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ワンボックスやSUVの屋根上に取り付けられているルーフレール。スポーツやレジャーなど、荷物の多い移動の際には大変重宝するアイテムです。スキー板やサーフボードといった長い道具でもルーフレールがあれば簡単に持ち運びが可能で、アウトドア用品も多く乗せられます。
自動車にルーフレールの取り付ければ、ラゲッジルームに入らない大きさの荷物をでも気軽に持ち運こべるため好む人は多いです。取り付ける際には、どのような車種が適しているのか、メリット・デメリットについて知っておくとより自分に適したルーフレールが選べることでしょう。
今回は、ルーフレールに適した自動車やメリット・デメリットについて解説していきます。
ルーフレールとは?
ルーフレールは、車内を荷物で人の乗るスペースまで占領されないように、大きな荷物を天井に乗せるための土台となるパーツです。自動車の屋根を利用して、両サイドにレールを固定させることからルーフレールと呼ばれています。
ルーフレールのうえにアタッチメント式のルーフキャリアやルーフボックスを取り付ければ、スキー板やアウトドア用品などのアイテムを積載が可能です。最近は、荷台としてだけでなくオシャレとしてルーフレールを取り付ける人も増えています。
ルーフレールの種類
ルーフレールといえば、ワゴンタイプやSUVの上に取り付けられていることが多いです。各メーカーではオプションとしてルーフレールが販売されています。
ルーフレールは、大きく2種類のタイプがあるのでそれぞれの特徴を挙げていきます。
ルーフレール
屋根とレールの間に隙間ができるものが一般的なルーフレールです。ルーフレールを上下からクランプ使いベースキャリアを固定します。
ダイレクトルーフレール
従来のルーフレールの進化系として登場したものがダイレクトルーフレールです。屋根とレールに隙間がない分、見た目にもスッキリしています。オシャレ感覚でダイレクトルーフレールをつける人も増えましたが、値段はルーフレールより割高です。
ルーフレールの装着が適している車種
前述にもありますが、ルーフレールはワゴンタイプやSUVといった車種に多く付けられています。
それでは、ルーフレールの装置に適している車種を挙げていきます。
トヨタ ランドクルーザープラド
ランドクルーザープラドといえば、オフロード車のなかでも日本だけでなく世界的に人気の高い自動車です。悪路に対応するだけでなく、アウトドアやレジャー、街乗りにもぴったりな自動車なので、ルーフレールを装着することを前提に購入する人も少なくありません。
マツダ CX-5
マツダCX-5は、クロスオーバーSUVとしてトヨタハリアーと人気を二分する自動車です。スタイリッシュな外装と広い車内空間、力強い走りで長距離移動にもピッタリです。旅行は荷物は多くなりがちですが、ルーフレールを取り付けることが可能で室内の広さを維持することができます。
ルーフレールをつけるメリット
ルーフレールをつける最大のメリットは、やはり荷物をたくさん乗せられることです。
車内は、ハンドルやシート、ダッシュボードなどさまざまな装備が施されています。大型のオフロード車やSUVでも、スキー板やテントや椅子などのキャンプ用品を車内へ収納しようとすればシートを倒したりフラットにするなど収納場所を確保しなければなりません。また、乗車定員を減らしたり車内が煩雑になる恐れもあるのです。
一方、ルーフレールがあれば、シートを占領することもありません。大家族での移動も快適で、見た目もスッキリした状態で大量の荷物を運ぶことができます。
ルーフレールをつけるデメリット
メリットがあれば、それが場合によってはデメリットに繋がることもあります。
ルーフレールは屋根の上に直接取り付けるため、車種によっては高速で風切り音が聞こえることがあります。また、ルーフレールの高さ分だけ車高が高くなるため、屋根のある駐車場や高架下など高さ制限のある場所の通行不可となる可能性もあります。
ルーフレールの選び方
ルーフレールは利便性に富んだアイテムですが、選び方を間違えてしまうと取り付けたことを後悔するおそれもあります。愛車に合ったルーフレールを選ぶためのポイントを抑えておくことが重要です。
それでは、自分にあったルーフレールの選び方をみていきます。
車種とサイズのあったルーフレールを選ぶ
最近では、インターネットからでも気軽に購入ができるルーフレールですが、自動車の寸法をよく確認せずに購入するのは危険です。サイズが合わないルーフレールを無理矢理取り付けようとすれば、自動車に傷を入れたり走行中に落下する恐れもあるので、必ず車種やサイズを確認して購入しましょう。
取り外し可能なルーフレールを選ぶ
ルーフレールには、固定タイプと取り外し可能なタイプかあります。オフロード車やSUVはルーフレールに対応しているものが大半ですが、なかにはルーフレールを取り付けることで全高が変わり車検の際に取り外さないと合格しない場合もあるのです。そのため、取り外しが自分でもできるタイプのルーフレールを選びましょう。
耐久性があり錆に強いタイプを選ぶ
価格を優先するのは決して悪いことではありません。しかし、ルーフレールは車外に取り付けるパーツです。安さだけで選んでしまうと耐久性に乏しかったり、雨や雪による錆が発生する恐れもあります。
安さにだけ囚われず、購入する際には耐久性や素材をよく確認しておきましょう。
ルーフレールは車両購入時につけるのがおすすめの理由
前述にもありますが、ルーフレールだけでは荷物を乗せることはできません。ルーフレールは、自動車の両サイド縦に取り付けられたパーツです。ルーフレールにクロスさせて取り付けるルーフキャリアやそのうえに乗せるルーフボックスなどが必要です。
純正のルーフレールは基本的にメーカーオプションとなります。新車を購入する際に、注文しておかなければディーラーで取り付けることはできないため自動車を購入するタイミングで取り付けましょう。
まとめ
今回は、ルーフレールに適した自動車やルーフレールをつけるメリット・デメリット、装着のタイミングについて解説してきました。
アウトドアやレジャーを楽しむ目的だけでなく、オシャレ感覚でルーフレールを取りつける人は増えています。最近では、オフロード車やSUVに取り付けられたルーフレールは車種に合ったカラーや素材が使われていて違和感はありません。外注品のラインナップも豊富で自分で取り付ける人も増えました。
荷物が多く乗せられたりオシャレ感覚で付けられる反面、燃費が悪くなる可能性もあることを理解しておく必要があります。取り付ける際には自分で取り付けると車の安全性に問題が生じたり車体を傷つけてしまう恐れもありますので、新車を購入する際のオプションとしてメーカー側で取り付けてもらうことをオススメします。
この記事の執筆者
小嶋 啓意
クルカ事業部 統括マネージャーを務める小嶋です。新卒から自動車業界一筋15年のキャリアがあります! 大学卒業後、某大手国内ディーラーの営業職を経て、クルカに入社しました。 自動車業界のキャリアの長さは社内屈指。「車といえば、小嶋さん」と社内で言われるレベルの車好き。車は三度の飯より大好きです! ディーラーや現職の営業経験を生かした車選びのご提案が得意です。長年の経験から、お客様にとって最適な1台をご用意いたします。 営業時代は商品のスペックを理解し、お客様に提案することをモットーにしましたので、自動車のスペックに精通しています。 弊社Youtubeチャンネルでは、車選びの知識やクルカで取り扱っている車種の解説もしています。 ぜひ車選びの参考にしてみてください! →YouTubeクルカ公式チャンネル
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