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- 徹底比較!CX-8vsランドクルーザー
北米を中心に販売されているCX-9と国内で大人気を誇るCX-5を組み合わせたマツダのCX-8と、世界的に著名なクロスカントリー車であり半世紀以上の長い歴史をもつトヨタのランドクルーザー。
CX-8は2017年12月にリリースされたばかりの新しい車種ですが、ランドクルーザーは1951年に誕生しており、およそ70年間という非常に長い歴史を持つ車種です。
今回は、同じ3列シート仕様SUVのCX-8とランドクルーザーを様々な観点から徹底比較していきます。
グレード、車両価格
CX-8のグレードは、ガソリン車及びディーゼル車がそれぞれ「4グレード」、ガソリン特別仕様車が「4グレード」、ディーゼル特別仕様車が「3グレード」ラインアップされています。
ランクルのグレードは、ガソリン車の「4グレード」のみで、ディーゼル車やハイブリッド車はありません。
また、CX-8は全グレードにて「2WD」と「4WD」が設定されていますが、ランクルは全グレード「4WD」のみとなっています。
では、CX-8とランクルの車両価格を比較していきます。
ガソリン車比較
CX-8 | ランクル | ||
---|---|---|---|
グレード | 価格 | グレード | 価格 |
25S(2WD) | 2,994,200円 | – | – |
25S(4WD) | 3,230,700円 | GX(4WD) | 4,826,800円 |
25S PROACTIVE (2WD) | 3,445,200円 | – | – |
25S PROACTIVE (4WD) | 3,681,700円 | AX(4WD) | 5,247,000円 |
25S L Package (2WD) | 3,999,600円 | – | – |
25S L Package (4WD) | 4,236,100円 | AX”Gセレクション”(4WD) | 5,979,600円 |
25T Exclusive Mode(2WD) | 4,598,000円 | – | – |
25T Exclusive Mode(4WD) | 4,834,500円 | ZX(4WD) | 6,974,000円 |
車両価格は、エントリーモデルでは「約160万円」、最上位モデルでは「約210万円」ランクルの方が高くなっています。
エクステリア
CX-8とランクルのエクステリアデザインは誰もが違う印象を持つと思います。
とにかく洗練されたデザインで落ち着いた都会にマッチするCX-8と、大型SUVらしい大迫力のフォルムで都会でも大自然でも圧倒的な存在感を放つランクルは、見た目が大きく異なります。
CX-8は街乗り仕様、ランクルは街乗りにも大自然にもマッチするとにかく大迫力なSUVといったところです。
ボディサイズの比較は下記の表の通りです。
CX-8 | ランクル | |
---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4,900×1,840×1,730 | 4,950×1,980×1,870~1,880 |
ホイールベース(mm) | 2,930 | 2,850 |
最低地上高(mm) | 200 | 225 |
ボディサイズはランクルの方が一回り大きくなっています。
内装、インテリア
CX-8もランクルも落ち着いた大人の空間となっていますが、ランクルの方が機能面や質の高さでは勝っています。
ランクルにはCX-8には搭載されていない「前後左右独立温度コントロールフルオートエアコン」や「クールボックス」など多彩な機能が搭載されています。
また、CX-8のシート生地は最上位グレードでも「ナッパレザー」までしかありませんが、ランクルの最上位グレードには「プレミアムナッパ本革」が設定されており、質の高さでも差があります。
収納、定員人数
CX-8の乗車定員は「6名」または「7名」、ランクルの乗車定員はエントリーモデルのGXのみ「5名」、その他のグレードは「8名」となっています。
ランクルの収納スペースは、セカンドシートを折りたたみ、サードシートを跳ね上げることで大容量のラゲージスペースを確保することができます。
CX-8もセカンドシート及びサードシートを倒すことはできますが、ランクルと違い格納したり跳ね上げたりすることはできないため、荷物の積み込みやすさやラゲージスペースの使い勝手はランクルの方が優れています。
走行性能
CX-8は、「2.2リッターのクリーンディーゼルエンジン」と「2.5リッターのガソリンターボエンジン」、「2.5リッターのガソリンエンジン」の3つのエンジンが設定されています。
一方のランクルは「4.6リッターのV8エンジン」を搭載しており、CX-8と排気量が大きく異なります。
参考までに、CX-8の2.5リッターガソリンターボエンジンと、ランクルの4.6リッターV8エンジンのスペック比較を見てみましょう。
CX-8 | ランクル | |
---|---|---|
最高出力(ネット) | 169kW(230PS)/4,250rpm | 234kW(318PS)/5,600rpm |
最大トルク(ネット) | 420N・m(42.8kgf・m)/2,000rpm | 460N・m(46.9kgf・m)/3,400rpm/td> |
排気量の違いもありますが、ランクルの方が走行性能は優れています。
燃費
CX-8とランクルの燃費性能の比較は下記の表の通りです。
ガソリン車比較(WLTCモード)
CX-8 | RAV4 | |
---|---|---|
2WD | 12.0〜12.4km/L | – |
4WD | 11.6〜12.2km/L | 6.7〜6.9km/L |
燃費性能は「5.0km/L程度」CX-8の方が優れています。
燃費性能の差が生じている大きな要因は「総排気量」の違いにあります。馬力や加速力などの走破性能ではランクルが勝る分、燃費性能では必然的に劣ってしまうのです。
安全性能
CX-8は衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術を搭載している安全パッケージ「アドバンストSCBS」を、ランクルは「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しています。
安全性能の違いは下記の通りです。
- CX-8:先行車及び昼夜の歩行者も検知可能。
- ランクル:先行車及び昼間の歩行者を検知可能。
CX-8は夜間の検知機能も搭載されていますが、ランクルには搭載されていません。
また、CX-8は2018年度に予防安全性能評価において、最高ランクの「ASV+++」を獲得していますが、ランクルは2015年度に「ASV+」獲得と、タイトル面でも差が生じています。
このように、安全性能はCX-8の方がやや優れていることが分かります。
リセールバリュー
CX-8とランクルのリセールバリューの比較は下記の表の通りです。
CX-8 | ハリアー | |
---|---|---|
3年後 | 70〜80% | 70%程度 |
5年後 | 50〜65% | 50%〜60%程度 |
リセールバリューはCX-8、ランクル共に高い数値となっています。
CX-8はマツダの大人気SUVとして、ランクルはトヨタの高級SUVとしての地位を築きあげているために高いリセールを実現できているのです。
※リセールの箇所は車の状態やグレード、走行距離などの条件によって大きく変動するため、目安として考えてください。
まとめ
今回は、同じ3列シート仕様SUVのCX-8とランドクルーザーを様々な観点から徹底比較してきました。
CX-8はとにかく洗練された落ち着きのあるデザインが魅力で、ランクルは大型高級SUVらしい大迫力のフォルムが魅力のデザインとなっています。
上品で大人の雰囲気を好む方はCX-8を、大迫力で圧倒的な存在感のもとドライブを楽しみたい方はランクルがおすすめです。
この記事の執筆者
関 秀紀
クルカ営業部 マネージャーの関 秀紀です。大学卒業後に某大手自動車メーカー系のリース会社を経て、クルカに入社。 リースキャリアは前職から合わせて5年。普段は営業職としてお客様に最適な車選びをご提案しています。 前職時代には保険人募集の資格を取得。自動車保険の提案も経験しており、安心・安全なカーライフのサポート。車選びと保険の相談は、是非、関までご連絡ください! 一人ひとりのお客様に良いご提案ができるようがんばります。
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