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- セルフ洗車機とは?使い方などを紹介します。
セルフ洗車機は、車を洗車できる便利な機器・サービスですが、利用したことがない方にとってはどのようなものなのか、使い方もわからない部分も多いことでしょう。
今回は、セルフ洗車機の使い方やコース別の特徴、利用できない車種などを詳しく解説します。
セルフ洗車機って何?
車に入ったまま使えるゲート型の装置をセルフ洗車機とイメージする方が多いかもしれません。種類やメリット・デメリットを解説しますので、まずどのようなものなのか理解していきましょう。
種類
主に2種類のセルフ洗車機があります。それぞれの特徴を整理していきましょう。
ドライブスルー洗車機は、ファーストフード店でのドライブスルーと同じように、洗車するために重い腰を上げて車を降りたり、ホースを握って水をかけたりする必要は一切ありません。停車位置まで車を進めると洗車始まり、洗車が終わったら停車位置から車を発進させ、指定の場所に移動して車を拭きあげたら洗車完了です。
全自動洗車機では、停車位置まで車を進めたら洗車が終わるまで車の外で待ちます。拭きあげ作業は全自動洗車機でもドライバー自身で行う必要があります。指定の場所に車を移動させて、クロスなどで仕上げを行いましょう。
洗車機に使われているブラシの種類
洗車機に付いているブラシには、いくつかの種類があります。
- プラスチックブラシ
- ゴムブラシ
- 布ブラシ
- スポンジブラシ
いくつかの種類がありますが、今では多くの洗車機がスポンジブラシを採用しています。他のブラシ素材よりも柔らかく、車に傷をつけにくいことから重宝されているのがスポンジブラシです。
また、スポンジを使用しないノンスポンジタイプのセルフ洗車機も増えています。高圧洗浄によって汚れを落とす仕組みになっており、スポンジブラシよりも傷をつける心配がありません。
メリット
メリットは、以下の2つです。
- 自分で洗車をする手間がない
- 短時間で洗車できる
車をセルフ洗車機のある場所まで移動するだけで利用できます。洗車機が人の代わりに一生懸命洗車してくれるので、ドライバーが洗車せずとも愛車をピカピカにできるのが嬉しいポイントです。
また、洗車時間は「あれ、もう終わった?」と感じるほど気づけば終わっているスピード感があります。時間がないけど車をきれいにしたいときなどに便利です。
デメリット
デメリットは、以下の2つです。
- 傷がつくリスクがある
- 細かい部分は苦手
洗車ブラシによってお気に入りの車に傷がつく可能性があります。ブラシだけのせいではなく、付着しているほこりやゴミをこすることによっても傷がつくので、傷が心配な方には向かないでしょう。
また、あらかじめ決められた圧力や動きで洗車するので、しつこい汚れを念入りに洗ったり、見えない部分をしっかりこすったりするなど細かい動きは苦手です。細部に残った汚れが気になる、隅々まできれいにならないと満足できないという方は、後から仕上げをしなくてはいけません。
コースの種類と特徴
セルフ洗車機の主なコースの特徴をそれぞれ見ていきましょう。
- 水洗い洗車:水だけで洗車するコース
- シャンプー洗車:水とカーシャンプーで洗車するコース
- ワックス洗車:ワックス効果のあるカーシャンプーで洗車するコース
- 撥水コート洗車:洗車後撥水コートを施すコース
- ガラスコート洗車:ガラスコーティングを施すコース
- ポリマーコート洗車:ワックスよりも長持ちする皮膜処理を施すコース
車を洗うだけでなく、ワックスや撥水コートなどを施せます。水洗いが最も安く、プラスアルファの処理を加えるほど料金は高くなる点には注意が必要です。
セルフ洗車機を使うときに自分でやらなければならないことは?
すべてセルフ洗車機に任せっぱなしではなく、自分でやらなければならないこともあります。傷を防いだり、洗車を仕上げたりするために必要なので、忘れずに行いましょう。
あらかじめ水洗いしておく
ほこりや砂が付いたまま使用すると、ブラシとの摩擦で傷が付きやすくなります。傷を防ぐためには、あらかじめ水洗いしておくのがおすすめです。
洗車後に車を拭き上げる
洗車した後の拭きあげ作業は、ドライバー自身で行う必要があります。拭きあげ場所に車を移動させてクロスやタオルなどを使って、優しく水滴や泡を拭きあげてピカピカにしてあげましょう。
セルフ洗車機の使い方
セルフ洗車機をどうやって使えばよいのか不安な方も多いでしょう。使い方の手順は以下の通りです。
- 停止線まで車を移動しストップさせる
- 操作パネルでコースを選び、お金を投入する
- ドアミラーとアンテナをたたむ
- 洗車機のスタートボタンを押し、窓を閉めて停車位置まで車を進める
- サイドブレーキを引いてエンジンを止める
- ランプが点灯したら前進し、拭きあげスペースで仕上げを行う
セルフ洗車機を使えない車種
セルフ洗車機は、車種によっては使えない場合があります。また、使用はできるものの避けた方が良い車種もありますので注意が必要です。
サイズ制限を満たしていない車種
セルフ洗車機の一般的なサイズ制限は、高さ・車幅2.3m以内、全長5.2m以内です。
大型車はもちろんのこと、ハイエース スーパーロングなどの大きな車種も利用できません。比較的大きな車に乗っている方は、あらかじめセルフ洗車機のサイズ制限に適用しているか調べておきましょう。
使用できるが避けた方が良い車の特徴
サイズ制限を満たしていても、できればセルフ洗車機を使わない方が良い車もあります。ペイントをしている車やエアロパーツを装備している車は、洗車によって塗装やパーツの状態を悪化させる可能性が高いです。
まとめ
今回は、セルフ洗車機について詳しく解説しました。
ゲートの前でコースを選択し、駐車位置に車を進めるだけで簡単に使えます。多種多様なコースがあるので、自分の車や洗車する目的にマッチしたコースをセレクトしましょう。
また、サイズ制限を超える車は利用できず、ペイントをした車やエアロパーツを装備した車は利用を避けるのが無難です。
セルフ洗車機の使い方や特徴を理解したうえで、自家用車の洗車に活用してみてはいかがでしょうか。
この記事の監修者
早川 由紀夫
株式会社クルカCEO
新車販売、カーリース業界の第一人者。2005年に設立したジョイカルジャパンでは、創業以来Founder 兼 COOとして「0」から店舗開発、店舗支援を現場で一から推進し続けた。2021年10月1日よりジョイカルジャパン代表取締役社長 CEOに就任。新車ECサイトでの販売にもいち早く取り組み、オンライン完結のカーリースサービスを普及させた。2019年には、月額2万円台〜の業界最安値を実現した短期カーリース専門会社「クルカ」を設立。常に顧客ニーズを捉えたサービスを展開し、カーライフの進化を牽引している。
「所有から利用へ。カーリースは、車との関係を再定義する、時代の潮流です。月々定額で新車に乗れる手軽さだけでなく、車との付き合い方をもっと自由に、もっとスマートな新しいカタチに。このメディアが、皆様のカーリース選びの羅針盤となるように、最新情報や役立つ知識を発信していきます。」
この記事の執筆者
関 秀紀
クルカ営業部 マネージャー
「大学卒業後に某大手自動車メーカー系のリース会社を経て、クルカに入社。 リースキャリアは前職から合わせて5年。普段は営業職としてお客様に最適な車選びをご提案しています。 前職時代には保険人募集の資格を取得。自動車保険の提案も経験しており、安心・安全なカーライフのサポート。車選びと保険の相談は、是非、関までご連絡ください! 一人ひとりのお客様に良いご提案ができるようがんばります。」
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