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2003年、小型ミニバンとして発表されたシエンタ。他のミニバンとは違い、丸みのあるボディと愛らしいマスクは、小型ミニバンの先駆けとなりました。2015年のフルモデルチェンジを経て現行型のシエンタに至ります。ミニバンでありながらコンパクトサイズなので、狭い道を通ったり、狭い駐車スペースへの停車が苦手という人にも人気の自動車です。
今回は、シエンタの新車価格や月間・年間にかかる維持費などを参考に安く乗るための方法について解説していきます。
シエンタの新車価格
シエンタは「小粋でユースフルな7人乗り」というコンセプトに基づきトヨタから発売されました。前方より2列3列2列のシートとなっているので後部座席を畳めば荷物を多く乗せることができ、シートを出せばファミリーカーとしても活躍してくれます。また、両面スライドドアなので荷物の多い子育て世代には大変便利です。小さならサイズながら子育て世代のニーズにも合ったミニバンがシエンタなのです。
それでは、シエンタのグレードと新車価格を見ていきます。
グレード | 乗車定員 | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
X | 5人 | 2WD(FF) | 1,950,000円 |
7人 | 1,990,000円 | ||
G | 5人 | 2,300,000円 | |
7人 | 2,340,000円 | ||
Z | 5人 | 2,520,000円 | |
7人 | 2,560,000円 | ||
X | 5人 | 2WD(FF) | 2,380,000円 |
7人 | 2,420,000円 | ||
G | 5人 | 2,650,000円 | |
7人 | 2,690,000円 | ||
Z | 5人 | 2,870,000円 | |
7人 | 2,910,000円 | ||
X | 5人 | E-Four | 2,578,000円 |
7人 | 2,618,000円 | ||
G | 5人 | 2,848,000円 | |
7人 | 2,888,000円 | ||
Z | 5人 | 3,068,000円 | |
7人 | 3,108,000円 |
新車で購入した場合のローンの目安
自動車を購入する際、気になるのは車両価格ですが、自動車には、車両代の他にも登録費用など諸経費がかかります。諸費用は車両価格の10%程度かかりますが、最近ではエコカー減税などにより5%程度で抑えられます。例えば、シエンタHYBRID Gの車両価格は2,464,000円なので、支払総額は約260万円〜を見ておきましょう。
自動車の契約をすると支払い手続きをします。自動車の場合、現金払いとカーローンでの支払いの割合は2:8でカーローン払いの人が多いです。カーローンには、銀行系、ディーラー系、信販系、自社ローンなどがありますが、新車の場合ディーラー系を利用している人が大半をしめ、金利は3%程度が一般的な金利です。
例えば、シエンタをHYBRID Gをカーローンを頭金60万円残り200万円を5年ローンにした場合、毎月の支払いは35,937円となります。頭金を160万円残り100万円を3年ローンにした場合は29,081円に抑えることも可能です。
その他必要な維持費
自動車は決して安価な買い物ではありません。また、購入後にかかる維持費は、それぞれ支払う時期が異なるので、きちんと把握しておかなければ支払いが滞ってしまうこともあるので注意が必要です。それでは、自動車の維持費を項目別に見ていきます。
- 自動車税
- 重量税
- 自賠責保険
- 任意保険
- 24ヶ月点検料
- メンテナンス料
- ガソリン代
- 駐車場代
1.2は税金なので支払いが滞ると延滞金が発生したり車検が受けられません。3の保険料は一律ですが4はそれぞれ加入条件により違います。5〜8はそれぞれ金額に差があるので多めに予算を立てることが必須です。
月間と年間の維持費の目安
前述にもあるように維持費は毎月同じ金額ではありません。
また、年度始めに必要なものや車検の時に必要なものなどがあるので支払うタイミングを知っておくと予算を立てやすくなります。それでは月間と年間にかかる維持費の目安について見ていきます。
月間にかかる維持費の目安
自動車を走行されるために欠かせないのがガソリンです。シエンタHYBRID Gの場合JC08モードは28.8km/ Lと低燃費です。それでは、1ヶ月1000km走行する人のケースで見ていきましょう。車の実燃費は、カタログに記載されている9〜8割です。実燃費を計算するとシエンタHYBRID Gの場合、1 Lあたり23~25kmが実燃費です。実燃費に基づき計算すると、以下のようになります。
1,000km÷23.0km/ L×165円(2022年9月現在)=約7,173円
1ヶ月約7,200円程度はガソリン代として計上しておきましょう。ガソリン代の他にも月々必要な維持費には駐車場代があります。
年間にかかる維持費の目安
月々必要な維持費がある一方、1年に1度または2年に一度支払うものが自動車税と24ヶ月点検費用です。シエンタの自動車税は、環境性能割が適用されるので、17,100円となっています。また、24ヶ月点検に必要な重量税は15,000円、自賠責保険は21,550円です。
税金や保険に車検代とメンテナンス料を合わせると年間10万円をシエンタの維持費として貯蓄しておくと良いでしょう。
シエンタはリースがおすすめの理由
シエンタを新車で乗るためには、購入金だけでなく維持費が必要ということがわかりました。無理をして他の貯蓄まで車の購入費に充てるのは、家計を圧迫しかねません。余力を残すためにローンを組んだとしても、頭金はある程度必要で、購入後の維持費を蓄えることが必須です。
そこで、予算の面から新車を購入するのを断念する前におすすめしたいのが車をカーリースで乗るということです。カーリースはリース会社より車を借りるという新しい乗り方ですが、レンタカーとは違い好きなプレートナンバーをつけることも可能です。それでは、シエンタHYBRID Gを購入した場合とクルカのカーリースした場合、どのくらいの料金差があるのか比べてみましょう。
シエンタをローンで購入した場合
- 1年目:ローン・自動車税
- 2年目:ローン・自動車税
- 3年目:ローン・自動車税・車検(自賠責保険・重量税・印紙・工賃など)
シエンタをリースした場合
- 1年目:月々36,800円(税込)
- 2年目:月々36,800円(税込)
- 3年目:月々36,800円(税込)
クルカのカーリースであれば、車の維持費が特に必要になる3年目でも定額払いで乗ることができます。
まとめ
今回は、シエンタの車両価格や月間と年間の維持費について解説してきました。
ミニバンは、需要が高まる一方、ボディサイズやホイールベースといった点で運転に自信のない人にとってはハードルが高めの自動車とされてきました。しかし、コンパクトなサイズでありながら7人乗りもあるシエンタは、走行性能も高く環境にも優しいハイブリッド車として幅広い年齢層から支持を得ています。
また、維持費も中型クラスのミニバンに比べると安価なので気軽に乗れるのもメリットです。しかし、車両本体価格や諸経費を含めてるとまとまった資金は必須で、特に子育て世代など出費の多い世代には購入するには決断に悩みます。
そこで、気軽にシエンタに乗ることができることで注目されているのがカーリースです。クルカなら、月々定額払いでシエンタに乗れるので家計に負担をかける心配もありません。
「シエンタは欲しいけれど気軽に乗りたい」という人は、ぜひカーリースという乗り方もあわせて検討をしてみましょう。
この記事の執筆者
白幡 魁都
クルカ営業部 リーダーの白幡 魁都です。キャリアは新卒から、自動車業界一筋。新卒は中古販売会社に入社。その後、クルカに中途で入社しました。 カーリースのキャリアは2年以上あり、中古車の市場の知識や買い取り業務の経験は社内で一番知識があります。 リースのご相談のほかに、前職キャリアを活かし、お車の下取りのご相談を承ることも可能です。また中古車販売社の頃は、主に軽自動車を取り扱うことが多く、軽自動車の情報や知識にも自身があります。 これまでのキャリアを活かし、車の乗り換えや買い替えといったコラムの監修にも携わっています。
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