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トヨタのセダン車といえば、高級車の代名詞クラウンにはじまり、ハイブリッド車の代表ともいえるプリウスや定番のカローラといった自動車を連想します。さまざまなセダン車を取り揃えているトヨタですが、特にミドル世代からの支持を受けているのがカムリです。
カムリは、1980年に発売された歴史のあるセダン車で、日本より北欧などでのシェアが高くなっています。日本でも自動車にこだわりを持つ人からカムリは、魅力のある自動車と常に注目されています。
今回は、カムリに乗りたい人に向けて、車両価格と維持費から見る快適なカムリの乗り方について徹底解説していきます。
カムリの車両価格
海外でカムリの人気が高い理由に、斬新なデザインにあります。ヘッドライトは、日本車では見かけないような形を取り入れており、全長4,885mm、車幅1,840mmとセダン車の中では大きなボディサイズなので一際目立ちます。カムリを好む人は、他の人とは違う車に乗りたいというこだわりを持っているので、日本での需要が海外に比べると少ないです。
それでは、斬新なスタイルが人気のセダン車であるカムリのグレードと車両価格を見ていきます。
2WD(税込) | 4WD(税込) | ||
---|---|---|---|
特別仕様車 WS“Black Edition” HYBRID |
4,208,000円 | 特別仕様車 WS“Black Edition” (E-Four)HYBRID |
4,406,000円 |
WS“レザーパッケージ” HYBRID |
4.450,000円 | WS“レザーパッケージ” (E-Four)HYBRID |
4,648,000円 |
WS HYBRID | 3,937,000円 | WS (E-Four)HYBRID | 4,135,000円 |
G“レザーパッケージ” HYBRID |
4,334,000円 | G (E-Four)HYBRID | 3,992,000円 |
G HYBRID | 3,794,000円 | X (E-Four)HYBRID | 3,683,000円 |
X HYBRID | 3,485,000円 | – | – |
新車で購入した場合のローンの目安
斬新なボディやインテリアを備えたカムリですが、性能においても優れたセダン車です。雪道など路面状況が悪い状態でも走行ををアシストするE-Four(電気式4WDシステム)があるので寒冷地でも走行可能ですが、日本では路面状況や価格の面から2WDの需要が高くなっています。それでは2WDのグレードを順に見ていきます。
- X
- G
- WS
- HYBRID WS Black Edition
- G レザー Package
- WS レザー Package
一般的なグレードの「X」リヤコンビネーションランプがLEDで、充電用USB端子やリヤドアバックウィンドウのソフトプライバシーガラスが標準グレードの「G」そして、他のグレードとは違うスポーティなイメージに仕上がった「WS」となっています。そして、レザーシートが標準装備となっている「G」「WS」は高級感を更に引き出しているので、人気は高いです。
しかし、1番人気のG レザー Packageは、4,334,000円と車両価格だけで400万円を超えています。これに諸経費を含めると支払額は450万円を超える場合もあるのです。そこで、自動車購入の支払い方法として活用されているのがカーローンです。カーローンは、ディーラー系や銀行系、自社ローンなどがありますが、最近では金利が安い銀行系を利用する人が増えています。
例えば、金利2.9%で350万円を3年ローンで借入した場合の返済額を計算すると、月々101,690円となり、5年ローンでも62,735円が毎月必要です。
その他必要な維持費
日本では、クラウンやマークXといったセダン車の人気が高くなっていますが、カムリは支持しているユーザーにとってどのセダン車よりも魅力的なセダン車です。現行車は、ハイブリッドを搭載したことで環境に優しい自動車としても注目されています。
しかし、400万円以上する自動車を簡単に購入できるものでありません。また、自動車は購入後にもさまざまな維持費がかかってきます。カーローンと維持費を支払うとなれば、まとまった貯蓄をしておかなければ、家計を圧迫させてしまう恐れがあるのです。
家計を圧迫しないための方法として、自動車購入後にかかる維持費の内訳を理解しておくことが重要です。それでは、自動車にかかる主な維持費について見ていきます。
- 自動車税
- 24ヶ月点検費用(重量税、自賠責保険、検査印紙代含む)
- 任意保険料
- 定期点検保守料
- 駐車場代
- ガソリン代
- メンテナンス料
月間と年間の維持費の目安
維持費は、大きく分けると2つのタイプに区別されます。税金や保険など定額のものと点検やメンテナンスなどの工賃といった金額の違うものです。
この2つのタイプを区別しておけば、いざという時に支払いができないということも避けることができます。特に、税金は支払いが遅れると延滞金が加算されます。それに加えて、自動車税は支払いが滞ると車検が受けられない可能性があるので注意しましょう。
それでは、月間に必要な維持費と年間に必要な維持費について見ていきます。
月間に必要な維持費の目安
1ヶ月にかかる維持費の中には毎月決まった金額のものと流動的な金額のものがあります。駐車場の賃貸料は契約の先に決まるので変動することはありません。一方、ガソリンは価格変動や走行距離で大きく差が生じることも予測されます。
現行車のカムリはハイブリッドカーなので、ガソリン車に比べると燃料費は安く抑えられます。実燃費は、カタログに記載された数値の8割程度です。そこから計算すると、2WDで約19.4km/Lとなります。ガソリン単価1Lあたり165円、1ヶ月に1000km走行する人の場合の燃料費は、約8,500円なので余裕を持って10,000円〜15,000円を予算として計上しましょう。(2022年9月時点のガソリン代で計算)
年間に必要な維持費の目安
維持費の中には、年に一度または数年に一度支払うものががあります。特に、税金は数万円単位のお金が必要なので日頃からの蓄えが不可欠です。また、2年に一度(初年度は登録年から3年後)受けることを義務化されている24ヶ月点検いわゆる車検は費用がかかることを想定しておきましょう。
それでは、G レザー Packageの車検費用をみていきます。
- 重量税:20,000円(減税非適用エコカー)
- 自賠責保険:21,550円
重量税は、同じ排気量のガソリン車に比べると安くなります。しかし、諸経費に加えて整備費用や検査印紙などの費用が必要です。また、交換部品代や任意保険代などを含めると、月間維持費とは別に年間15万円〜30万円程度の維持費を確保しておかなければ安心できません。
まとめ
今回は、カムリにかかる維持費や車両価格について解説してきました。カムリは、海外での需要が高い自動車で、日本ではこだわりを持った人が愛用している自動車のしての印象が強い自動車です。その分根強いファンは多く、現行車のハイブリッドやレザー仕様といったグレードは、若い世代にも浸透しつつあります。
こだわり続けたマスクや存在感のあるサイズに加え、環境に配慮したハイブリッドの搭載は快適な走り心地を実現させています。
この記事の執筆者
小嶋 啓意
クルカ事業部 統括マネージャーを務める小嶋です。新卒から自動車業界一筋15年のキャリアがあります! 大学卒業後、某大手国内ディーラーの営業職を経て、クルカに入社しました。 自動車業界のキャリアの長さは社内屈指。「車といえば、小嶋さん」と社内で言われるレベルの車好き。車は三度の飯より大好きです! ディーラーや現職の営業経験を生かした車選びのご提案が得意です。長年の経験から、お客様にとって最適な1台をご用意いたします。 営業時代は商品のスペックを理解し、お客様に提案することをモットーにしましたので、自動車のスペックに精通しています。 弊社Youtubeチャンネルでは、車選びの知識やクルカで取り扱っている車種の解説もしています。 ぜひ車選びの参考にしてみてください! →YouTubeクルカ公式チャンネル
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