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更新日 2022.03.01(公開日 2020.6.26)
アラウンドビューモニターとはいったい何?
車を利用する上で、駐車は欠かせない運転技術です。自宅や立ち寄ったお店に駐車する必要がありますが、狭い場所に停めることもあり、苦手という方が多いでしょう。そこで役立つのが、アラウンドビューモニターという装備です。
今回は、アラウンドビューモニターについて、特徴やメリット・デメリットを解説します。クルカで取り扱っているアラウンドビューモニターを搭載している車種もご紹介するので、車選びに役立ててみましょう。
アラウンドビューモニターとは?
アラウンドビューモニターとは、ドライバーから目視しにくい車周辺の様子をモニターに映し出すシステムです。車両のフロント、リヤ、右側面、左側面の4方向についたカメラが車の周囲を映し、映像処理ユニットがリアルタイムで画像を統合するという仕組みによって、車を上から見たような映像を実現しています。
アラウンドビューモニター搭載車に乗れば、ドライバーが苦手にしていることも多い駐車において、車の周囲をモニターで確認できるので、スムーズに車庫入れすることができます。
アラウンドビューモニターは、元々日産が初めて開発したシステムです。今では、日産以外の自動車メーカーでもアラウンドビューモニターの機能を持ったシステムが利用されています。自動車メーカーによって名称が異なるので、各メーカーでの名称を確認しておきましょう
- スズキ:全方位モニター
- トヨタ:パノラミックビューモニター
- ホンダ:マルチビューカメラシステム
- マツダ:360°ビューモニター
- 三菱:マルチアラウンドモニター
- ダイハツ:パノラマモニター
アラウンドビューモニターのメリット
アラウンドビューモニターが装備されていると、搭載されていない車種に比べて、駐車のしやすさや安全性といった面でメリットがあります。主なメリットを3つご紹介します。
車の周りをモニターで確認できる
アラウンドビューモニターのない車の場合は、車の周囲を確認する方法は視認しかありません。視認できる範囲には限界があるので、周囲の状況をすべて把握するのは難しいです。
アラウンドビューモニターを搭載していると、モニターで車がどのように動いているかがわかります。隣の車両や建造物との間隔がわかり、安全に駐車ができるでしょう。
スムーズに駐車できるようになる
自動車を駐車するのは、自宅の駐車場だけでなく、慣れない店舗や混雑している施設などの場所もあります。駐車に手間取ってしまうと、焦ってぶつけてしまったり、無駄な時間がかかったりするでしょう。
アラウンドビューモニターを搭載していれば、モニターを確認しながら操作すれば良いので、駐車が格段にスムーズになります。駐車が原因で外出が不安になることもなく、気持ちを楽に出かけられるはずです。
車の死角に気づき接触や事故を防げる
自動車には、人の目だけでは確認できない死角があります。アラウンドビューモニターがあれば、車の四方を確認できるので、死角からの危険を防ぐことができます。
死角から飛び出してくる歩行者などにいち早く気づくことが可能です。接触や事故のリスクが高いバックで駐車場から出るときなどの後方確認がしやすくなります。
アラウンドビューモニターのデメリット
アラウンドビューモニターは確かに便利ですが、装備に頼り切りになるとかえって危険があります。値段にも影響するので、予算が多く必要になるでしょう。アラウンドビューモニターで気を付けたいデメリットを2つおさえていきましょう。
装備に頼って目視を怠ってしまう
アラウンドビューモニターによって、モニターひとつで周囲を確認できるので、つい頼りきりになってしまいがちです。目視を怠ってしまうと、しっかり視認すべき障害物や歩行者を見逃してしまうかもしれません。
また、アラウンドビューモニターはシステムなので、故障などが原因で作動しなくなる可能性もありません。いざというときに視認が習慣になっていないと、スムーズな駐車ができなかったり、接触や事故を起こしたりすることもあるでしょう。
車両価格が高くなる
アラウンドビューモニターを搭載している車種は、搭載していない車種に比べて、車両価格が高くなります。例えば、「日産 ノート e-POWER MEDALIST FOUR」にメーカーオプションでインテリジェントアラウンドビューモニターを付けると、77,000円の追加費用がかかります。自動車購入の予算によっては、搭載が難しくなることもあるでしょう。
クルカでリースできるアラウンドビューモニター搭載車
新車リースクルカでは、アラウンドビューモニターが搭載された車種を複数取り扱っております。トヨタ アルファード、マツダ CX-5などを用意しています。
クルカは、他社よりも安いリース価格が魅力です。高残価設定やオンライン手続きによるコストカットなどによって、格安のリース価格を実現しました。最短1年から短期リースであり、故障リスクや契約リスクを心配する必要もありません。
すべて新車で提供しているので、新しくてきれいなアラウンドビューモニター搭載車に乗りたい、新型の車種に乗りたいという方は、ぜひ利用を検討してみましょう。
車種 | リース料金(税込) |
---|---|
トヨタ アルファード | 43,800円~ |
トヨタ ハリアー | 32,800円~ |
トヨタ ランドクルーザー | 89,800円~ |
トヨタ ランドクルーザープラド | 38,800円~ |
マツダ CX-5 | 49,800円~ |
マツダ CX-8 | 59,800円~ |
まとめ
今回は、アラウンドビューモニターについてご紹介をしました。
アラウンドビューモニターは、日産が初めて開発したシステムで、車の四方に取り付けられたカメラを使って、車の周囲をモニターで確認することができます。スムーズな駐車や死角の障害物・歩行者の確認などを実現してくれます。
一方で、アラウンドビューモニターに頼り切りになると視認が疎かになることや車両価格が上がることはデメリットと言えるでしょう。駐車が苦手な方や安全性能にこだわりたい方は、アラウンドビューモニター搭載車を選んでみてくださいね。
この記事の執筆者
白幡 魁都
クルカ営業部 リーダーの白幡 魁都です。キャリアは新卒から、自動車業界一筋。新卒は中古販売会社に入社。その後、クルカに中途で入社しました。 カーリースのキャリアは2年以上あり、中古車の市場の知識や買い取り業務の経験は社内で一番知識があります。 リースのご相談のほかに、前職キャリアを活かし、お車の下取りのご相談を承ることも可能です。また中古車販売社の頃は、主に軽自動車を取り扱うことが多く、軽自動車の情報や知識にも自身があります。 これまでのキャリアを活かし、車の乗り換えや買い替えといったコラムの監修にも携わっています。
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