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更新日 2024.10.15(公開日 2020.4.30)

カーリース

カーリースに任意保険は必要?理由と補償内容を解説!

カーリースでは保険の加入は必要?その種類や違いを解説!

目次

  1. カーリースの保険は「自賠責保険」と「任意保険」の2種類
  2. 自賠責保険と任意保険の違い
  3. カーリースに任意保険込みのプランはある?
  4. カーリースの任意保険に入るべき理由
  5. 任意保険の主な補償内容
  6. カーリースの任意保険を選ぶ際のポイント
  7. おすすめの特約
  8. カーリースの任意保険の等級は引き継ぎできる?
  9. 任意保険に加入して「新車カーリースクルカ」で素敵・安全なカーライフ!

毎月定額料金で車に乗れるカーリースですが、「保険はどうなるのだろう?」と疑問に感じている方も多いと思います。カーリースはその仕組み上、車の所有者がリース会社となるため、保険の契約についてわかりづらいと感じるのも無理はありません。

結論からお伝えすると、カーリースの車でも自賠責保険・任意保険の両方に加入しておく必要があり、カーリースの仕組みに合わせた補償内容を選ぶことをおすすめします。

本記事では、カーリースでも任意保険に加入すべき理由や補償内容を詳しく紹介します。保険選びのポイントや特約についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事のポイント

  • カーリースでは、自賠責保険に加えて任意保険への加入も推奨されます。
  • 任意保険は、事故による相手方への損害だけでなく、自分の車の修理費用や、事故による解約時の違約金などもカバーできます。
  • カーリースの任意保険を選ぶ際は、車両保険の充実、カーリースの車が補償対象かどうかを確認することが重要です。

カーリースの保険は「自賠責保険」と「任意保険」の2種類

カーリースの利用料金には、車両本体のほかにも税金や車検代、手数料などの費用が含まれています。保険関係では、「自賠責保険」はどのカーリースにも含まれていますが、「任意保険」は含まれないことも多く、希望に応じて加入することになります。

ここでは、自賠責保険と任意保険の違いや特徴について、それぞれ詳しく紹介します。

自賠責保険とは?

自賠責保険は「自動車損害賠償責任保険」を略した名称で、公道を走るすべての自動車やバイクに加入が義務付けられている保険です。のちほど紹介する任意保険とは異なり、法律で加入しなければならないと定められている『強制保険』となります。

自賠責保険は、交通事故を起こしたときに被害者を救済するための保険のため、事故相手が事故でケガをしたり死亡した場合に保険金が支払われます。

自賠責保険は強制加入が義務付けられているものの、保険金の限度額や補償範囲は限定的で、事故内容によっては自賠責保険だけではカバーしきれない可能性が十分あります。

そこで加入しておきたいのが、次に紹介する任意保険です。

任意保険とは?

任意保険は、言葉通り「個人の意思」で加入する保険のことで「自動車保険」とも呼ばれます。各保険会社ではさまざまな損害保険サービスが用意されており、補償内容や保険金は契約プランによって大きく異なります。

自賠責保険は被害者側のケガや死亡でしか保険金がおりないため、自分自身を補償することはできません。さらに、自賠責保険だけでは相手方への補償がまかないきれないケースも多く、自賠責保険の補償金額を超えた部分をカバーできるのが任意保険となります。

また、電柱やガードレール、店舗などにぶつけた場合の物損事故にも対応できる保険もあり、加入者の希望にあわせて補償内容が選べるのも任意保険の特徴。カーリースでは料金プランに含まれないことも多いのですが、万が一の事故に備えるためにも、必ず加入しておきたい保険となっています。

自賠責保険と任意保険の違い

次に、自賠責保険と任意保険の違いを比較してみましょう。上記で紹介したように自賠責保険は金額も補償対象もかなり限定されます。その反面、任意保険は自由度が高く必要に応じた補償内容が選べるなど、より広範囲カバーできるようになります。

以下の表に、自賠責保険と任意保険の違いをまとめました。両者の違いを比較してみてください。(2024年8月時点)

 自賠責保険任意保険
加入の義務ありなし
保険料(12ヶ月、本土)乗用車:11,500円 軽自動車:11,440円保険会社・プランにより異なる
補償対象相手方:身体相手方:身体、対物 ご自身:身体、対物 搭乗者:身体、対物
補償額負傷:120万円 後遺障害:75〜4,000万円 死亡:3,000万円自賠責保険の補償限度額を超えた分
事故対応・示談交渉なしあり

(参考:自賠責保険自賠責保険 保険料例(本土用)

上記の表をみてわかるとおり、自賠責保険と任意保険はまったく異なる保険となっています。任意保険に加入していない状態で事故を起こし、自賠責保険の補償範囲を超えてしまった場合、残りは全額自己負担となります。

事故内容によっては巨額の賠償金を支払うことになりかねないため、カーリースのプランに任意保険がない場合でも、積極的に加入しておきましょう。

カーリースに任意保険込みのプランはある?

通常、カーリースに任意保険は含まれませんが、なかには「任意保険込み」のプランを用意しているカーリースもあります。任意保険込みのプランを選ぶと、個別に加入する手続きや保険料の支払いが不要になるなどのメリットがあります。

任意保険込みのカーリースについては、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

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カーリースの任意保険に入るべき理由

ここまでの解説で、任意保険の重要性についてご理解いただけたと思います。ただ、カーリースは所有者がリース会社であることから、マイカーとは異なる理由で任意保険への加入が推奨されています。

その理由として挙げられるのが、次の2つです。

  • 車の返却時に原状回復する必要があるため
  • 全損したら強制的に解約になるため

それぞれの理由について、以下で詳しく紹介します。

車の返却時に原状回復する必要があるため

カーリースでは、契約満了時に車を返却することになります。返却の際には車の傷や凹みなどを修理して元の状態に近づける『原状回復』が求められます。

この原状回復にかかる費用は契約者の負担となり、任意保険に加入していなければ修理費用を全額支払うことになります。カーリースの契約年数が長いほど車両本体に傷がつきやすく、故障箇所なども見つかるかもしれません。

任意保険に加入しておくことで、修理費用が高額になったとしても任意保険で原状回復費用をカバーできるようになります。

全損したら強制的に解約になるため

不慮の事故により車に乗れないほど破損してしまった場合、「強制解約」となります。カーリースは理由にかかわらず中途解約が認められておらず、強制解約となった場合も残金や違約金が発生することになります。

場合によっては高額で大きな負担となることもあるでしょう。このようなケースでは「一括」での支払いが求められることも多く、支払いが困難になる方も少なくありません。

そこで任意保険に加入しておくことで、リース会社への支払いをカバーできて負担を軽減できるようになります。また、カーリース専用保険を用意しているリース会社もあります。

カーリース専用保険はリース契約に特化しており、契約期間や保険料の見直しなど、一般的な任意保険とは異なる設計になっています。カーリース専用の保険は、リース会社が独自に保険会社と提携している場合に用意されているので、カーリース選びの際にあわせて確認しておくとよいでしょう。

任意保険の主な補償内容

ひと口に「任意保険」といっても、種類や補償内容はさまざまです。任意保険の主な補償内容は以下の表のとおりです。

任意保険の種類補償内容
対人賠償責任保険事故により他人を死傷させた場合
対物賠償責任保険事故により他人の財物に損害を与えた場合
人身傷害保険契約者本人や同乗者が死傷した場合
搭乗者傷害保険搭乗者(運転手含む)が死傷した場合
車両保険事故・自然災害・盗難など何らかの損害を受けた場合

それぞれの保険について、さらに詳しくみていきましょう。

対人賠償責任保険

対人賠償責任保険は「賠償責任保険」に分類される保険で、事故により他人を死傷させた場合に補償されます。

具体的には相手方へのケガの治療費や休業中の補償、死亡させた場合の損害賠償に対して補償金が支払われます。補償金額は保険会社が用意するプランに応じて上限を設定できますが、できれば「無制限」を選ぶようにしましょう。

車の事故による賠償額は数千万円や数億円と高額になるケースもあり、自賠責保険を超えた部分もカバーできるように無制限での契約をおすすめします。

対物賠償責任保険

対物賠償責任保険も、上記同様「賠償責任保険」に分類される保険です。事故により他人の財物に損害を与えた場合に補償金が支払われます。補償対象は幅広く、一例を挙げると以下のようになります。(すべて相手方や他人の財物を対象としています)

  • 車、壊れた車のレッカー費用
  • 家屋
  • ペット
  • バッグ、洋服、所持品
  • 信号・ガードレール・電柱などの公共物
  • 店舗への修理費用
  • 店舗への休業損害費用

なお、対人賠償責任保険と同じく、こちらも支払い限度額を無制限にしておくと安心です。

人身傷害保険

人身傷害保険は、事故で契約者本人や同乗者が死傷した場合に補償金が支払われる保険です。ケガの治療や仕事に行けない間の収入、精神的な損害、後遺障害に対しても補償されます。

歩行中や他人の車での交通事故などに対しても補償されることから、幅広い事故に対応できるのも人身傷害保険の特徴です。ただ、医療保険でカバーされると二重になってしまうこともあり、すでに保険に加入している方は事前に確認しておくことをおすすめします。

搭乗者傷害保険

搭乗者傷害保険は、契約している車の搭乗者(運転手含む)が死傷した場合に補償される保険です。実際の損害額が支払われる人身傷害保険とは異なり、定額で補償金が支払われるという特徴があります。

また、搭乗者傷害保険は、事故により保険を使った場合でも翌年の等級には影響しません。人身傷害保険とは別で補償される保険ではありますが、内容がよく似ているため取り扱いのない保険会社もあります。

車両保険

車両保険は、契約している車が事故・自然災害・盗難など何らかの損害を受けた場合に、補償金が支払われる保険です。たとえば、事故による車の故障や、接触などによる傷・凹みの修理費用、全損などに対して補償を受けられます。

車両保険は多くの保険会社が扱っており、事故全般を補償するものから一部の事故に限定するものまで、予算や希望に応じて選ぶことが可能です。カーリースの車も車両保険を使って車を修理できるので、できれば加入を検討しておきたい保険となっています。(補償対象は保険プランによって異なります)

カーリースの任意保険を選ぶ際のポイント

次に、カーリースの任意保険を選ぶ際のポイントをみていきましょう。これから任意保険を選ぶ方は、次の2つのポイントをおさえておくのがおすすめです。

  • 車両保険を充実させる
  • カーリースの車が補償対象か確認する

それぞれ詳しく解説します。

車両保険を充実させる

カーリースを契約中、乗っている車に損害を与えた場合は、契約者が負担して修理しなければなりません。そこで、万が一車に損害を与えてしまったときに備えて、車両保険を充実させておきましょう。

車両保険を充実させることで、修理費や盗難に遭った場合などの補償が受けられるので安心です。また、後ほど紹介する特約などをつけることにより、車両保険をさらに充実させられます。補償内容を手厚くしたい場合は特約をつけて、不安要素をなくしておくのもおすすめです。

カーリースの車が補償対象か確認する

カーリースの車が補償対象となっているかどうかも重要なポイントです。任意保険にはカーリースの車が補償対象外になっている場合もあり、そのような保険は契約しても意味がありません。

任意保険は自賠責保険がカバーできない「いざという時」のために加入しておくものです。もし事故を起こしたときにカーリースの車は対象外だったということが判明すれば、これまでの保険料が無駄になるだけでなく、損害賠償金を支払えないという事態に陥りかねません。

そのため、任意保険の加入を検討する際は、必ずカーリースの車が補償対象になっているかを確認しておきましょう。

おすすめの特約

ここからは、カーリースの車につけておきたいおすすめの特約を紹介します。今回紹介するおすすめの特約は、次の3つです。

  • リースカー車両費用特約
  • 弁護士費用特約
  • 対物超過特約

それぞれどのような補償内容になっているのか、以下で詳しく紹介します。

リースカー車両費用特約

リースカー車両費用特約は、全損事故や中途解約による違約金などに対してカバーしてくれる特約です。ここでの全損は、「車の修理が不可能な場合」や「時価額を修理費用が上回る場合」を指します。

リースカー車両費用特約をつけることにより、通常の車両保険ではまかないきれない負担額を全額カバーできるようになります。ただし、リースカー車両費用特約を扱っている保険会社は限定されるため、カーリースで扱っているところがあれば、リース車の契約と一緒に加入すると手間を省くことができます。

弁護士費用特約

当然ながら、車の事故でのトラブルや問題を解決する際、弁護士に依頼すると費用がかかります。その弁護士費用を保険で補償してくれるのが、弁護士費用特約です。

弁護士費用特約をつけておくことで躊躇なく弁護士に頼ることができ、不利な状況の回避にもつなげられます。弁護士費用特約はカーリースに限定した特約ではありませんが、万が一のトラブル時に安心して弁護士を頼りたい方は付加を検討しておくとよいでしょう。

対物超過特約

対物超過特約とは、車の修理費用と時価総額の差額が生じた場合に補償金が支払われる特約です。カーリースの車で事故を起こし、相手の車や家などに損害を与えた場合、対物超過特約があれば差額を補償してくれます。

ただし、対物超過特約はあくまでも修理費用と時価額の差額に対して保険金がおりるため、相手方が車を買い替えた場合に支払われることはありません。支払い限度額が設定できるものと無制限のものがあるので、予算や希望に応じて選びましょう。

カーリースの任意保険の等級は引き継ぎできる?

すでに人に保険に加入している方の場合、カーリースに乗り換える際に等級が引き継げるのか気になる方も多いと思います。一般的な保険会社ではカーリースでも任意保険を引き継げますが、なかには引き継ぎ不可と決められているカーリースもあります。

長年加入している任意保険があれば等級や引き継ぎついて事前に確認しておき、できるようであれば引き継ぎしておきましょう。また、保険会社だけでなくカーリース側が任意保険の等級の引き継ぎに対応していないケースもあります。

等級が引継ぐと保険料が安くおさえられるため、あらかじめ保険会社もしくはカーリースに問い合わせておくとよいでしょう。

任意保険に加入して「新車カーリースクルカ」で素敵・安全なカーライフ!

カーリースの利用では任意保険の加入に悩む方も多いと思います。しかし、カーリースかどうかにかかわらず、車に乗って公道を走る以上はいつ事故に遭遇するかわかりません。

「新車カーリースクルカ」では、『株式会社あいおいニッセイ同和損保』の自動車保険(任意保険)をリース料金に含めることができます。車のリースと一緒に任意保険に加入できるので個別に手続きする必要もなく、契約や更新の手間を省けます。

さらに、「新車カーリースクルカ」は頭金・初期費用・ボーナス払い0円で、人気の新車が定額でお得に乗れます。契約期間は3年と短期リースなので、初めてカーリースを利用する方はもちろん、定期的に新車に乗り換えたい方もぜひチェックしてみてください。

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この記事の執筆者

小嶋 啓意

小嶋 啓意

クルカ事業部 統括マネージャーを務める小嶋です。新卒から自動車業界一筋15年のキャリアがあります! 大学卒業後、某大手国内ディーラーの営業職を経て、クルカに入社しました。 自動車業界のキャリアの長さは社内屈指。「車といえば、小嶋さん」と社内で言われるレベルの車好き。車は三度の飯より大好きです! ディーラーや現職の営業経験を生かした車選びのご提案が得意です。長年の経験から、お客様にとって最適な1台をご用意いたします。 営業時代は商品のスペックを理解し、お客様に提案することをモットーにしましたので、自動車のスペックに精通しています。 弊社Youtubeチャンネルでは、車選びの知識やクルカで取り扱っている車種の解説もしています。 ぜひ車選びの参考にしてみてください! →YouTubeクルカ公式チャンネル

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