アルファードの内装を徹底解説！

トヨタの人気ミニバン車種であるアルファードは、ダイナミックなエクステリアが一際目を引きます。魅力は外見だけではなく、内装もラグジュアリーで機能的な空間になっています。

今回は、アルファードの内装について、設計からシート、コンフォート、運転席まで詳しく解説していきます。アルファードの内装が気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

アルファードのカタログスペック

アルファードのカタログスペックを下記の表にまとめてみました。内装を詳しくチェックする前にスペックをおさえておきましょう。

乗車人数	7～8人
車両重量	2,090～2,240kg
最小回転半径	5.6m
燃費消費率	・WLTCモード：9.9～14.8km/L ・JC08モード：18.4～19.2km/L
全長×全幅×全高	4,945～4,950×1,850×1,950mm
室内長×幅×高さ	3,210×1,590×1,400mm
総排気量	2,493L
最高出力	112（152）/5,700
最大トルク	206（21.0）/4,400～4,800

参考：「トヨタ アルファード 主要諸元表」

アルファードの内装の特徴①低床設計

アルファードは、2015年に新型モデルに移行したタイミングで、低床設計を採用しました。全高を10mm下げることによって、乗り降りのしやすさや操縦安定性を向上しています。

空気抵抗の減少によって、走行時の揺れや振動を防ぐほか、燃費性能向上の実現も期待できます。

アルファードの内装の特徴②広々とした空間設計

アルファードの室内空間は、広々とした空間が確保されています。室内サイズは3,210×1,590×1,400mmであり、フロントシート、セカンドシート、サードシートの3列構成です。

ただでさえ、シート間に余裕のある空間設計ですが、シートアレンジによってさらに快適で広々とした車内に変わっていきます。助手席に搭載されたスーパーロングスライドシートを利用すると、助手席を最大1160mm下げることができ、足を伸ばしてもなお大きなスペースを確保することが可能です。

セカンドシートをいっぱいに下げれば、助手席・セカンドシートに余裕が生まれ、大人3人がゆったりくつろげるようになります。サードシートを格納しセカンドシートをフロント側にスライドさせると、ロードバイクなどもラクラク収納でき、様々なシーンで活躍してくれること間違いなしです。

アルファードの内装の特徴③高級感のあるシートデザイン

アルファードは外見はもちろん、内装もラグジュアリーにまとまっており、高級感のあるシートデザインが特徴です。シート表皮はグレードによって分かれています。

シート表皮の種類	対応グレード
ファブリック	X、S Aパッケージ、S
合成皮革	G、SR、SC、S Cパッケージ
本革	GF、G Fパッケージ、SR Cパッケージ
プレミアムナッパ本革	エグゼクティブラウンジ、エグゼクティブラウンジ S

ファブリックは基本グレードのシート表皮で高級感は劣るものの、肌ざわりの良さや柔らかさなど座り心地には全く問題ありません。グレードが上がるごとに、合成皮革、本革、プレミアムナッパ本革と、革素材のグレードが高くなっていきます。質感はもちろん、柔らかさや耐久性も優れ、より贅沢なシートデザインになります。

セカンドシートは4種類のラインナップで、シートデザインや機能性が異なります。

セカンドシートの種類	搭載グレード・タイプ
エグゼクティブラウンジシート	エグゼクティブラウンジ、エグゼクティブラウンジ S
エグゼクティブパワーシート	エグゼクティブラウンジ 7人乗り
リラックスキャプテンシート	7人乗りタイプ
6：4分割チップシート	8人乗りタイプ

エグゼクティブラウンジ、エグゼクティブラウンジ Sには、エグゼクティブラウンジシート、7人乗りタイプにエグゼクティブパワーシートを搭載しています。プレミアムナッパ本革を使用した上質な質感のほか、足を伸ばせるパワーオットマンや木目調のサイドテーブル・カップホルダーなどを装備し、心地よいシートで快適に過ごすことができるでしょう。

リラックスキャプテンシートは、7人乗りのアルファードに搭載されています。ロングスライドに対応しているので、シートアレンジによって快適な空間をつくれるのが魅力です。

6：4分割チップシートは、8人乗りのアルファードの装備となっています。後方へのスライド、座面のチップアップなどに対応し、シートアレンジのバリエーションや乗り降りのしやすさを実現しました。

最後に内装色は、ベージュ系のフラクセン、ブラック、ブラック＆ホワイトの3種類です。それぞれ明るい印象やシックさなど、雰囲気に違いがあります。内装色もグレードによって分かれているので下記の表を確認しておきましょう。

内装色	搭載グレード
フラクセン	GF、G Fパッケージ、G、X
ブラック	エグゼクティブラウンジ、エグゼクティブラウンジS、SC、SR、S
ブラック＆ホワイト	エグゼクティブラウンジ Z

アルファードの内装の特徴④コンフォート

アルファードは、収納や快適設備などコンフォート機能にも優れています。ラゲッジスペースの特徴は、スペースアップ機能と床下収納です。サードシートを左右に格納することでラゲッジスペースが広げ、床下収納で収納力をアップしています。高さのある荷物も簡単に収納可能です。

他にも、読書灯やパーソナルランプ、LEDルーフイルミネーション、大型アームレスト、サンシェード、フルオートエアコンなど気の利いた機能が充実しています。

アルファードの内装の特徴⑤運転席

運転席もアルファードらしい高級感ある仕様になっています。コックピットのオプティトロンメーターは近未来的なデザインで、ドライバーの気分を上げてくれます。

マルチインフォメーションディスプレイやステアリングスイッチも搭載し、運転中に必要な情報を得たり、操作をしたりでき、より快適なドライブを可能にしています。

アルファードが向いている人

アルファードの内装の魅力は、やはりラグジュアリーな車内空間です。グレードごとに設定されたシートデザインやセカンドシートは見た目の贅沢さはもちろん、肌ざわりや柔らかさなど座り心地にも優れています。

シートアレンジによって、車内空間を過ごしやすくアレンジできるので、「車内で快適に過ごしたい」「運転の負担を少なくしたい」という方におすすめです。

ミニバンらしく7～8人乗りの広々とした車内になっています。家族でレジャーやアウトドアを楽しみたいという方にも最適な車種です。

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まとめ

今回は、アルファードの内装について詳しく解説しました。

高級感のあるシートデザイン・セカンドシートや広々とした空間設計、気の利いたコンフォート機能など、充実の内装となっています。車内で快適に過ごしたい方や広々とした車内を生かして家族で利用したい方にぴったりでしょう。アルファードの内装を詳しく理解して、ぜひ購入・利用を検討してみてくださいね。