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- タイヤの空気圧、点検してますか?空気圧が下がると大変なことになります!
自動車が走るために欠かせないタイヤですが、空気圧を気にしたことはありますでしょうか?実は、タイヤの空気圧不足の車は3台に1台と言われています。タイヤの空気圧が不足したまま走っていると、思いがけないトラブルが起きる可能性があるので大変危険です。
今回は、タイヤの空気圧が下がるとどのようなリスクがあるのか?下がった時の対処法も併せて解説をします。タイヤの空気圧を今まで気にしていなかったという方は、本記事をきっかけに点検を心掛けてみてください。
タイヤの空気圧ってなに?
自動車のタイヤには、空気が充填されています。空気が十分に入っていなかったり、過度に入りすぎていたりすると、タイヤが持つ性能を発揮することができません。様々なトラブルの原因になり、重大な事故に繋がる恐れもあります。
タイヤの空気圧は、車種ごとの自動車メーカーが指定しています。運転席側のドアの下部や給油口などに適正空気圧が表示されたシールが貼られています。タイヤサイズは「195/65R15 91S」、空気圧は「230{2.3}」といったように表記され、適正な空気圧を確認することが可能です。
どのくらいの頻度で点検すればいいの?
タイヤの空気圧を気にしていないというドライバーは、意外にも多いのが現状です。一般社団法人 日本自動車タイヤ協会(JATMA)が行った意識調査では、「月に1回以上の空気圧点検の認知度」について、7割以上のドライバーが知らないという結果になりました。
JATMAでは、タイヤの空気圧が減っていく過程についても公表しています。1ヵ月で5~10%の空気圧が低下すると言われているため、そのまま放置すると空気圧は減り続けるのです。実際、乗用車の3割以上が空気圧が不足したまま走行していることもわかっています。
1ヵ月でも10%ほど空気圧が低下する可能性があるので、空気圧点検は1ヵ月ごとの頻度が推奨されています。1ヵ月ごとに空気圧をチェックし、不足していればエアゲージといった道具を使用して調整を行いましょう。
空気圧が下がるとどうなるの?
空気圧をあまり意識していなかったり、点検頻度が少なかったりして、空気圧が下がると様々な影響があります。事故に繋がる可能性もありますので、放置するのは大変危険です。空気圧が下がるとどのようなリスクがあるのかをここでしっかりと理解しておきましょう。
燃費性能が低くなる
空気圧が低下すると、タイヤに張りがなくなり、転がりが悪くなります。地面との抵抗が増えてしまうので、走行するために余分なエネルギーを使わなくてはいけません。
その結果、ガソリンを無駄に消費してしまい、燃費性能が低くなってしまいます。経済的な走りをするためにもタイヤの空気圧のチェックは欠かせません。
走行性能が悪化する
タイヤは、車を走らせる役割はもちろん、人が乗った重くて大きいボディを支えるために重要なパーツです。空気圧が下がると、ボディを支えきれずタイヤが潰されたようになってしまいます。
バランスをとりにくくなるので、ハンドル操作が上手くいかなかったり、不自然な揺れが発生したりして、走行性能が悪化してしまいます。
タイヤの寿命が短くなってしまう
タイヤの空気圧の低下は、タイヤ自身にもダメージが蓄積されていきます。摩耗が偏ったり、縁石などの衝撃が響いたりして、タイヤの劣化が早くなってしまいます。タイヤは消耗品ですが、交換頻度が増えて、結果的にも維持費用がかかってしまいます。
タイヤに負担がかかりパンクする恐れがある
ここまで見てきて、燃費性能や走行性能が悪化するものの、走り続けることはできると感じたかもしれません。しかし、空気圧が低下したまま走っていると、タイヤのパンクが起こる可能性があります。
タイヤが熱を持って破裂しやすくなったり、損傷が蓄積されてパンクしたりするなど、パンクのリスクが高まります。走行中のパンクは大きな事故に繋がる危険性もあるので、定期的な点検・調整は欠かさず行いましょう。
空気圧が下がっていたらどうすればいいの?
タイヤの空気圧を下がっていることがわかったら、メンテナンスが必要です。空気圧のチェックや補充は、自分でもできますが、カー用品店、カーディーラー、ガソリンスタンドでもできますよ。それぞれの点検方法をおさえて、適切な空気圧点検を行いましょう。
カー用品店・カーディーラー、ガソリンスタンドなどで点検してもらう
タイヤの空気圧点検・調整は、様々な場所で行うことができます。カー用品店やカーディーラー、ガソリンスタンドなどで点検してもらうことが可能です。タイヤについての知識がなくても利用しやすいので、自分で点検できない方はぜひ利用してみましょう。
ただ、1ヵ月毎に行くとなると手間もかかってしまい、他の点検のついでにやってもらおうと思いがちです。点検場所のなかでもガソリンスタンドは、1ヵ月に1度は利用することが多いので、給油と合わせて点検を行うと、常にタイヤの空気圧を適正に保つことができるでしょう。
自分で定期的に点検・調整する
自分で空気圧を点検・調整することも可能です。エアゲージと呼ばれる道具を使って、空気圧を計測・充填することができます。エアゲージでの点検・調整は、以下の手順で行いましょう。
- タイヤのエアバルブを外す
- エアゲージを取り付け空気圧を計測する
- タイヤの適正空気圧に合わせて充てんする
- エアバルブを付ける
空気圧点検では、現在装着しているタイヤに注目しがちですが、スペアタイヤも忘れてはいけません。万が一の事故に備えて、スペアタイヤの空気圧も点検・調整しておきましょう。
窒素ガスを充てんすると空気圧が長持ちする
空気圧を維持する方法として、窒素ガスを充填するという方法があります。窒素は酸素よりも透過率が低く、ゴムを透過しにくく長持ちさせることが可能です。
ただ、透過率が低いからといって、定期点検をしなくても大丈夫という訳ではありません。窒素ガスを使ったとしても、月に1度の点検は怠らず、常に適切な空気圧を維持しましょう。
まとめ
今回は、タイヤの空気圧が下がることで考えられるリスクと、下がった時の対処法をご紹介しました。
タイヤの空気圧は、自動車に乗っているだけで徐々に低下していきます。意外にも意識していないドライバーが多いですが、空気圧が低下していたままにしていると様々な危険があります。
燃費性能や走行性能の悪化、タイヤの劣化、パンクのリスク上昇など、大きな事故につながることも考えられます。タイヤの空気圧を適正に保つためには、最低でも1ヵ月に1回のメンテナンスが必要です。
ガソリンスタンドに依頼したり、自分で点検を行うなどをして、愛車の適正なタイヤの空気圧を維持することを心掛けましょう。
この記事の執筆者
関 秀紀
クルカ営業部 マネージャーの関 秀紀です。大学卒業後に某大手自動車メーカー系のリース会社を経て、クルカに入社。 リースキャリアは前職から合わせて5年。普段は営業職としてお客様に最適な車選びをご提案しています。 前職時代には保険人募集の資格を取得。自動車保険の提案も経験しており、安心・安全なカーライフのサポート。車選びと保険の相談は、是非、関までご連絡ください! 一人ひとりのお客様に良いご提案ができるようがんばります。
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