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更新日 2024.12.27(公開日 2021.6.25)

カーリース

カーリースと残価設定ローンの違いとは?

カーリースと残価設定ローンの違いとは?

この記事の監修者

早川 由紀夫

株式会社クルカCEO
新車販売・カーリース業界の第一人者

残価設定ローンやカーリースといった車の買い方をご存知でしょうか。
車の購入方法を検討するにあたって、それぞれの仕組みや特徴は理解をしておきましょう。

今回は、残価設定ローンとカーリースの仕組み、それぞれの良い点と悪い点を比較しながら解説をしていきます。

残価設定ローンの仕組み

残価設定ローンまたは残価設定クレジットなど、メーカーによって名前は違いますが、一般的にはそれらを総称して「残クレ」と言います。

残クレはその名の通り、ローンに残価を設けているシステムです。残価というのは、何年か車に乗った後の車の価値のことを意味します。

残価を引いた分のローンを組むことになりますが、これは契約が満期を迎えてもまだ残債があるということ。

残債分は「車を返戻する」「乗り換え(同システム・同メーカー車)」「残債を払って買い取る」のいずれかの方法により精算します。


車を買い取る場合、残債の支払いには「分割または一括」を選べますが、分割にすると再ローンを組むことになるため、利息が割高になってしまいます。

残価設定ローンの良い点と悪い点

残価設定ローンの良い点と悪い点

残価設定ローンの仕組みをお伝えしました。

次に、残価設定ローンの良い点と悪い点を詳しく見ていきましょう。

残価設定ローンの良い点

通常のローンより支払いが安い

「車体価格ー残価=ローン金額」になるため、通常のローンよりも費用が安くになります。

下取り保証がある

万が一、満期を迎えたときの中古車市場価格が下がっても、下取り保証があります。残価設定のおかげで下取りに出す際、残価を下回って損をする心配がありません。

残価設定ローンの悪い点

追加料金が発生する可能性アリ

下取り保証にはさまざまな条件があります。

例えば車を破損してしまった場合などは修理しなくてはならず、その費用は自己負担になります。追加の支払いが発生するケースも否めません。

利息が高め

残クレの利息は、残価を引いた金額分でなく、車全体の総支払額に対し発生するのです。
元金と利息の割合が異なるので、結果的に利息が高くつくこともあります。

乗り換えの際、メーカーの変更がしづらい

同メーカー車であれば、契約期間中でも下取りに出して新車に切り替えることが可能ですが、他社への切り替えは簡単にはできません。

メーカーを変更するとなると残債分を一括払いで返済する必要があるため、予算面を考えると残クレでは乗り換えは難しいでしょう。

カーリースの仕組み

カーリースの仕組み

リースはいわゆる「賃貸」で車の所有者はリース会社になります。

残クレと同じく残価設定方式を取り入れており、契約者が乗る分だけの支払いで済むシステムになっています。
※業者や契約年数など、条件によっては残価設定のない場合もあります。


契約終了後は残クレ同様、「車を返戻する」または「残債分を払って買い取る(業者によっては未実施)」ことが可能です。

リースには独自のサービスを提供している業者もあり、業者によっては車の返却を条件に低価格を実現している業者などが存在します。

カーリースの良い点と悪い点

カーリースの良い点と悪い点

次にリースの良い点と悪い点を見ていきましょう。残価設定ローンのケースとも比較してみてください。

カーリースの良い点

初期費用がない

リースでは、車両本体価格以外にかかる費用も全て込みで価格を設定しています。
「初期費用は月額に組み込まれている」ということになり、最初にまとまった頭金を用意する必要がありません。

車検代、税金が含まれている

リースでは、自動車税も車検にかかる費用もすべて月額料金に組み込まれています。

大きな出費の心配をする必要がなくなるのは家計にも優しいです。残クレにはない、リースならではの強みとも言えます。

短期間で乗り換え可能

残クレは最低でも3年契約なのに対し、リースは1年からと短期での契約が可能です。
短期間で乗り換えができると、「故障リスクが少ない」「毎年新車に乗れる」などの良いことがあります。

経費として計上可能

個人事業主や法人なら、リース代を経費で落とすことができ、節税も期待ができます。
自動車税なども月額料金に組み込まれているため、精算の際に仕訳する必要もありません。

車の乗り換えが楽(手続き不要)

リースではメーカーを気にせず好きな車への乗り換えが可能です。他メーカーへの切り替えもリース会社のみの手続きで利用ができます。

カーリースの悪い点

走行距離の縛りがある

残価を予測するために、月々の走行距離を設定している業者がほとんどです。長距離走行の機会が多いなど、頻繁に車に乗る方には難点となってしまうでしょう。

車両が自分の物にならない

リース車の所有者は、あくまでもリース会社にあります。購入ではないため、借りた車は自分の物にすることができません。

カスタマイズできない

所有者はリース会社にあるため、車を自分好みに改造することはできません。現状回復せねばならず、追加料金が発生してしまうので注意しましょう。

カーリースと残価設定ローンの違い

カーリースと残価設定ローンの違い

残価設定ローンとカーリースの相違点を比較してみました。

残価設定ローン カーリース
所有者 自分
(※但し契約終了後、残価を払った場合のみ) リース会社
契約期間 最低3年~ 最低1年~
※リース会社によって異なる
乗り換え 同じメーカーのみ 他社メーカーもOK
※リース会社によって異なる
車にかかる費用 ・ガソリン代
・駐車場代
・自動車税
・車検費用
・任意保険
・ガソリン代
・駐車場代
・任意保険
※リース会社によっては月額に含まれている
経費計上 減価償却が必要 毎年経費計上が可能

リースの方が、「契約期間が短い」「乗り換えができる」「車にかかる費用が明確」「経費計上しやすい」と、利点が多いことが分かりますね。

「車にかかる費用が明確である」という点は、リースの最大のポイントだと言えるでしょう。

まとめ

今回は、カーリースと残価設定ローンの違いや特徴について比較してみました。

どちらも通常のローンと比べ、月々の支払い額が抑えられる「残価設定」というシステムを取り入れられています。残クレよりもリースの方が利用する面でも利点があります。

ここでご紹介をした情報を参考に、各サービスの検討に役立ててみてください。

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この記事の監修者

早川 由紀夫

株式会社クルカCEO

新車販売、カーリース業界の第一人者。2005年に設立したジョイカルジャパンでは、創業以来Founder 兼 COOとして「0」から店舗開発、店舗支援を現場で一から推進し続けた。2021年10月1日よりジョイカルジャパン代表取締役社長 CEOに就任。新車ECサイトでの販売にもいち早く取り組み、オンライン完結のカーリースサービスを普及させた。2019年には、月額2万円台〜の業界最安値を実現した短期カーリース専門会社「クルカ」を設立。常に顧客ニーズを捉えたサービスを展開し、カーライフの進化を牽引している。

「所有から利用へ。カーリースは、車との関係を再定義する、時代の潮流です。月々定額で新車に乗れる手軽さだけでなく、車との付き合い方をもっと自由に、もっとスマートな新しいカタチに。このメディアが、皆様のカーリース選びの羅針盤となるように、最新情報や役立つ知識を発信していきます。」

この記事の執筆者

関 秀紀

関 秀紀

クルカ営業部 マネージャー

「大学卒業後に某大手自動車メーカー系のリース会社を経て、クルカに入社。 リースキャリアは前職から合わせて5年。普段は営業職としてお客様に最適な車選びをご提案しています。 前職時代には保険人募集の資格を取得。自動車保険の提案も経験しており、安心・安全なカーライフのサポート。車選びと保険の相談は、是非、関までご連絡ください! 一人ひとりのお客様に良いご提案ができるようがんばります。」

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