対して希望が高すぎると売れませんし、逆に安く買い叩かれると損をすることになります。
また、売却のタイミングも重要です。何らかの理由で買い替えのタイミングが限定される状況でなければ、一般的に高く売れる時期を狙って売却するのがおすすめです。
車が高く売れるタイミングと、その理由は次のとおりです。
車が高く売れるタイミング | 理由 |
---|---|
1〜2月 | 新生活での需要に備えて中古車の在庫を増やしておきたいため |
3月 | 決算月のため |
7〜8月 | ボーナス前に中古車の在庫を確保しておきたいため |
9月 | 半期決算期にあたるため |
逆に、4月や12月は車の購入需要が下がるため、中古車の査定額も下落傾向にあります。できれば上記のタイミングで複数の業者に見積もりを依頼して、高く買い取ってくれる業者をみつけましょう。
ローンの残債状況、所有者名義を確認する
もし買い替えたい車をローンで購入した場合は、ローンの支払い状況や残額を確認しておきましょう。車の所有者が明確でないようであれば、所有者名義も確認しておいてください。
というのも、ローンの返済中で所有者がローン会社など自分以外で登録されている場合、勝手に車を売却することはできません。そのため、ローン返済中であれば完済するか、残債から査定額を差し引いて売却代金に充てるなどの対応が必要になります。
もし全額支払い終えていたとしても、ローンを組んだ時のまま自分以外の名義になっていると、売却できないので注意しましょう。
納車時期を確認する
買い替えの車がいつ届くのかも、事前に確認しておきたいポイントとなります。一般的には、すべての書類を揃えたあと以下の期間で納車されます。
- 新車・・1〜2ヶ月程度(在庫がなければ半年以上)
- 中古車・・2〜3週間程度
どちらも車種やディーラー、販売店の在庫に左右されるため、「車がなければ困る」という時期を作らないようにタイミングを考えておきましょう。とくに人気車種は、納車までに半年〜1年などの長期間かかることもあります。
その間に車がなければ生活が不便になるようであれば、早めに準備を進めることをおすすめします。
自動車税の納付時期を確認する
自動車税(軽自動車税)は、毎年4月1日時点の所有者に支払いの義務が生じます。自動車税は地方税のため地方自治体よりお知らせが届きますが、車を買い替える場合は4月1日までに手放すことを検討しましょう。
とくに3月に入ると名義変更などが間に合わず、翌年の自動車税が元の車の持ち主に届くことがあります。この場合、協議などの手間がかかることになるため、自動車税の納付時期を確認し、次年度の支払いに影響しないよう早めに行動しましょう。
車の買い替え前にやるべきこと
車の買い替えは、次のステップで進めることになります。
- 新しい車を選ぶ
- 車を売るお店を探す
- 売却・購入に必要な書類を集める
- 売りたい車を査定に出す
- 売却の手続きをおこなう
- 新しい車の購入契約をおこなう
- 自動車保険の手続き(車両入替)をおこなう
- 納車
車を買い替える際は、たくさんの書類を用意したり手続きをおこなったりと、ややこしい部分もあります。そのなかでも、新しい車の納車前に必ず「車両入替」の手続きをおこないましょう。
車両入替とは自動車保険に加入する車を変更することで、納車前におこなう必要があります。購入した車が届く前でも、納車日や新しい車の情報がわかっていれば車両入替は可能なので、忘れないようにしましょう。
なお、納車日までに車両入替を忘れていた場合でも、多くの保険会社では30日以内の猶予を設けています。その間であれば車両入替できますが、もしこの期間を過ぎてしまった場合は新規加入になります。
買い替えた車の車両入替を忘れた状態で事故を起こしてしまった場合、補償されませんので注意しましょう。
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新車の購入に必要な書類とは
車の買い替えよりもカーリースを選んだ事例
事例① Yさん
子供の成長を考えた際にミニバンの車が必要になりました。ちょうど車検が近づいていたので、買い替えを考えていたのですが、ネットで検索した際にクルカを見つけました。頭金・初期費用が不要で、車検費用もかからずとても助かっています。
事例② Kさん
車のメンテナンスや保険の手続きを煩わしく感じていました。でもカーリースであれば、メンテナンス費用や保険が月額料金に含まれるので、手間を省ける点に魅力を感じて選びました。今はとてもスムーズなカーライフを送れています。
「カーリースクルカ」が便利!
車の買い替えのタイミングは、判断が難しい部分でもあります。ただ、今回紹介したように車検前や決算期前、査定額が変わる前などは、車の買い替えにベストなタイミングといえます。
また、使用年数や走行距離から車の買い替えタイミングを検討することも可能なので、「早めに買い替えたい」「長く乗りたい」などの希望も交えつつ、最適なタイミングを見つけてみましょう。
新たに車を購入するとなれば、初期費用や維持費などのコストがかかることになります。そこで、初期費用がかからず維持費もコミコミの「新車カーリースクルカ」の利用がおすすめです!
「新車カーリースクルカ」は、3年ごとに新車に乗り換えられるので、買い替えのタイミングで悩む必要はいりません。さらに、車検がくる前に車を手放せることから、メンテナンス費用をおさえられるという大きなメリットもあります。
人気車種も豊富にご用意しており、お好きな車をお選びいただけます。月々定額で新車に乗れるので、「急な出費は困る」という方もぜひチェックしてみてください!
この記事の執筆者
白幡 魁都
クルカ営業部 リーダーの白幡 魁都です。キャリアは新卒から、自動車業界一筋。新卒は中古販売会社に入社。その後、クルカに中途で入社しました。 カーリースのキャリアは2年以上あり、中古車の市場の知識や買い取り業務の経験は社内で一番知識があります。 リースのご相談のほかに、前職キャリアを活かし、お車の下取りのご相談を承ることも可能です。また中古車販売社の頃は、主に軽自動車を取り扱うことが多く、軽自動車の情報や知識にも自身があります。 これまでのキャリアを活かし、車の乗り換えや買い替えといったコラムの監修にも携わっています。
ちか
日常使いは軽だけどクラシックカー好き。 近隣県までドライブ&ご当地グルメを堪能するのが休日の楽しみです!
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