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ガソリン価格の高騰が収まらないなか、車選びにおける重要な要素として、多くの方が気にしているのが燃費ではないでしょうか。燃費によって車の維持費は大きく変わってきますし、場合によってはより燃費に優れた最新の車に買い替えたほうが、長い目で見ると経済的であることもあるでしょう。
そこで、今回は燃費性能に優れたハイブリッドモデルも設定するトヨタの最新コンパクトミニバン「シエンタ」に注目してみました。2022年にフルモデルチェンジを実施したばかりの最新のシエンタはいったどれほどの燃費性能を持っているのでしょうか。この記事では、シエンタの燃費について、カタログ燃費や実燃費、さらに1ヶ月のガソリン代の目安などを詳しく解説します。
シエンタのカタログ燃費と実燃費
シエンタの燃費がどのくらいなのか、メーカーで公表されているカタログ燃費とe燃費で確認できる実燃費をチェックしていきましょう。
カタログ燃費
シエンタには、3列シート車と2列シート車があり、それぞれにハイブリッド車とガソリン車がラインナップされています。
メーカーで公表されている車種タイプ別のカタログ燃費(WLTCモード燃費)は以下の通りです。
タイプ | WLTCモード燃費 | |
---|---|---|
3列シート車 | ハイブリッド車(2WD) | 28.2~28.5km/L |
ハイブリッド車(4WD) | 25.3km/L | |
ガソリン車(2WD) | 18.3km/L | |
2列シート車 | ハイブリッド車(2WD) | 28.4~28.8km/L |
ハイブリッド車(4WD) | 25.3km/L | |
ガソリン車(2WD) | 18.4km/L |
3列シート車のカタログ燃費はハイブリッド車が25.3㎞/L~28.5km/Lでガソリン車が18.30km/Lです。2列シート車のカタログ燃費はハイブリッド車が25.3km/L~28.8㎞/Lで、ガソリン車が18.4km/Lとなっています。
e燃費の「ミニバン WLTCモード カタログ燃費ランキング」を確認してみると、新型シエンタのハイブリッド車は2023年8月の時点で1位となっています。いかに燃費性能に優れているのかわかります。
参照:e燃費「ミニバン WLTCモード カタログ燃費ランキング」
実燃費
e燃費では、実際にシエンタに乗ったユーザーが体感した燃費として、実燃費も公開しています。フルモデルチェンジを実施したばかりなのでデータは少ないですが現時点でのシエンタの実燃費データは、以下の通りとなっています。
タイプ | 実燃費 | |
---|---|---|
ハイブリッド車 | 2WD | 21.39km/L |
4WD | 20.39km/L | |
ガソリン車 | 2WD | 10.59km/L |
ハイブリッド車・ガソリン車ともにカタログ燃費からは燃費性能が落ちていますが、実燃費がカタログ値よりも低くなるのは他の車でも同じです。ハイブリッド車に関してはその差は比較的少ないといえるでしょう。
カタログ燃費と同じく、e燃費の実燃費ランキングを見てみると、新型シエンタのハイブリッド車は1位となっています。ミニバントップクラスの燃費性能です。
他のミニバン車との比較
ミニバンは人気ジャンルゆえにシエンタにはライバル車も少なくありません。では、直接的なライバル関係にある他社のコンパクトミニバンと比べると、シエンタはどのくらいの燃費性能なのか比べてみました。
クルカでは、シエンタをはじめとした、幅広いミニバン車種を取り扱っています。主なミニバン車種のWLTCモード燃費をピックアップしましたので、シエンタの燃費と比較してみましょう。
車種 | 燃費 |
---|---|
トヨタ シエンタ HYBRID G | 28.2km/L |
スズキ ソリオBADIT HYBRID MV | 19.6km/L |
ホンダ フリード HYBRID G Honda SENSING | 17.0km/L |
このようにライバルのハイブリッドミニバンよりも、シエンタの燃費性能は非常に優れていることがわかります。
1ヶ月にかかるガソリン代の目安
シエンタがクラストップレベルの燃費に優れたミニバンということは間違いありません。では所有した場合、具体的にランニングコストとして一か月当たりどのくらいのガソリン代がかかるものなのでしょうか。ここでは1ヶ月の走行距離を1,000kmと想定して、ガソリン代を算出してみました。
シエンタ Zグレード(2WD、ハイブリッド、7人乗り、28.2km/L)の場合
1,000km(走行距離)×172円(ガソリン代)×28.2km/L(燃費)=6,099円/月
※レギュラーガソリンの価格は2023年の平均価格で算出
シエンタの走行性能
シエンタは1.5Lのガソリンエンジンモデルと、1.5Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドモデルが設定されています。さらに駆動方式はFFとリアモーターを使ったE-Four(4WD)の2種類(ガソリン車は2WDのみ)があります。
ハイブリッド車、ガソリンエンジン車ともに静粛性が高く、加速はとてもスムーズ。足回りも快適で路面の凹凸を乗り越えた際のショックも小さく乗り心地も上質です。ハンドリングは背が高いため重心も高くキビキビとした反応とまではいきませんが、コーナーでの傾きも比較的抑えられていて、安定感があります。
車重があるためガソリンエンジン車の加速性能はそれなりですが、ハイブリッド車はモーターのアシストもあって、軽快な加速が味わえ、高速道路を使った長距離移動でもストレスを感じることはないでしょう。
まとめ
今回は、シエンタの燃費について詳しく解説しました。シエンタは先代モデルも燃費性能に定評がありましたが、フルモデルチェンジで登場した新型はさらにその燃費性能に磨きをかけています。
特にハイブリッド車は、先代が22.8km/Lだったものが、28.8㎞/Lへと大幅に燃費が向上しており、ライバル社と比べてもトップクラスの性能を実現しています。 家族みんなで使えて、燃費性能にも妥協したくない、そんなミニバンを求めているのであれば、シエンタは現時点で最適な車といえるかもしれません。
この記事の執筆者
白幡 魁都
クルカ営業部 リーダーの白幡 魁都です。キャリアは新卒から、自動車業界一筋。新卒は中古販売会社に入社。その後、クルカに中途で入社しました。 カーリースのキャリアは2年以上あり、中古車の市場の知識や買い取り業務の経験は社内で一番知識があります。 リースのご相談のほかに、前職キャリアを活かし、お車の下取りのご相談を承ることも可能です。また中古車販売社の頃は、主に軽自動車を取り扱うことが多く、軽自動車の情報や知識にも自身があります。 これまでのキャリアを活かし、車の乗り換えや買い替えといったコラムの監修にも携わっています。
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